SSブログ

九頭竜の道 [c o m i c]



  • 『ビッグコミック』という青(成)年誌で「佐武と市捕物控」は、マンガから劇画にと化粧変えをした。「馬がゆく!」「九頭竜」「さんだらぼっち」と、劇画、コミックの間を右往左往する間の、その狭間の作品が、実はこの「九頭竜」である。/「佐武と市捕物控」の劇画を「馬がゆく!」でコミックに変え、「九頭竜」で再び劇画に戻った、そんな感じの作品──。作品の誕生由来を考えてみる。時代の化粧法に左右される表現媒体(それも極端に!)となれば、先ず、それに合わせようとするのは当然である。/ 次に、時代に関係なく、その時代の、作者のメンタルな部分に左右されて生まれてくるモノがある。「九頭竜」はそのどちらから生まれた作品だったのだろう。恐らくは、他の多くの作品同様、その両方が作用しているのだろうが、それにしてもこの時期、ボクはどんな、"憂鬱" を抱え込んでいたのか?
    石ノ森 章太郎 「劇画とコミックス「九頭竜」の時代」


  • ■ 買厄懸場帖 九頭竜(ビッグコミック 1974-75)石森 章太郎
  • 売薬行商人・九頭竜を主人公とする時代劇画。売子の藤兵衛、十目吉と日本各地を行脚しているが、売薬だけでなく、買厄(請負い殺人)も引き受ける。帳主(九頭竜)は幼い頃、何者かに鏖殺された村の生き残りで、村の名称も本当の名前も分からず、死んだ母親が握り締めていた九頭竜の前金物だけが唯一の手懸かりだった。「富山の薬売り」 は出生の秘密を探索する九頭竜の仮の姿である。「一番目の闇送り」 「ろくでなしの墓」 「母の亡骸」 「逃げ水」 「惚れ薬」 「反吐」 「唐変木」 「血達磨」 「龍の髭」 「ぬばたば」 「坩堝の中」 「笈摺」 「轍の鮒」 「過去」 「邀撃」 「逮夜」 「裂帛」 「鼠賊」 「追儺の鬼」 「寝刃」 「破落戸」 「乱麻斬刀」 「娘師」 「泡沫」 「一番終わりの闇送り」。25話の章題が引受ノ「いろはにほへとちりぬるおわかよたれそつねならむうゐ」から始まる凝った趣向。作者は《復讐と謎解きをひきずる長い陰鬱な物語。劇画という化粧法の真骨頂は "陰" の部分にある、と考えていたのかもしれない》と述べている。

    奈良・生駒郡平群摩崖仏村。瀕死の山鳩を心配そうに見つめている少女。九頭竜は長く苦しまないように鳩の首を絞めて成仏させて、懇ろに埋めて墓を作る。宿場で相部屋に成った労咳病みの吾一に間違えられた九頭竜は庄屋の安五郎から、自分の命を狙いに来た桑畑の吾一(前の庄屋の1人息子)の殺害を頼まれる。女房を脅して安五郎の部屋に忍び込んだ吾一を九頭竜が斬る。買厄料の九十両を手にして庄屋の家を後にした九頭竜に安五郎たちが襲撃する。十両は庄屋の命の代金だった。薩摩国草牟田の宿。九頭竜は薩摩藩内の富山売薬行商差し止め令を撤廃してもらおうとする富山売薬人を招く。偽金造りと密貿易をネタに城代家老調所笑左衛門と交渉して、藩内立ち入り構いなしという約定を交わす。山陰道因幡国。美作街道「智頭の宿’・湯谷村で、九頭竜は川縁で洗濯をしている出雲屋の女房せつと出会うが、宿の女中みよと偽る。店の番頭の喜作と駆け落ちした女房は夜這い女郎の真似をして懐柔しようとする。出雲屋の主人から買厄を請け負った九頭竜は手拭で絞殺しようとするが、殺された母の骸に護られて1人生き残った時の記憶がフラッシュバックして思い留まる。

    立山地獄谷。富山に帰郷した帳主・九頭竜と売子の藤兵衛と十目吉。実家に戻ると、親父は毒殺され、囲炉裏に「漆間屋」という文字が遺されていた。漆間屋の娘・お篠に会いに行った十目吉は大帳主・榎屋の若旦那と結納を交わしたことを知らされてショックを受ける。九頭竜が漆間屋を訪れると、主人も毒吹矢で殺されていた。下手人に疑われた十目吉だが、九頭竜の説得によって、お篠がアリバイを証言して無罪放免となる。大阪北・平河町。藤兵衛が行商に訪れた浪花屋には竜の彫刻や置物があった。主人の松左衛門から「惚れ薬」を所望された九頭竜は、お糸に調合して飲ませる。松左衛門が欲しがった煙草入れの前金物は戸隠山の白萩隕鉄から彫ったもので、大きな秘密が隠されていた。「この隕鉄から流星刀と名付けられた五ふりの刀身、五つの鍔、そして五枚の九頭竜を彫った前金物が鋳造された」という。信州戸隠山。その風聞と出生の秘密の関係を追う九頭竜。鬼護村の庄屋の家に泊まり、主人から一人娘の紀乃を赤鬼に奉納しなければならない、半年に一度七日七晩生娘を赤鬼に嫁入りさせなければ山伏たちが村に来て暴れる‥‥と聞かされる。

    千国街道。一服していた九頭竜は腹を下していた神城の猪吉に薬を渡す。放置された馬の近くの草叢で瀕死の男(孫吉)を見つけると、勘違いした男たちが襲いかかる。一蹴した九頭竜の腕を見込んで、お蝶姐が銀次郎親分の警護を頼む。中馬と呼ばれる馬子たちの荷物運搬を一手に束ねている銀次郎と、通行税として宿場で口銭を徴収していた "猫虎の親分" 安五郎は対立していた。明日、銀次郎は穂高の宿で猫虎と話し合うことになっていたが、孫吉は頼まれもしないのに銀治郎の殺害しようと企てていた。二口街道・表磐司岩麓・石橋村。医者康庵に会いに来た九頭竜は娘・お由紀から弟・伸太郎の噂を聞かれる。姉に火傷させたという濡れ衣を着せられた弟は7年前に家出していた。村長の若旦那(幸平)の娘かのが誘拐されて、「──身代金千両。娘の生命が惜しくば表磐司岩の天狗岩に明日正午までに持参せよ。持参するのは幸平自身に限ることにする。その他の誰が来ても──もちろん役人などに届け出たりした折りには──即座に娘は殺す」という脅迫状が届く。伸太郎は惚れた娘(お勝)を幸平に取られたことで憎んでいたのだ。

    木立の中で一服していた九頭竜は "竜の髭" を採っていた少年(弥吉)に出会う。病気で寝たきりの祖父の薬を作るためだったが、爺ちゃんは一昨日に死んでいた。父を殺され、母(お民)も連れ去られた弥吉は復讐しようとする。少年の買厄引受人となった九頭竜は桜屋に泊まって、宿場名主の孫兵衛のに忍び込んで、お民を連れ戻そうとするのだが‥‥。江戸。九頭竜は娘から病気の父の薬を所望される。無一文で、借金の形に女中奉公(お妾)に明日出される身だった。ところが九頭竜の前金物を目にした父(小間物屋の宗平)の態度が豹変する。金貸しの検校も同じものを持っていたという。九頭竜は芝伊皿子町、検校・青梅鯨針邸を訪れて、小間物屋宗平の借金を返済する。煙草を吸おうとすると、検校の顔色が変わる。殺された母が握っていた九頭竜の前金物と同じものを検校も持っていた。しかし母親殺しの下手人は9枚ある前金物を持っていない者、無くしたと言って村に戻って男児を連れて来た仲間の1人‥‥九頭竜の義父だった?‥‥検校と九頭竜は前金物を賭けて戦う。

    女掏摸(篠)が逃げる際に柳行李の上に預けた財布を九頭竜は返さなかった。藤兵衛から毒薬の話をしたがる男のことを聞いた九頭竜は盗人仲間だった男(麻吉)との買厄を引き受ける。江戸・日本堤田町の孔雀長屋に住む麻吉の許を訪れる。篠は麻吉の娘ではなく、水茶屋に務めながら病気がちの父親の面倒を見ている感心な娘と思われていた。篠が嘘を吐いて掏摸をしていたことを知らされた麻吉は九頭竜に殺される前に自ら腹を斬る。悲鳴を上げて震え蹲る娘(ちづる)を抱きしめる母親(もえ)。秩父観音霊場。九頭竜は変な男に尾行されて殺されるという札所巡り(逆打ち)の母娘に同行する。御霊場巡りは娘が間引きした嬰児の供養のためだという。用足しに行った娘が悲鳴を上げて逃げて来るが、九頭竜が向かった現場には誰もいない。新たな悲鳴が聞こえて、九頭竜が2人の許へ戻ると、母親が突き落とされて仰向けに倒れていた。笈摺(巡礼が着物の上に着る袖なし衣)を脱いで全裸になった娘が九頭竜に襲いかかる。ちづるは狂っていた。もえと亭主の情交を初子の産み月に見てしまった娘は夫を殺害し、身籠もっていた子も流産していたのだ。

    盲目の琵琶法師に出合い、石仏(九頭竜の羅漢像)を目にした九頭竜は押切村に向かう。千馬村落の石切場で、山伏の一味に殺されると脅える石工から話を聞く。昔出稼ぎに行った石工は道中道連れになった男の口車に乗せられ、目隠しされて山奥の小さな村落に連れて行かれた。そこは山伏の修業場に見せかけた "隠し金山" だった。掘り出した金は精錬所で延棒に変えられて運び出された。前金物9枚に隠し場所を刻み込んだこと、掘り尽くされた最後の日に村人を鏖殺しにしたこと。山伏たちの計略を盗み聞きしていた男は毒の入った酒と馳走を飲み食いせず、物陰に隠れて村に逃げ帰った‥‥法師に彫らされた羅漢像は九頭竜を誘き寄せる罠だった。こぶ猿の放った白猿軍団と巨漢の阿呆(でく)に捕らえられ、逆さ吊りにされてしまう。天涯法師は罠を仕掛けて前金物1枚を入手していた。仲間に加わって黄金の分け前を得るか、己の命を捨てるかを一晩吟味する猶予を与えられる。その夜、九頭竜は前金物を追う女(蛇姫)と少年(天平)姉弟に救けられる。こぶ猿と阿呆が見回りに来た。九頭竜は2人の首を斬ったが、前金物の入った巾着を奪った天平は阿呆に絞め殺される。

    最上川・碁石川村。九頭竜を追って旅に出た天涯法師と幽鬼。宿泊を断られた九頭竜は村境の経堂で風雨を凌ぐ。情に絆されて法師親子を泊めてしまった亭主(喜八)は村長に相談して、酒で酔い潰させ女(女房)を抱かせる。売薬人の居場所を聞き出した法師と幽鬼は経堂へ向かう。嵐の中、小鵜飼舟を誘導して難破させる。村人たちは破船の積荷を奪う "川賊" だった。破船から脱出した山伏たちが村人を逆襲する。幽鬼が山伏を斬り、九頭竜が幽鬼を倒す。外ヶ浜街道・飛竜岬。素潜りした九頭竜は海中で全裸の女に遭遇する。一夜の宿を所望すると、今夜は "逮夜" で無理だが、私の家なら泊められると言う。九頭竜の着物を探って前金物を奪おうとする十目吉を藤兵衛が諌める。十目吉は蛇姫に恋心を抱いていたが、蛇姫は九頭竜に恋していた。迎えに来た女が網元の家へ案内する。この村には海神の気を鎮めるために生贄の女を捧げる風習があった。"網元" とは生娘まま一生養なわれる女のことだった。漁に出る前夜、男たちは女たちと情交を結ぶ。この忌まわしい掟を破るために網元は九頭竜を誘い込んだのだ。居場所を嗅ぎつけた天涯法師が誤って、十目吉を殺めてしまう。

    北国西街道・猿ケ番場峠。地下室で九頭竜の前金物を検める半裸の肥満男。死んだ十目吉の代わりに売子となった蛇娘が九頭竜の前金物を得ようとして肥満男の山小屋を訪れる。「竜 ・竜・竜‥‥」と互いに9回繰り返す合言葉を交わし、地下に降りて手文庫の中に隠してある前金物を確かめるが、寝返り者くノ一の報告を得ていた変態男に手籠めにされてしまう。帰りの遅い蛇姫を心配した九頭竜と藤兵衛が山小屋へ行く。九頭竜がを倒し、藤兵衛が蛇姫を救出する。前金物と金銭を盗み出し、ケダモノを滅多刺しにしていた情婦は天涯法師に斬り殺される。甲州街道・韮崎付近。川で顔を洗っていた天涯法師の隙を突いて、九頭竜の前金物を盗んだ男は手にした盗品を蛇姫に見咎められる。ところが蛇姫は3人の虚無僧に取り囲まれる。寝返りくの一を殺しに来た山伏たちだった。蛇姫と虚無僧たちは前金物を持って逃げた男の後を追うが逃げられてしまう。くの一を冥途に送ろうとする3人の虚無僧を九頭竜が斬り倒す。前金物を金銭に換えようとして舞い戻った盗人は法師に斬り殺される。

    京都。藤兵衛が落魄れた公家の屋敷に行くと、自殺するため毒薬を所望された。改めて九頭竜が窺うと、毒殺したいのは麻呂ではなく、舎人の鬼十だった。去年の大晦日、追儺の儀の折りに鬼として雇った流れ者は女房と密通していた。公家は鬼十が持っている黄金の隠し場所を記してあるという竜を彫った前金物を手に入れたかったのだ。九頭竜と鬼十との一騎討ち。親父から譲り受けたという "九頭竜" は対立する連中の動向を探る仕掛けの罠(偽物)だった。広島・赤崎。九頭竜と藤兵衛、蛇姫は薬屋松本に宿泊していた。塩飽の島から奉公に出された少女(もと)から、海賊だった祖父の戦利品の中に "九頭竜" が混じっていたという話を聞かされる。1年間貯めた給金で買った包みを母親に届けてくれるだけで良いという。舟を雇って島に渡った九頭竜が母親(みの)に手渡した中身は店から盗んだ "小堕しの薬" と娘からの添え文だった。義父が寺へ "九頭竜" を探しに行き、みのが九頭竜と同衾する。実家に "九頭竜" があるというのは "小堕しの薬" を島に届けるための嘘だった。

    父親を殺した破落戸が母親を人質して袋小路に逃げ込んだ。通りかかった九頭竜が手負いの母に血止め薬を飲ませると意識を失う。毒を処方して殺したという九頭竜の言葉を真に受けて逆上した息子の手に鎌を突き刺す。その手並みを見ていた叶屋の主人が3人の破落戸を始末して欲しいと依頼する。長い間、ある事情から主人も連中に強請られていたのだ。若い女房との情交中に男が金を強請りに来る。庭で酒を飲んでいる2人の仲間と男を九頭竜が斬り殺す。破落戸は父親に母親を殺された息子だった。女房殺しを知られた叶屋が九頭竜に銃口を向ける。息子の放った短刀が首に刺さり、銃弾が若い女房の頭に当たる。折り鶴を蛇姫に向けて飛ばす三味線弾きの姐さん。寝返ったという蛇姫の評判を覆すためにも、2人で協力して天涯法師の持っている "九頭竜" を奪おうと計画する。母の死のトラウマから裸の女を抱けない九頭竜は蛇姫の求愛を拒否せざるを得ない。蛇姫と三味線弾きは風上と風下から天涯法師を襲撃するが殺されてしまう。駆けつけた九頭竜が法師を斬ったが遅かった。

    女郎に筆下ろしした九頭竜。"九頭竜" が隠されている土蔵の錠前は真っ白な娘のように硬く、4人の用心棒に昼夜2人交代で見張られていた。高木屋の内儀に "九頭竜" を見せて気を惹いた九頭竜は一泊する。女房は亭主の留守に手当り次第に男を引き込む色好み。土蔵の傍にある自分の寝屋に男を誘い込む時だけ用心棒の姿が消えるという。その隙に藤兵衛が頑丈な錠前を抉じ開ける。夜遅く旅から帰宅した主人が乳繰り合っていた女房と九頭竜と対峙する。拳銃を構える亭主を倒すと、夫を嗾けて盗ませた "九頭竜" を女房が差し出す。土蔵の中には2枚の "九頭竜" が隠されていた。赤石連山・惣矢川。雪面でスキーに興じる九頭竜と藤兵衛。夜祭り神楽の舞い手に選ばれた男は女絶ちの前に情交し、滝に打たれて身を清める。9人で神楽舞をして、湯立ての舞で生贄に煮湯を浴びせる。9人が祠に入り、5人が面を外して出て来た。集まった500余人の同志たちは "大事の決起" を宣するのを待っていたが、誰一人出て来ない。戸を開けて中を覗くと2人の同志が殺され、9枚の "九頭竜" が消えていた。祠の窓口から逃走した2人‥‥雪上には4本の線が麓へ向かって消えていた。

    伊豆葛崎。崖下に降りた九頭竜と藤兵衛が穴岩を発見する。九頭竜は海から首を出した高さから崖を見る‥‥9枚の "九頭竜" は同じ造りだった。竜の眼に嵌め込んだ硝子状の石に傷があった。陽の光を通すと「伊豆葛崎穴岩海首崖」の9文字が顕われた。崖の洞穴に隠されていた黄金(金の延棒)は運び出さず、入口を爆破して埋めることにした。村人鏖殺の謎と本当の名前を探る九頭竜の長い旅は終わった。藤兵衛が何者かに斬首される。九頭竜は突然現われた、埋蔵金を護っていた男を斬首する。「久蔵」と呼んで喜ぶ女に抱きつかれた九頭竜は伊豆葛崎で暮らすことにする。《‥‥遠い古代、ほぼ時を同じくして同じような勢力を持った部族が海のかなたの大きな陸から、この小さな島国に渡ってきた。食いつめたのかそれとも他の種族に追われてなのか‥‥それはわからない。その二つの勢力は、この島の支配をめぐって争うことになった‥‥。その争いのほんのいくつかは、歴史の教科書にも載っている──。この「九頭竜」のエピソードはそうした "歴史" の裏側の争いだった‥‥》

                        *
    • 「石ノ森章太郎萬画大全集 8-17~19」(角川書店 2007)をテクストに使いました

    • 「復讐と謎解きをひきずる長い陰鬱な物語」 ですが、ハッピーエンドなのでしょうか?
                        *


    買厄懸場帖 九頭竜 1 ── 石ノ森章太郎萬画大全集 8-17

    買厄懸場帖 九頭竜 1 ── 石ノ森章太郎萬画大全集 8-17

    • 著者:石森 章太郎
    • 出版社:角川書店
    • 発売日:2007/11/30
    • メディア:コミック
    • 目次:一番目の闇送り / ろくでなしの墓 / 母の亡骸 / 逃げ水 / 惚れ薬 / 反吐 / 唐変木 / 血達磨 / 巻末資料


    買厄懸場帖 九頭竜 2 ── 石ノ森章太郎萬画大全集 8-18

    買厄懸場帖 九頭竜 2 ── 石ノ森章太郎萬画大全集 8-18

    • 著者:石森 章太郎
    • 出版社:角川書店
    • 発売日:2007/11/30
    • メディア:コミック
    • 目次:龍の髭 / ぬばたば / 坩堝の中 / 笈摺 / 轍の鮒 / 過去帳 / 邀撃 / 逮夜 / 裂帛


    買厄懸場帖 九頭竜 3 ── 石ノ森章太郎萬画大全集 8-19

    買厄懸場帖 九頭竜 3 ── 石ノ森章太郎萬画大全集 8-19

    • 著者:石森 章太郎
    • 出版社:角川書店
    • 発売日:2007/11/30
    • メディア:コミック
    • 目次:鼠賊 / 追儺の鬼 / 寝刃 / 破落戸 / 乱麻斬刀 / 娘師 / 泡沫 / 一番終わりの闇送り

    タグ:ishinomori comic
    コメント(2)