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サイボーグ 009ノ7 [c o m i c]



  • ‥‥フランス人の "鹿狩り" 、イギリス人の "狐狩り" などは、もともと狩猟の神に捧げる宗教的儀式だった。それが、いつのころからか貴族たちのてごろな "野外スポーツ" になり、 現在(もなお、時折行なわれては、動物愛護協会などから非難されたりしているが‥‥)では、さらに金持ちの《白人たち》の単なる暇つぶしの "お遊び" になってしまっている── / ‥‥この "狐狩り" の遊びを《白人たち》はアフリカへ持ち込んだ。しかし、アフリカには狐はいない。そこで《白人たち》は、わざわざ本国から狐の肉を空輸し、それを皮袋に包んで黒人に持たせ──狐の代役として走らせることを考えついたのである──。さて──このアフリカは‥‥もともと黒人たちと動物たちの大陸であった。/ ──《白人たち》が侵入してきたのは、この大陸に埋蔵されている金やウラニウムなどの豊富な鉱脈をはじめとする、さまざまの金になる "資源" が目当てである‥‥。/ "資源" は他にもある──動物たち‥‥。/ ‥‥そして、そこから "人的資源" ‥‥奴隷としての黒人たちだった──。
    石森 章太郎 「裸足のザンジバル編」


  • 「裸足のザンジバル編」(少年チャレンジ 1979)
  • 海中水泳するピュンマ(008)、ジェット(002)、イルカに変身したグレート(007)、ジェロニモ(005)、フランソワーズ(003)、島村ジョー(009)たち。彼らが岩場に上がるとギルモア博士と張々湖(006)は釣りをし、ハインリヒ(004)とイワン(001)はパラソルの下で昼寝をしていた。人間にとってスポーツとは何か?‥‥解放感、快い疲れ、健康、リフレッシュ、肉体と精神の強化鍛錬、食後の腹ごなし、中年の肥満防止対策‥‥。中東大戦の煽りでオリンピックが中止になりそうだとジェットが危惧すると、ハインリヒが五輪は平和の象徴なんかじゃないと異を唱える。「スポーツそのものが元来、闘争本能からスタートしている血腥いものなの」だと。ピュンマは「人間の持つ "闘争本能" の代替行為なのかもしれない」と同調しつつ、「アフリカに独立運動の嵐が吹き荒びた頃の古い話」「ザンジバルという1人の走り続けた黒人少年の物語」を語り始める(以下の「物語」に009たちは一切登場しない)。

    黒人少年が腰からブラ下げた紐の先に狐の肉の入った皮袋を括り付けてアフリカの平原を走る。ドーベルマンたちを先頭に、馬に乗った一団が少年の後を追う。獰猛な猟犬に追い着かれ、辛うじて樹の上に逃れる。少年ザンジバルは「狐狩り」の獲物として白人たちの慰みものになっていたのだ。アフリカに存在しないキツネの代わりに走り続ける黒人少年。アフリカに侵入した白人たちの目的は大陸に埋蔵されている金やウラニウムなどの鉱脈資源と野生動物、黒人たちだった。黒人を奴隷として支配する白人たちに対する反乱・独立運動がアフリカ各地で起こった。ある日、独立運動の戦士となった親友ジャッカルが現われて、ホワイト・ハイランドに「キツネ」として雇われているザンジバルを非難し、白人どもの犬(狐)となった仲間も許さないと警告する。「狐狩り」の最中に馬上の白人たちが投げ槍で奇襲攻撃される。猟銃で黒人ゲリラを撃退した白人たち。父親を殺された白人の娘は気丈にも「狐狩り」を続行する。

    街中で蜂起した黒人たちの暴動が起こり、白人娘も大邸宅を武装ゲリラに爆破〜焼かれて自家用ヘリコプターで脱出せざるを得なかった。その戦闘で負傷したジャッカルはザンジバルに「お前は間違っている。戦わなければ何も変えられない。血を流さなければ何も得られない」と言い遺して死んで行く。親友の名前を叫んで泣くザンジバル。夏季オリンピックにアフリカの一小国ウフルの代表選手として1人だけ参加した黒人青年がいた。裸足のザンジバルはマラソン・ランナーとして、2位以下の選手を大きく引き離して42.195kmを駆け抜ける。部屋の窓越しにザンジバルの勇姿を複雑な思いで見つめる白人娘。高層ビルが建ち並ぶ大都会の街からアフリカの大草原へと移り変わり、ザンジバルは羽撃く無数の鳥と並走。太陽をバックに飛ぶ鳥たちと岩場で寛ぐ009たちのシルエットが重なる。ウフル(Uhuru)はスワヒリ語で「自由」、ザンジバル(Zanzibar)には「奴隷の島」という意味もある。

  • 「水霊の泉編」(週刊少年サンデー 1979)
  • アフリカのザイール・キサンガニ国立公園にピュンマ(008)が到着する。飛行艇から降り立った先輩を公園管理官のブバカルが出迎えた。彼が前任者のピュンマを呼んだのは公園内で大規模な密猟が横行しているからだった。ポーターの1人として現われた少年バンディユグはピュンマの顔を見るや否や慌てて逃げ出す。ブバカルとピュンマがボゴン村の「水霊の泉」で発見したプンダミリアの死骸。シマウマの死因を探るべくピュンマはブバカルのランドローバーを借りて、ボンゴ村の長老(バンディグの祖父)を家を訪ねる。祖父によると、バンディユグは《ニヤの儀式》が怖くて家出したのだという。毎年、年の瀬に15歳の男子が体験しなければならない通過儀礼‥‥仮小屋に集められた少年たちは "森の精霊" から幾晩か教えを受け、満月の夜に「水霊の泉」で沐浴して水霊の《気》を受ける。しかし、なぜか儀式中に半数の少年たちが死んでしまうのだった。

    ピュンマは自ら泉の中へ入って水霊の謎とシマウマが溺死した原因を知り、ランドローバーに乗ってバンディユグを捜しに行く。ポーター仲間のリンチに遭って殴られていた少年を救けたピュンマは村から逃げ出した本当の理由を聞き出す。「ピュンマさんやブバカルさんのように野生生物管理大学に入って広い世界へ出たい」「あんな迷信の成人儀式のために死にたくなかった」と吐露するバンディユグ。泉の中に潜んで密猟者たちを待ち構える008。殺して剥いだシマウマの毛皮を奪って彼らを泉の中へ誘き出す。デンキナマズの発する電気に痺れて感電死した密猟者たち、夜間でも見える眼と動物のように速く走れる足を持った盗人たちはN・B・G(ネオ・ブラック・ゴースト)団によって部分的に改造されたサイボーグだった。バンディユグも参加した《ニヤの儀式》はピュンマの助言で身体にグリースを塗って泉に入ったので、1人も死者が出なかった。

  • 「機械仕掛けの心臓編」(少年ビッグコミック 1979)
  • チンピラにナイフを突きつけられて脅されている少女。彼女の友人に貸し売りした覚醒剤の代金40万円、丸角土建の社長の娘が欲しがっていると偽ってヤクを持ち逃げしたミッチーの代わりに払えと強要していたのだ。その現場を通りがかったハインリヒ(004)がチンピラ3人を追い払う。恐喝されていた香嶋奈々を家まで送って行ったハインリヒは両親不在で誰もいない邸宅へ招かれる。ママ(義母)のセクシーなネグリジェに着替えて誘惑する奈々。煙草を喫ったり酒を飲んだりして悪ぶっているけれど、根は純情な女子高生だった。ボディガードとして一夜を明かしたハインリヒは彼女のために朝食を用意する。帰ろうとするハインリヒを泣いて引き止めようとする奈々。家の中に侵入したチンピラたちが襲いかかるが、ハインリヒは一蹴する。そして黒いトレンチコートの袖を捲り、改造された右腕を彼女に見せて立ち去る。奈々は涙を流して脱ぎ捨てた黒い手袋を両手で胸に抱く。

  • 「サイボーグ戦士、誰がために闘う!編」(週刊少年サンデー 1980)
  • ジェット(002)が丹羽の竹、ジョーが(009)が土佐の松を運び、イワン(001)が出雲の藁を瞬間移動させる。ギルモア邸に本物の門松を飾って新年を祝おうとするサイボーグ戦士たち。左手(ナイフ)で竹を切るハインリヒ(004)にフランソワーズ(003)が提案する。まだ何もしていない6人が1本ずつ6本の竹を斜めに切れば全員が協力し合って門松を作れると。彼女の意見に賛成するジェットとハインリッヒの間で口論が起こる。日本で新年を祝おうと集まったのに他のメンバーに別れを告げて1人出て行くハインリヒ。しかし航空機も満席で、ホテルも満員だった。仕方なく空港から引き返す彼の前に002が現われ、決着をつけるべく素手で闘う。あっけなく敗れた002は一足早く飛び立つ。帰路に着いたハインリヒはジェットの部屋へ行って謝罪し、持参したウォッカでロシア流に乾杯する。もう1人のハインリヒが帰宅してフランソワーズに無礼な行動を謝る。階段を下りて来たジェットが階下のハインリヒに驚く。喧嘩して酔っ払って伸びているグレート(007)‥‥ジェットとハインリヒに変身して2人を仲直りしようとしたのだ。

  • 「張々湖飯店繁盛録編」(週刊少年サンデー 1980)
  • 店の外で客が待っているのに「準備中」の札を掲げたままの中華飯店張々湖。有名な料理評論家・津山宏二が来店するというので張々湖(006)は狼狽えていた。店で出している中華料理は国産の食材を使った中国風日本料理だったから。本場の材料さえあれば本物の広東料理が出来るという張々湖にジェット(002)とピュンマ(008)の2人が一肌脱ぐ。002と共に空へ旅立った008は膨湖諸島の無人島に降りてツバメの巣とフカヒレを、海を渡って広州市の自由市場に着いた002はニワトリ、カエル、エビ、カニ、ブタ、香菜、ナタ豆などを調達する。「本日休業」となった店内で冷盆、高官燕喜、三糸魚翅夷などが出されたが、津山宏二は席を立って帰ってしまう。落胆して厨房で泣き出した張大人は店の外で騒ぎ出した常連客たちに残った料理を無料で振る舞う。目覚めたイワン(001)は津山宏二が帰った理由をフランソワーズ(003)に説明する。「新鮮ナ本物ノ材料デ作ッタ広東料理ガコンナ店デ出テキタカラ驚イタタメ‥‥ソノ上、化学調味料トイイ加減ナ材料ノ味バカリ評価シテルカラ──ホンモノノ味ガヨクワカラズ‥‥ソレデぱにっくニ陥ッテ逃ゲダシタノダ!」と。

                        *

  • 「赤い靴編」(週刊少年サンデー 1980)
  • ベビー・シッターの山田葉子にイワン(001)の世話を頼んで、白鳥バレエ団の定期公演に出かけたギルモア博士と張々湖(006)、ジョー(009)。第5回公演「赤い靴」ではフランソワーズ(003)がプリマとして客演することになっていた。幕が上がってフランソワーズと相手役の森山公一が踊り始めると、舞台上に加奈理絵子が現われた。理絵子は白鳥バレエ団のスターで、森山とも相思相愛の恋人同士だったが、1年前の交通事故で踊れなくなってしまった。加奈が事故を起こした自動車の持ち主の青年社長と結婚したことで、森山は精神的に落ち込んでいた。舞台で踊る森山と加奈のペア‥‥フランソワーズは赤い靴の踵から機械音が聞こえるとジョーに報せる。その直後、靴に仕掛けてあった "時限爆弾" が爆発して2人は心中する。フランソワーズを救出したジョーは森山が音楽が聴こえたら赤い靴が動き出すという催眠暗示を加奈にかけたのではないかと推理するが、フランソワーズは森山の計画を知った加奈が催眠術にかかったフリをしたのだと反論する。

  • 「さらば、ネッシー編」(週刊少年サンデー 1980)
  • 衆議院議員で西川書店社長の西川樹一郎がギルモア邸を訪れる。ジョーたち9人の身許調査をして〈改造人間〉だと知った西川は調査ファイルをネタに「ネッシー捕獲作戦」を要請する。ネス湖に着いたジョー(009)、ジェロニモ(005)、ピュンマ(008)の3人に社長が計画の立案者の1人で世界的なプロモーターの館高信を紹介する。その夜、湖畔に停泊中の特殊潜航艇に爆弾が仕掛けられる。〈ネッシー保護団体〉の男女2人による妨害工作だった。009たちは潜航艇に乗り込んで調査を始めるが、1週間経ってもネッシーらしき長頸竜(プレシオザウルス)は見つからなかった。保護団体のメンバーの1人、アイリスがジョーに訴える。ドードー、モア、オオウミガラス、リョコウバトなど、人間が数多くの鳥たちを絶滅させてしまったように「絶滅生物の長いリストにネッシーを加えたくない」と。陽が落ちて調査を終えようとした矢先、海面が波立って海獣が現われた。ネッシーは西川社長や館高信の乗った調査船を転覆させる。潜航艇も海へ通じる水中トンネルの方へ泳いで行く2体のネッシーを目撃した。社長や船員たちを救助する005と008。カメラもフィルムも湖底に消えて、ネッシーが実在するという証拠は何1つ残らなかった。

  • 「イシュタルの竜編」(週刊少年サンデー 1980)
  • 中近東の油田や石油プラントが連続して爆破・破壊される。張々湖飯店で食事を終えて外に出たジェット(002)とグレート(007)の2人は引ったくりにハンドバッグを奪われた娘に出遭う。ジェットが強盗からバッグを取り返すが、単なる追い剥ぎではなかった。旅客機に乗せないためにパスポートとビザを盗もうとしたのだ。彼女の父親と婚約者はシリア砂漠に建設中の石油精製工場の技術者として派遣されていたが、父は爆発事件で大怪我を負い意識不明のまま日本へ帰還、フィアンセも行方不明となっっていた。娘の渡航を脅迫・妨害する何者かの存在。譫言のように「イシュタルの竜」と呟く父親。ジェットは日本人技師、迫紘一の娘・美香と共にシリアへ旅立つ。イラク・バクダット空港で応対したヤマト石油化学K.K.イラク支社駐在員の相沢伸夫は石油プラントの跡地へ向かう車中で爆破事件は反政府ゲリラの仕業と見られている、地元警察や軍隊と協力して徹底調査をしたが婚約者・榊真の死体は見つからなかったと言う。

    ジェットに小切手を手渡し、迫美香を連れて早く出国するように勧める相沢伸夫。イシュタル門の壁面に刻まれた竜シルシュの浮き彫り。復元中の〈バベルの塔〉‥‥その夜、偵察に来た002は砂漠の中から現われた奇怪なサソリ人間に襲われる。攻撃を躱した002は天牛に乗った女王イシュタルと空中で出逢う。バビロンを復興するために6千年の眠りから甦ったイシュタル。石油プラントを爆破したのは「人間たちが大地の生命を盗んでいるから、生命の水を、血を抜き取って涸らしているから」と主張する女王。イシュタルを探しに来たエンキドゥが002を襲う。女王を人質に捕って回避しようとするが、天牛の角から放たれる "雷火" は止まず、逆にイシュタルの催眠術によって眠らされてしまう。"夢の国" で見たイシュタルとの逢瀬‥‥「バビロンの平原に昇る壮大な満月が、溶けて、流れる‥‥女王イシュタルの神秘の瞳の中に甘く、優しい夢があった‥‥」。

    宮殿内の女王の寝所〈バビロンの子宮〉で目を覚ました002は再びエンキドゥと対決する。勝負に敗れたエンキドゥは退室し、2人は恋に落ちる。2日もホテルに帰って来ないジェットを心配する美香。この地は危険だから早く帰国した方が良いと進言する駐在員‥‥2人の許へジョー(009)、ハインリヒ(004)、グレート(007)の3人が現われる。〈バベルの塔〉の地下ではイシュタルの竜が犇めきサソリ人間が培養された、巨大な生体改造工場があった。002は竜や天牛やサソリ人間も改造動物(アニマル・サイボーグ)だったと直観する。002と同じく009たちもサソリ人間の奇襲に遭い、砂漠に足止めされる。007がサソリ人間に変身して〈バベルの塔〉の中へ潜入。宮殿内を密偵していることが発覚した002はエンキドゥの催眠術で再び深い眠りに落ちる。イシュタルに彼女のクローンたちを見せるエンキドゥ。塔内に侵入した007は生体解剖台の上の002を救出し、救けに来たイシュタルも催眠術を解く。加速して砂漠を駆け抜けた009も2人に加勢する。

    竜に乗ったエンキドゥのクローン軍団とサイボーグ戦士との闘い。002が工場内で働かされていた榊真を救出し、009たちはギルガメシュと名乗る老人(前首相)を捕捉する。ギルガメシュ老人が語る怪事件の真相とは?‥‥10年前、まだ指導者だった頃に砂漠の下から新しい遺跡が発見され、何体かの男女と奇妙な動物のミイラが発掘された。同じ頃、石油が齎した莫大な利益に飽かし、我が国の文化水準を高める計画の一端として世界中からあらゆる分野の科学者を集めていた。その中で遺伝子やクローン技術を研究しているチームが古代ミイラの細胞から男女2人と奇妙な動物たちを甦らせた。同じ肉体を幾つも用意することで長く生き永られる永遠の生命。〈バベルの塔〉を復元させてバビロン王国を復興。地球の生命の水(石油)を護るための戦い。古代の神殿を創るというギルガメシュの野望はエンキドゥがイシュタルを射殺することで永遠に絶たれる。〈バベルの塔〉と共に滅びようとする女王イシュタルの願い通り、弾薬庫のダイナマイトに引火して塔が爆発したのだから。

  • 「動物園にて‥‥編」(少年ビッグコミック 1980)
  • 武蔵野動物園へ出かけたジョー(009)、グレート(007)、フランソワーズ(003)、イワン(001)の4人。グレートがサル顔になってサル山のエテ公を驚かしていると、園内から突然悲鳴が聞こえた。1人の少年がゾウやライオンなどの動物を柵や檻から逃がしていたのだ。逃げ出した1頭の牡ライオンがフランソワーズに近づいて来る。乳母車の中のイワンが目を覚まし、精神感応で手懐けようとする(牝ライオンに変身して牡を誘惑しようとしたグレートは機動隊に発砲されて失敗!)。動物たちを逃がした少年が現われてライオンの気を惹く。ライオンがフランソワーズとイワンから離れるや否や、機動隊が一斉射撃した。動物園の檻の中に閉じ込められた動物たちに自分の境遇を重ねた少年の犯行だった。少年は動物たちを解放することで、自分自身を放とうとした。受験勉強の毎日が彼の精神を追い込んでしまったのだ。イワンはライオンにテレパシーで故郷の大平原を見せた。撃たれて死んだライオンの精神は自由になって故郷へ飛んで行ったとジョーは呟く。

                        *
    • 「石ノ森シリーズ」の第16弾「サイボーグ・ゼロゼロナイン7」です^^

    • 「石ノ森章太郎萬画大全集」(角川書店 2008)をテクストに使いました

    • ツインテールで胸を隠しているが、イシュタルの衣裳は透け透けノーブラなのだ^^;
                        *


    サイボーグ 009 21 ── 石ノ森章太郎萬画大全集 10-1

    サイボーグ 009 21 ── 石ノ森章太郎萬画大全集 10-1

    • 著者:石森 章太郎
    • 出版社:角川書店
    • 発売日:2008/05/31
    • メディア:コミック
    • 目次:裸足のザンジバル編(アフリカの "狐" 狩り / 夜明け / オリンピック)/ 水霊の泉編 / 機械仕掛けの心臓編 / サイボーグ戦士、誰がために闘う!編 / 張々湖飯店繁盛録編


    サイボーグ 009 22 ── 石ノ森章太郎萬画大全集 10-2

    サイボーグ 009 22 ── 石ノ森章太郎萬画大全集 10-2

    • 著者:石森 章太郎
    • 出版社:角川書店
    • 発売日:2008/05/31
    • メディア:コミック
    • 目次:赤い靴編 / さらば、ネッシー編 / イシュタルの竜編 / 動物園にて‥‥編

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