下手な文章で、と言うか大して上手でもない文章の、と言いなおしてもいいのだが、わが家の猫自慢を読まされるより、たとえ文庫本の判型よりも小さな画面の中でも、一眼見れば、そのなんとも言えない可愛さと飼主の愛情深さが説明抜きでわかってしまう。それなので、ワッ、とかアッ、という感嘆符に続けてカワイイ、という思いを込めた言葉を発してさえいれば、すべてはすんでしまうのである。だいたいスマホは誰だって撮れるけど、誰もが文章を上手に書けるわけではないのだし‥‥。しかし、私たちは、ずっと昔から「猫」というものが 「自分の居間でも歩くみたいに、僕の脳裡を歩き廻る」(ボードレール)魅惑の動物だということを知っている。そう、自分の頭の中が、猫の居間化してしまうことをホクホクと認めてきたのだ、とかく愛猫家というものは──。猫について書かれた文章のほとんどが、頭の中を歩きまわる居間として開け渡した経緯を持つものによって書かれていて、スマホの画面のように、しゃれて高そうな家具だの、広そうで趣味の良い居間だのは見えず、猫の魅力がいきいきと際立つのである。
金井 美恵子 「頭の中の猫の居間」
◆ 猫を棄てる(文藝春秋 2020)村上 春樹読み始める前は気の重くなるようなタイトルに閉口したが、数頁で杞憂だったことが分かる。京都府左京区粟田口にある「安養寺」の住職(祖父・村上弁識)の次男として生まれた父親(村上千秋)について綴ったノンフィクション・エッセイ。3度の徴兵(第十六師団に属する緇重第十六連隊、緇重兵第五十三連隊、中部143部隊)、国語教師‥‥必ずしも良好とは言えなかった父と子(春樹)の関係が回想される。そしてエピローグとして子供時代、庭の松の木に昇って降りられなくなったまま消えた白い子猫のエピソード、が語られる。単行本化するには中途半端な長さ(400字詰め原稿用紙約77枚)だが、カラー・イラスト(13葉)を添えることで、「パン屋を襲う」 「ねむり」 「図書館綺譚」 などの短篇とイラストで構成した「アート・ブック・シリーズ」に似た手触りになった。台湾・台北生まれの高妍(Gao Yan)がノスタルジックな「昭和」を描いている。
◆ 猫だましい(幻冬舎 2020)ハルノ 宵子『それでも猫は出かけていく』(2014)の続編だと思い込んでいたら、著者・ハルノ宵子の入院闘病記だった。「猫本」 目当てで購読した人は騙されたと思うかもしれない。羊頭狗肉ならぬ 「猫頭人肉」?‥‥タイトルに偽りありではないかと不審に思って表紙イラスト(装画)を見直すと、横書きタイトル「猫だましい」の「い」が改行されて「し」の真下にあり、舌を出した「十手阿修羅猫」の握っている包丁が「い」に重なっている。包丁で「い」を切れば(手術で切ったのは胃ではなく大腸なのだが) 「猫だまし」!‥‥これが真のタイトルなのではないかと気づいた。悪賢そうに擬猫化した挿画も悪だくみを仄めかす。乳がん(片乳全摘出)、大腿骨骨折(人工股関節置換手術)後に、2017年に大腸がん(腹腔鏡手術)が発覚してしまった著者の七転八倒というか、抱腹絶倒のエッセイである。「ま◯こからう◯こ」「歩けない猫は猫じゃない」‥‥20年前に元祖猫エッセイ
『猫だましい』(新潮社 2000)を上梓した河合隼雄先生も極楽浄土で破顔しているかもしれません。
◆ 猫と東大。(ミネルヴァ書房 2020)東京大学広報室(編)大きな反響を呼んだ東京大学の広報誌 「淡青」 vol.37(2018年9月 猫号)をヴァージョン・アップしたムック。「猫好き4教授座談会」、「猫と学問 その1」(獣医内科学、動物行動学、医科学、獣医病理学、ゲノム遺伝子学、ソフトロボット学、応用獣医学、獣医外科学)、「猫とキャンパス」、 「猫と学問 その2」(日本文学、歴史学、社会学、美術史学、経済史学、考古学、教育プログラム)、「猫好き研究者夫妻に聞く「猫と日本史」」、「「東大 × 猫」トピックス」 の5章で、空前の猫ブームといわれるネコの世界を多角的に深く掘り下げる。エッセイ「猫の香り」、追悼文「さよなら、まみちゃん」の再録。東大出身作家の猫小説『吉祥寺の百日恋』や、追悼文「さよなら、まみちゃん」の再録。東大出身作家の猫小説『吉祥寺の百日恋』や客員研究員の猫絵本
『ぼくのにゃんた』も紹介されている。残念なのは東大キャンパス(駒場 ・本郷・弥生・小石川・白金台)に棲息するネコ写真の多くがロング・ショットで、表情豊かに写っていないこと。岩合光昭さんに「東大のネコ」を撮って欲しいにゃん。
◆ 漫画家と猫 Vol.1(河出書房新社 2019)萩尾 望都・諸星 大二郎 ・西原 理恵子 ‥‥ネコ好きマンガ家のインタヴュー、対談、愛猫の写真、マンガ作品で構成されたムック本。吉田戦車、ヤマザキマリのインタヴュー、萩尾望都と西原理恵子、萩尾望都と諸星大二郎の対談は語り下ろし(聞き手・南信長)・撮り下ろし(写真・佐藤健寿)。作風もジャンルも異なる4人のマンガ家は一見関係なさそうだが、吉田戦車と妻(伊藤理佐)の飼い猫トラは西原理恵子の預かっていた保護猫。気性の荒い土地(炭鉱町と漁師町)で育った2人は西原理恵子が萩尾望都に「ツバを吐く」ほど親しい間柄。同じ昭和24年生まれの諸星大二郎は萩尾望都も描いていた「COM」のデビュー。西原理恵子の 「ゲロ吐き文田さん」(2頁)、吉田戦車の 「虫との戦いなど」(4頁)、ヤマザキマリの 「ベレン」(4頁)は描き下ろし。萩尾望都の 「長靴をはいたシマ猫」(16頁)、「猫本クリニック」(18頁)、「黒猫座」(1頁イラスト)、諸星大二郎の 「猫六先生執筆録」(8頁)、「総務課の猫」(12頁)は再録です。
「ゲロ吐き文田さん」 は『きょうの猫村さん』に対抗して生み出した新キャラ・マンガ。「長靴をはいたシマ猫」 はブレイカーの点検に来た南南東電力の茶色の縞ネコ(小学校5年の時の同級生で初恋の三ヶ島くん?)と中川夫人がニャンニャン(獣姦)してしまうシュールな短篇。「猫本クリニック」 は心療内科(心の病気研究所)を受診した記憶喪失の吸血鬼アルフレッド・キリギリスがネコ医者に咬みついて化け猫に、看護師・鹿の子の血を吸って女性化する。「猫六先生執筆録」 は猫の小説家・ニャン猫六が「猫文学」編集者・猫田に次回作‥‥若く魅力的なメス猫を誘拐して監禁・調教する 「飼育──白毛雌猫の柔皮」、異星のニンゲンが猫を家畜化して、遺伝子操作と外科的方法で加工・改造するSF「家畜猫ニャプー」の構想を語る。「総務課の猫」 は新しい辞令を受けて「猫」になったサラリーマン田中が引き継ぎ、業務、営業、役得をする不条理短篇。「虫との戦いなど」 は作者と妻がトラとマツの世話をする実録マンガ。「ベレン」 はポルトガル生まれの飼い猫(ベンガル種)と作者の日常を描く。
◆ ぼくのにゃんた (ブロンズ新社 2016)鈴木 康広にゃべ、まにゃいた、バニャニャ、キャッツカレー、にゃん粉(ニャッフル、ドーニャツ、にゃんご、ビスキャット)、ニャンバランス、キャッツボール、ニャンキーズ(ヘルネッコ 、キャッツァーミット、キャップ、ニャックルボール)‥‥ 「にゃんた」 は変幻自在の不思議ネコ。どんなものにもダジャレ変身する。「にゃんた」 と仲良くしていた「ぼく」は「きみのめには ねこがいるね」と友人から言われると、ビックリして子ネコになった「にゃんた」の姿が消えてしまう。赤ちゃんの時から一緒にいたのに 「さみしくて にゃみだが でちゃう」。「ぼく」 の目の中に「にゃんた」がいたので、何もかもがネコに見えていたのだ。穿った見方をすれば、愛猫の死によってペット・ロスになった「ぼく」の幻覚だったのではないかという解釈も成り立つ。「にゃんた」 が 「せにゃか」(背中)にいたというオチも 「にゃんこれい」(背後霊)になったと思えば腑に落ちる。自分の背中を見ることは出来ないのだから。
◆ 文学の中の「猫」の話(集英社 1995)お茶の水文学研究会おしゃべりな猫、恋人以上に愛される猫、都会の猫、変身する猫、いつもいっしょの猫、謎をにぎる猫、不思議な猫‥‥古典的名作、純文学、SF、ミステリ、ファンタジー、児童書、絵本、エッセイ。夏目漱石、谷崎潤一郎、梶井基次郎、向田邦子、大江健三郎、村上春樹、内田百閒、大佛次郎、佐野洋子、金井美恵子、赤川次郎、小松左京、ルイス・キャロル、ホフマン、コレット、ヘミングウェイ、トルーマン・カポーティ、エドガー・アラン・ポー、ポール・ギャリコ、ガルシア・マルケス、ロバート・A・ハインライン、マーク・トウェイン、シャルル・ペロー、アーシュラ・ル=グウインなど(ネコ好きの読者なら、作家名から作品名が想い浮かぶはず)、猫の登場する文学作品約100点を紹介・解説する「文庫オリジナル猫文学ガイド」。四半世紀前のガイド本なので、1995年以降に出版された「猫本」は掲載されていないが、巻末リスト 「猫が出てくる作品」(作家別日本・海外編、猫の短編小説・猫エッセイ・アンソロジー、その他の参考文献)は充実している。
◆ 猫はあくびで未来を描く(竹書房 2020)『ねこ新聞』監修『猫は魔術師』(2008)、
『猫は音楽を奏でる』(2013)に続く、愛猫エッセイ集第3弾(
『猫は迷探偵』(2015)は上記2冊を再編集した文庫本)。角田光代、武田花 、池田あきこ、保坂和志、高橋三千綱、山口恵以子、朝吹真理子、浅生ハルミン、ハルノ宵子、関川夏央、香山リカ、楠田枝里子、湯川れい子、水谷八重子、澤田瞳子、井坂洋子、山本一力、山根明弘、岡田貴久子、最相葉月、浅井愼平、志茂田景樹、戸田奈津子、荻上直子、熊井明子、片岡義男、玄侑宗久、岸田るり子、大宮エリー、小林聡美、南伸坊、立原透耶、三浦しをん、朝井まかて、黒木瞳、平岩弓枝、藤堂志津子、村松友視、出久根達郎。『ねこ新聞』167~238号(2014年1月~2019年12月)に寄稿した著名人100名の中から39名のネコ・エッセイを収録。表紙カヴァ・イラストと挿画は浅生ハルミン。「あとがき」 を書いているのは金井美恵子‥‥「『ねこ新聞』監修」 となっているけれど、彼女が編集したのでしょうか。
◆ 芥川家の猫たち(春陽堂書店 2019)芥川 耿子・芥川 奈於芥川龍之介の孫娘・耿子(文)と曾孫・奈於(絵)による飼いネコ年代記。昭和20年代から令和元年の現在まで、芥川家に棲み着いたネコたちを愛情深く綴る。幼い頃、年の離れた姉が保護した白い仔猫チーコ。著者が捕まえた仔猫ニャモ。小学生の娘が下校時に雪の中で見つけた白猫ミイ。縞しっぽ母さん猫が連れて来た5匹の中のシミ、ピコ、パー三姉弟。園芸店の広い敷地で逃げ回っていた噛み癖のある三毛猫メルモ。雨の日、庭の片隅にいた長毛の白猫フワ(ターキッシュアンゴラ)。娘がブリーダーから購入した血統書付き猫クローバー(スコティッシュフォールド)。「人と猫との間に」ではネコと子育て、健康と死別、ノラネコたちの生き難くなった社会と「触れあう心を失いはじめた人間たちの将来を憂う」‥‥ 「月刊ねこ新聞」(2014~2016)に連載されたエッセイ27篇に、5篇を書下ろし。著者の娘さんが描いたネコたちのカラー・イラストも可愛い。
◆ ネコの博物図鑑(原書房 2020)サラ・ブラウンイエネコの起源と歴史、進化の過程、人間とのコミュニケーション、現代ネコの諸問題を最新の遺伝子解析や行動学、解剖学や生態学などから解明する大型本。「進化と家畜化」 「解剖学と生理学」 「生態学、社会構造、行動」 「ネコと人間」 「現代のネコ」 、ベンガル、アビシニアン、トイガー、ソマリ、シャム、バリニーズ、ハバナなど‥‥46種のネコたちの基本情報を写真と共に紹介したギャラリー 「さまざまなネコの品種」 の全6章で構成。本文中にレイアウトされた約300点に及ぶカラー図版や写真も魅惑的で、ページからネコへの愛が溢れて出ている。イエネコの直系の先祖はリビアヤマネコ(Felis lybica)。オッドアイの白ネコは青い目の側の耳が聴こえない。メスは右利き、オスは左利き。タマネギ、ニンニク、チョコレート、ブドウ、レーズンなどは危険な食べ物。ユリの花は猛毒。ネコとアイコンタクトする時は瞬きをゆっくり繰り返す。招き猫のモデルはジャパニーズ・ボブテイル、チェシャ猫のモデルはブリティッシュ・ショートヘアなど‥‥興味深い情報も詰め込まれている。
◆ タマ、帰っておいで(講談社 2020)横尾 忠則横尾家の家族の一員として15年間暮らした愛猫タマ(本名タマゴ)の画文集。見開き左頁にタマの肖像画(90点)、右頁に文(日記)で構成されているが、必ずしも絵と文が対応しているわけではない。タマの死(2014年5月31日)に始まり、生前(2004年7月6日~)の日記もあるが、死後(~2018年6月1日)の記述が3分の2を占める。肖像画はタマの死後に描かれている。表現主義風の肖像画はセザンヌやマティスを想わせたりもする。瀕死の重傷を負ったタマが快復して、「世田谷区動物フェスティバル」 から表彰される。1週間の失踪事件。裏庭の棕櫚の樹の下の「タマ霊園」。瀬戸内寂聴から送られた2体の土仏。オノ・ヨーコの来訪。タマの夢‥‥横尾忠則(ぼく)はタマを描くことで、ペットロスから治癒したけれど、タマ(私)は巻末の「タダノリ君へ」宛てた手紙の中で「君のやっている芸術とかは空洞を埋めようとしています。空洞は空洞としてスカスカでいいのです。今の芸術はつめ過ぎです」と書いている。心身に空洞を抱えて、ネコのように生きて行く。そこはタマの 「霊魂」(たましい)が帰って来る場所でもある。
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- お気に入りのネコ本を10冊ずつ紹介する「猫のゆりかご」シリーズ第13集です^^
- 「猫だましい」 「芥川家の猫たち」 「タマ、帰っておいで」 は再録(一部加筆・改稿)
- 猫本130冊達成にゃん!‥‥一覧リスト「猫ゆりすと」(猫本130)を更新しました
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猫だましい
- 著者:ハルノ 宵子
- 出版社:幻冬舎
- 発売日:2020/10/27
- メディア:単行本
- 目次:ステージIV / ああっ!もっと奥まで / ま◯こからう◯こ1 / ま◯こからう◯こ2 / ニヤリ系の医者 / おひとりですか? / 病室人間模様 / 歩けない猫は猫じゃない / 崖っぷちな人 / 見舞われる / ネコノコシカケ / メシマズ病院 / ナースの敵 / 座敷童のいる病院 / 猫は逃げ足が早い / 臓物マニア / プラマイゼロ / 医師の役割 / タテ割り病院 / マウンティ...
猫を棄てる 父親について語るとき
- 著者:村上 春樹 / 高 妍(絵)
- 出版社:文藝春秋
- 発売日:2020/04/23
- メディア:単行本
- 内容:時が忘れさせるものがあり、そして時が呼び起こすものがある。ある夏の日、僕は父親と一緒に猫を海岸に棄てに行った。歴史は過去のものではない。このことはいつか書かなくてはと、長いあいだ思っていた。村上文学のあるルーツ。
猫と東大。
- 編集:東京大学広報室
- 出版社:ミネルヴァ書房
- 発売日:2020/11/10
- メディア:単行本
- 目次:はじめに / 猫好き4教授座談会 / 猫と学問 その1 / 猫とキャンパス / 猫と学問 その2 / 猫好き研究者夫妻に聞く「猫と日本史」 / 「東大 × 猫」トピックス /『猫号』制作後記 / おわりに / 索引
文学の中の「猫」の話
- 著者:お茶の水文学研究会
- 出版社:集英社
- 発売日:1995/04/13
- メディア:文庫(集英社文庫)
- 目次:おしゃべりな猫 / 恋人以上に愛される猫 / 都会の猫、変身する猫、いつもいっしょの猫 / 謎をにぎる猫 / 不思議な猫 / 巻末リスト「猫が出てくる作品」
漫画家と猫 Vol.1
- 著者:萩尾 望都 / 諸星 大二郎 / 西原 理恵子 / 吉田戦車 / ヤマザキマリ
- 出版社:河出書房新社
- 発売日:2019/10/26
- メディア:単行本
- 目次:インタビュー 吉田戦車 / 対談 萩尾望都×西原理恵子 / 対談 萩尾望都×諸星大二郎 / インタビュー ヤマザキマリ / 西原理恵子 「ゲロ吐き文田さん」 / 萩尾望都 「長靴をはいたシマ猫」 「猫本クリニック」 「黒猫座」 / 諸星大二郎 「猫六先生執筆録」 「総務課の猫」 / 吉田戦車 「虫との戦いなど」 / ヤマザキマリ 「ベレン」
芥川家の猫たち まねき猫と猫まねき
- 著者: 芥川 耿子(文)/ 芥川 奈於(絵)
- 出版社:春陽堂書店
- 発売日:2019/11/28
- メディア:単行本
- 目次:プロローグ 猫好き誕生 / 猫の足跡 / 人と猫との間に / エピローグ うちの犬党と猫党
ぼくのにゃんた
- 著者:鈴木 康広
- 出版社:ブロンズ新社
- 発売日:2016/10/07
- メディア:単行本
- 内容:ゆるくてやさしい、少年とねこのおはなし。ねこのにゃんたは気がつくといつも何かに変身していて‥‥。日常にある身近なものを題材に、遊び心のある作品を発表してきたアーティスト・鈴木康広の初の絵本!
タマ、帰っておいで
- 著者:横尾 忠則
- 出版社:講談社
- 発売日:2020/04/01
- メディア:単行本
- 内容:2014年に亡くなった愛猫「タマ」、天に召されたその日から横尾さんが描き続けたタマの絵なんと91点!そして、タマに捧げた多くの文章…、これは横尾さんの「レクイエム」の画集!
猫はあくびで未来を描く
- 監修:「猫新聞」 編集部
- 出版社:竹書房
- 発売日:2020/08/25
- メディア:単行本
- 目次:ごはんの優先順位 / 猫と鰹節 / 猫との暮らしはダヤンから / 特別に忘れがたい猫 / 猫はハンター / 運命の猫 / あーぺっぺんの来歴 / ミシンかけ / 本当の名前 /「幸福」をかいた絵 / 猫に最敬礼していた父親 / ご長寿ソマリの星 / 我家の "かまとお婆ちゃん" / 半月・ひと月・安楽死 / 半日間の猫暮らし / 闇にまぎれぬ黒 / 招福の大トラ /『猫新聞』と私と...
ネコの博物図鑑
- 著者:サラ・ブラウン(Sarah Brown)/ 角 敦子(訳)
- 出版社:原書房
- 発売日:2020/11/06
- メディア:単行本
- 目次:はじめに / 進化と家畜化 / 解剖学と生理学 / 生態学、社会構造、行動 / ネコと人間 / 現代のネコ / さまざまなネコの品種 / 付録
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