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猫のフィガロ [c a t 's c r a d l e]



  • 彼の手が、そのとき、彼女の胸の上に置かれます。すると初めはひどくためらいがちだった彼女の手が、しだいに大胆になって、彼の半ズボンの上に置かれるのです。それから二人の奇妙な夢うつつの状態が破れます。感傷的なためらいをかなぐり捨てたあと、二人があんなに激しい情欲に取り憑かれるとは思いもよりませんでした。まるでつむじ風が指のなかに入り込んだみたいに、二人はあっという間に相手を裸にし、彼女はベッドの上にあお向けになって、彼に標的を見せますし、彼も矢を誇示してから、的の中心にさっと矢を射かけます。やったぞ! その古いベッドがこんなに激しく軋んだことはたえてなかったほどです。それから二人の甘い、むせぶような囁き声。「僕は絶対に‥‥」 「愛しい方‥‥」 「もっと‥‥」 などなど。悩める心を溶け合わせるにはこれで十分でしょう。/ 主人は一度だけ方肘をついて起き上がり、あえぎながらこう言いました。「鼠殺しと見せかけるのだ、猫よ! ヴィーナスの音楽をダイアナの騒音で覆い隠すのだ!」
    アンジェラ・カーター 「長靴をはいた猫」


  • 長靴をはいた猫(筑摩書房 1992)アンジェラ・カーター
  • シャルル・ペローの童話を英国女性作家が現代風に改変。ネコを主人公にした多くの小説に倣い、擬人化したネコの1人称視点で語られる。長靴を履いた赤毛の雄猫フィガロ(ぼく)は若い騎兵隊士官の飼い猫。自堕落な生活を送っている金欠症の主人のために朝食を調達、賭博場で彼が有利になるようにトランプの札を盗み見たりサイコロに戯れついたり、スペイン舞踏を踊って日銭を稼ぐ賢いネコなのだ。ある日、主人は黄昏時に1時間だけ窓辺に座る美しい貴婦人に恋をする。嫉妬深いパンテレオーネ閣下に外出を禁じられていたのだ。主人の恋煩いを見兼ねたフィガロは閣下の飼っている雌トラ猫と協力して夫人に恋文を届ける。士官は広場でギターを弾きながらセレナーデを歌って彼女の気を惹く。トラ猫が家中にネズミを放ち、死骸を撒き散らす。老いぼれ夫の留守中にネズミ取り屋に扮したシニョール・フリオーゾ(怒り狂える紳士)とフィガロがネズミを駆除する。猫アレルギーの老女中を遠ざけている間に2人は思いを遂げるのだが‥‥「青髭公」 「美女と野獣」 「赤ずきん」 「眠れる森の美女」 などをグロテスクに改変した短篇集『血染めの部屋』の中ではユーモラスな1篇。

  • 不思議な猫たち(扶桑社 1999)ジャック・ダン&ガードナー・ドゾワ(編)
  • 2人の選者によるネコ・アンソロジー『魔法の猫』(扶桑社 1998)の続編(Magicats II 1991)。正編(Magicats! 1984)との相違点は家猫に纏わる小説に絞り、「ライオン、虎、豹、チータ、ピューマ、大山猫、ジャガー、黒豹であってはならない」という縛りを自ら解き放ったこと。イエネコに加えて、虎、マウンテン・ライオン、ジャガー、クーガーなどの大型ネコ科動物も乱入する全12篇を収録。フリッツ・ライバーの「猫の創造性」は正編に収録されたスーパー仔猫ガミッチ・シリーズの続編で、『跳躍者の時空』(河出書房新社 2010)には全5篇が纏められている。マイクル・ビショップの「つややかな猫たちのジグソー・パズルに見立てた人生」は男(きみ)の人生のエピソードが未完成のジグソー・パズルのピース(断片)のように語られる。タニス・リーの「焔の虎」はウィリアム・ブレイクの有名な詩を下敷きにした幻想譚で、ドクター・ハリからペターサンの死(人食い虎に殺されたハンター)を聞かされた「わたし」がインドへ真相を探りに行く。

    アイザック・アシモフの「かわいい子猫ちゃん」は《ジョージとアザゼル》シリーズの1篇で、叔父の莫大な遺産を相続した独身女性アンドロマケ(またいとこ)と愛猫プッシーの顛末をジョージが作家(わたし)に語る。ウォード・ムーアの「猫と話した少年」は高齢出産(43歳)した母親(わたし)の愛児ベンが猫語で中庭に現われたマウンテン・ライオンに危険を知らせる。ルーシャス・シェパードの「ジャガー・ハンター」は妻エンカルナシオンの買ったTVの代金を支払うため、夫のエステバン・カースが黒いジャガー(黒豹女)を狩る物語。リリアン・ジャクスン・ブラウンの「マダム・フロイの罪」は息子のサプシムを十階から突き落とした隣人に、母親のマダム・フロイ(ジャム猫)が復讐する。パメラ・サージェントの「硝子の檻」は白猫フルーの視点で、二本足(ナチス・ドイツ)やシェパード犬ブロンディを描く。アーシュラ・K・ル=グインの「メイのクーガー」はメイおばさんが話してくれたクーガー(赤大山猫)の死を「私」がフィクション化する。

    R・V・ブランハムの「草の色、血の色」はネコ(きみ)の二人称視点で一組の夫婦と飼いネコ(セシャット)の生活を意地悪く描写する。ジョン・コリアの「多言無用」は飼いネコにオウムを食べさせて人語を話せるようした男リチャード・ウィスカーの悲劇。掉尾を飾るアヴラム・デイヴィッドスンの「パスクァレ公の指環」はバルカン半島中央部に位置した架空の小国スキタイ=パンノニア=トランスバルカニア帝国を舞台にした連作「エステルハージィ博士」シリーズの1篇で、若き日のエンゲルベルト・エステルハージィ博士が遭遇した怪事件が語られる。零落した単一シチリア老王コジモ・ダミアーノと老王妃の所有するパスクァレ公の指環を手に入れようとしていた魔導士メランクリン・マッジ氏の死体が屋根の上で発見される。指環の化身である豹(レオパルディ)に殺されたのだろうか?‥‥全12篇中、ネコが登場するのは7篇で、残りの5篇はネコ科の大型動物(タイガー、マウンテン・ライオン、ジャガー、クーガー、レパード)である。

  • 100万分の1回のねこ(講談社 2018)
  • 佐野洋子の絵本『100万回生きたねこ』(1977)に愛を込めて捧げた短篇集。13人の作家による競作集だが、分け隔てなく並べることで、書き手の本気度や力量が露わになる。江國香織の「生きる気まんまんだった女の子の話」は両親を亡くして叔母夫妻に引き取られた少女の寓話。「百万回も死んで、百万回も生きた立派なトラ猫の話」のように誰も好きにならずに結婚して子供を産んで生き返えることを願う。家から脱走した雌猫(わたし)の一生を描く角田光代の「おかあさんのところにやってきた猫」、大阪大空襲(1945)の惨状を「ねこ」の視点で描写する今江祥智の「三月十三日の夜」、何度も生き返えって来た妹猫(わたし)が人間の少女に生まれ変わる唯野未歩子の「あにいもうと」、ポーの「黒猫」をプルート(僕)の視点で書き直した綿矢りさの「黒ねこ」‥‥「吾輩は猫である」の伝統なのか、使い古されたネコの語り(擬人化した1人称)は新鮮味に欠ける。

    同じ1人称でもTVゲームの中に転生したネコ(おれ)の視点で描く川上弘美の「幕間」のような捻りがないと面白くない。くどうなおこの「インタビューあんたねこ」は平仮名の散文詩。井上荒野の「ある古本屋の妻の話」は古書店夫婦の倦怠感が漂う私小説風作品。岩瀬成子の「竹」は失踪した飼い猫タケの顛末を描く。少女2人、葉菜と菜々(わたし)姉妹の直感的な言動が瑞々しい。町田康の「百万円もらった男」は音楽の才能を100万円で売ったギター弾きの男の物語で、1匹のネコも登場しない反則技。山田詠美の「100万回殺したいハニー、スウィート ダーリン」はホストの美樹生がホステスの明美(私)に『100万回生きたねこ』を贈るという趣向なので、絵本を読んでいない読者にも「あらすじ」が分かる。巻末に収録された広瀬弦「博士とねこ」と谷川俊太郎「虎白カップル譚」 は佐野洋子の子息と元夫のショート・ショート。この種のトリビュート本は原作者の存命中に出版されてこそ意義がある。一番嬉しいのは作者本人だと思われるから。

  • 猫のエルは(講談社 2018)町田 康
  • ヒグチユウコとコラボした絵本のような造本に見えるが、ネコをテーマにした町田康の短編小説集である。ヒグチユウコのイラストは装画(表紙カヴァ)と挿絵を含めて11点。「諧和会議」は「人間のエネルギー政策の蹉跌によって自然界に予期せぬ変異が起こり」動物たちが人語を話せるようになった近未来の寓話。森の動物たちが集会を開いて「猫君の暴虐に関しての対策案について」話し合う。「猫とねずみのともぐらし」は冬に備えて2人で買った「おいしい油の入った壺」を猫が舐めてしまう。腹を空かせた2匹は王子や王女、女の子と男の子(姉弟)、マリアさまに助けを乞うが相手にされず、魔法使いに魔法をかけられる。「ココア」は狸穴で泥酔して怪我を負った「私」が猫と人間が逆転した異世界を徘徊する。表題作の「猫のエルは」は短い散文詩。「とりあえずこのままいこう」は病死して猫に転生した飼い犬(私)が元の飼主と巡り会う。初版「目次・初出一覧」の誤植(〈誤〉諧話会議→〈正〉諧和会議)は残念。

  • ギュスターヴくん(白泉社 2016)ヒグチユウコ
  • ヒグチユウコの絵本の中でも超シュールな1冊。主人公のギュスターヴくんはネコとタコとヘビのキメラ。ギリシャ神話のキマイラ(獅子の頭と山羊の胴体と毒蛇の尻尾)にも似た魔獣である。オクトキャット(Octocat)は上半身が猫、下半身が蛸足のハイブリッドだが、ギュスターヴくんの両手は黒い蛇頭で、頭の上に尖端が赤い球になったアンテナのような触覚が生えている。「きみは ネコなの? ヘビなの? タコなの?」とワニくんが訊く。熱心に本を読んでいるギュスターヴくんは生返事。自分自身を描いた本を下に向けて振ると、9匹の分身クローン(3Dコピーキャット?)が落ち出て来る。10匹のギュスターヴくんは古い書物や図鑑(若冲、UMA)の中から、金魚、ヘビ、アルマジロ、インコ、兎、蝸牛、虎、鶏、蛸、犬、蝙蝠など‥‥摩訶不思議なキマイラ(合成幻獣)を次々に出現させる。ワニくんはギュスターヴくんの悪戯を止めさせようとするのだが‥‥巻末にネコやギュスターヴくんなどの縫いぐるみ写真(ぬいぐるみ制作・今井昌代)を併録。

  • 猫の文明(毎日新聞社 2002)赤瀬川 原平
  • 「文明」は人間の作り出したものである。人間の愛玩動物の営みも「文明」の1つであるという観点から、猫の目には見えない「猫の文明」を人間の目が捉える。「路上観察学会」で培った著者による「脳内リゾート開発」(脳内に眠る財産の開発)の試みである。何のことだか珍紛漢紛かもしれないが、具体的には自ら撮ったネコの白黒写真を「お茶会」に見立てるという趣向である。白いワイシャツの人(南伸坊)と半野良、万年塀の上の織部猫(メキシコのお土産)、逗子の猫、江ノ島の猫、前衛猫(イタリア製の陶器)、小石川植物園の猫たち、露地の半野良、障子を挟んで向かい合う飼い猫(黒猫クリと茶猫ミヨ)、ビニール障子に躙り口を開けたチビクロ、罅の入ったレンガ塀から顔を覗かせるグレー猫‥‥千葉県流山の吠える犬や四国川之江の「つつましいワンちゃん」も登場する。初出雑誌連載時の題名は「脳内リゾート開発事業団」。「猫のお茶会」というネコの和毛のように柔らかいタイトルでも良かったのではないかと思う。

  • 猫的感覚(早川書房 2014)ジョン・ブラッドショー
  • 英国の動物学者によるネコ本。「猫的感覚」という邦題は原題「CAT SENSE」の直訳だが、謎めいたネコの魅力を直感的に言い表わしている。サブタイトルは「動物行動学が教えるネコの心理」で、原著の「明かされたネコの謎」(The Feline Eniguma Revealed)とはニュアンスが多少異なる。紀元前(8000年から1万3000年)から現在までのネコの歴史を振り返り、未来のネコたちに思いを馳せる。全11章の構成は第1〜3章でネコの進化、第4〜6章でヒトとネコとの違い、第7〜9章でネコと社会との関わり、10〜11章で現在のネコの立場を検討し、今後のネコのありかたを考察する。最新の遺伝子(DNA)解析や脳科学などによって、ネコの進化の過程や行動原理は解明されつつある。《言うまでもなく、ネコは決定を下すことのできる意識のある動物である。受けとっている情報や同じできごとの記憶だけではなく、その情報に対する自分の感情的な反応に基づいて決定を下せる》「第6章 思考と感情」‥‥読了後、ネコとの距離が少し縮まったような気がする。

  • 文豪の猫(エクスナレッジ 2018)アリソン・ナスタシ
  • 『アーティストが愛した猫』(2015)と同じ著者による続編で、45人の愛猫作家たちと飼いネコがアルファベット順に登場する。見開き2頁の左右に写真と文章というレイアウトも前著から踏襲されている。重複する作家は1人もいない。シャム猫を背中に乗せて微笑むアレン・ギンズバーグ。黒猫を膝の上で抱くアンジェラ・カーター。タイプライターの上の猫を笑顔で愛でるドリス・レッシング。猫を抱いてタイプライターで執筆するアーネスト・ヘミングウェイ。黒猫を抱く無精髭面の村上春樹。猫たちの食事を笑顔で見守る大佛次郎。黒猫はカメラ目線なのに、視線を反らしているホルヘ・ルイス・ボルヘス。パイプを銜えて黒いペルシャ(タキ)を愛撫するレイモンド・チャンドラー。膝に親猫、肩と頭に子猫たちを乗せて満悦するスティーヴン・キング。トラ猫を胸に抱く少女時代のシルヴィア・プラス。愛猫のロレンゾ(ボンゾ)を肩に抱くアーシュラ・K・ル=グイン‥‥原題は「作家とその猫」(Writers And Their Cats)なので、「文豪の猫」という邦題には違和感がある。「表紙カヴァ」はトラ猫を抱くトルーマン・カポーティ。

  • LIL BUB’S LIL BOOK(学研パブリッシング 2014)マイク・ブライデイヴスキー
  • 「永遠の子猫リルバブの不思議な冒険」はストーリ仕立ての可愛い写真集。バブアブバブ星で自由気儘な毎日を送っていたマジカル・スペース・キャットのリルバブちゃんは宇宙船を操縦して地球に不時着。お魚を探しているところを男の人(マイク)に保護される。ウェブに登場するや否や、彼女は一躍人気者(世界一有名なネコ)になる。テレパシーで本にサインして、あなたの夢の中にお邪魔する。公園デビューして、スケボーに乗る。お魚を食べて入浴し、寝室のベッドに入って夢の国へ‥‥。気球に乗ってピラミッドやストーンヘンジに行く。巨大アリ、レコーディング、ミルクバーのバーテンダーにも挑戦した。今日はグランピー・キャットのスムーシュとピクニックに出かける。スムーシュと逸れて迷子になってしまったリルバブは飼主にテレパシーでメッセージを送り、宇宙船に乗って故郷の星に帰るのだった。写真やイラストが詰まった「リルバブからのプレゼント」、飼主マイク・ブライデイヴスキーの「あとがき」も泣かせる。

  • 世界の美しい猫 101(パイインターナショナル 2015)レイチェル・ヘイル・マッケナ
  • 女性動物写真家レイチェル・ヘイル・マッケナ(Rachael Hale McKenna)の写真集。「短毛種」「セミロングヘア種」「長毛種」「エイジアン」「オリエンタル」「その他の種類」の可愛いネコちゃん107匹、101種が登場する(原題は「The Cat's Pajama's: 101 of the World's Cutest Cats 2009」)。アビシニアン、ベンガル、バーミーズ、ブリティッシュ・ショートヘア、クラシキャット、コーニッシュ・レックス、デボン・レックス、エジプシャン・マウ、エキゾチック・ショートヘア、ジャパニーズ・ボブテイル、マンダレイ、マンクス、オシキャット、ロシアン・ブルー、スコティッシュ・フォールド‥‥ネコの写真に解説とネコについての短文を添える。スカーフ、ワイングラス、フラワー、ハンモック、リボン、眼鏡、壺、ロープ、帽子、縫いぐるみなど‥‥小物の演出は最小限で、間違ってもネコに服を着せるような愚は冒さない。彼女の飼い猫エドモンド(ヒマラヤン・ペルシャ)も掉尾を飾る。本書(p.160)に収録されているペルシャ(ブラウン・タビー)を表紙にした写真集『SMITTEN 子ねこに夢中!』(グラフィック社 2006)も必見にゃん。

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    血染めの部屋 大人のための幻想童話

    血染めの部屋 大人のための幻想童話

    • 著者:アンジェラ・カーター(Angela Carter)/ 富士川 義之(訳)
    • 出版社:筑摩書房
    • 発売日: 1999/12/02
    • メディア:文庫(ちくま文庫)
    • 目次:血染めの部屋 / 野獣の求愛 / 虎の花嫁 / 長靴をはいた猫 / 妖精の王 / 雪の子 / 愛の館の貴婦人 / 狼人間 / 狼たちの仲間 / 狼アリス / 訳者あとがき / 解説「野獣の罪と美女の罰」小谷 真理


    不思議な猫たち

    不思議な猫たち

    • 編者:ジャック・ダン&ガードナー・ドゾワ(Jack Dann & Gardner Dozois)
    • 出版社:扶桑社
    • 発売日: 1999/09/30
    • メディア:文庫(扶桑社ミステリー)
    • 目次:猫の創造性 / つややかな猫たちのジグソー・パズルに見立てた人生 / 焔の虎 / かわいい子猫ちゃん / 猫と話した少年 / ジャガー・ハンター / マダム・フロイの罪 / 硝子の檻 / メイのクーガー / 草の色、血の色 / 多言無用 / パスクァレ公の指環 / 解説・猫たちの饗宴ふたたび(中村 融)


    猫の文明

    猫の文明

    • 著者:赤瀬川 原平
    • 出版社:毎日新聞社
    • 発売日: 2002/09/01
    • メディア:単行本
    • 目次:目は心の窓 / 夕焼けの半野良茶会 / 万年塀の上でのお茶会 / 逗子の猫の選んだ掛軸 / 江ノ島の猫のお茶会 / 前衛猫のおしゃべり / 列はちゃんと詰めて並ぶように / どうぞ、どうぞと吠える犬 / ようこそいらっしゃいました / お稽古に励む猫たち / 急に出来た躙り口 / つつましい入口 / 落着いたねずみ猫 / 犬連れ者の一期一会 / あられもないと人は言う / ...


    猫的感覚──動物行動学が教えるネコの心理

    猫的感覚 動物行動学が教えるネコの心理

    • 著者:ジョン・ブラッドショー(John Bradshaw)/ 羽田 詩津子(訳)
    • 出版社:早川書房
    • 発売日: 2017/06/08
    • メディア:文庫(ハヤカワ・ノンフィクション文庫)
    • 目次:ネコを理解するために / ネコの始まり / ネコが野生から出てくる / 一歩後退、二歩前進 / すべてのネコは飼いならされることを学ばなくてはならない / ネコから見た世界 / 思考と感情 / 集団としてのネコ / ネコと飼い主たち / 個体としてのネコ / ネコと野生生物 / 未来のネコたち / 謝辞 / 訳者あとがき / 原注 / 参考文献


    世界の美しい猫 101

    世界の美しい猫 101

    • 著者:レイチェル・ヘイル・マッケナ(Rachael Hale McKenna)/ 大浜 千尋(訳)
    • 出版社:パイ インターナショナル
    • 発売日: 2015/12/10
    • メディア:単行本
    • 目次:短毛種 / セミロングヘア種 / 長毛種 / エイジアン / オリエンタル / その他の種類 / 索引

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