COMを読む(1 9 7 0) [c o m i c]
石森 章太郎 「サイボーグ009(神々との闘い)」(COM 1970.12)
イースター島の調査中に行方不明となった考古学者・小松隆正が日本国内の遺跡で発見される。その最期を看取った島村ジョーとフランソワ・アルヌールの2人に、「神は悪魔!‥‥イースター、マヤ、アンコール、ピラミッド、羽根、蛇!」という謎の言葉を遺して。死因(心臓マヒ)を不審に思った娘の玲子は1年前、父親が何者かに殺されたと確信する。彼女は古代遺跡から様々な証拠を例に挙げて、「神が宇宙からの訪問者」(神=宇宙人)という仮説をジョーに語る。偶然UFO(宇宙人?)を目撃したハインリヒは執拗に命を狙われる。恋人を自殺に追いやった傷心のピュンマは生身の身体に戻りたいと訴える。仲間を敵と看做して攻撃するジェロニモとジェット‥‥ギルモア博士に成りすまして009たちの心を蝕んでいた「敵」をイワンが殺す。イースター島で出逢った娘、テレパシーでジョーに語りかけた大耳族の酋長の娘ノアは命を狙われて交通事故で死ぬ。ところが「サイボーグ009(神々との闘い)」(69.10~70.12)の後半、2ヵ月の中断を挿んで連載再開された後はストーリよりもイメージ主体の「ジュン」化した「009」として、中途半端なまま終了してしまう。
バラバラになったジグソーパズルの断片、長編映画の未編集フィルムを見せられているような感じ‥‥イメージが氾濫すればストーリは混乱する。「ジュン」というよりも「リュウの道」のイメージやテーマに重なる部分も少なくない。サイボーグ009シリーズの中で最も美しいフォルムである。休載の理由は「読者の支持が得られなかった ── 平たく言えば人気が出なかった」から。《長い物語の中から順序も部分も考えずに、ゆきあたりバッタリに思い出して描いていたんですから ── 。何年かの後、1冊(あるいは2冊)の単行本にまとめるとちゃんとした物語になっている》と、作者は最終ページで弁明しているけれど。その当時は、まさか未完のまま作者が逝ってしまうとは夢にも思っていなかったので、「神々との闘い」の休載よりも、ジョーとフランソワのベッド・シーンの方がショッキングな出来事だった。ピュンマと原住民の娘は悲恋に終わってしまったけれど、2人の愛は成就するのかしら、フランソワは子供を産めるのかしら?‥‥などと妄想したりして‥‥。
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「トキワ荘物語」(69.10~70.9)は若き児童マンガ家たちの梁山泊とも言うべきアパート「トキワ荘」(東京豊島区椎名町)の住人たちによるドキュメント回顧録。水野英子、寺田ヒロオ、藤子不二雄、森安なおや、鈴木伸一、永田竹丸、よこたとくお、赤塚不二夫、つのだじろう、石森章太郎、手塚治虫の11人がリレー形式で描き綴る。4ヵ月間だけの短期住人だった水野英子(17歳)、手塚治虫や藤子、赤塚、石森などの「門番」に嫌気が差して引っ越して行く「新漫画党」総裁の寺田ヒロオ、手塚治虫が引っ越して行った後に入居した藤子不二雄(藤本弘・安孫子素雄)の2人、15年振りにペンを執った森安なおや、ラーメン好きの小池さんのモデルとなった鈴木伸一(風田朗)、共同炊事場の流し台を「水風呂」にしたという伝説を遺した赤塚不二夫、都内の家から毎日スクーターで通っていたという非住人つのだじろう、「ジュン」の手法でイメージ豊かに描いた石森章太郎、「トキワ荘」を主人公にして「女の一生」を語る手塚治虫。「トキワ荘」と住人の光と影が昭和30年前後の回想の中から浮き立つ。
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「火の鳥・鳳凰編」(69.8~70.9)は奈良時代の我王と茜丸の物語である。漁師の子として生まれた我王は父親に抱かれて岬の山神さまへお礼詣りに行く途中、崖から落ちて右目と左腕を失う。15歳になった我王は嫌がらせをした泥田坊の一家を崖から突き落としたのを皮切りに、人殺しの鬼っ子〜残虐非道の盗賊の道を歩む。逃走中に森で出合った彫刻師・大和の茜丸の右腕を嫉妬に駆られて斬りつける。我王の後を追って来た茜丸の妹・速魚(実はテントウムシの妖精)と強引に夫婦の契りを結ぶ。永宝寺の住職に救けられた茜丸は、左腕1本の彫刻師を目指す。呪われた鼻、醜く腫れた我王の鼻。我王が略奪して来た鏡に速魚の顔は映らない。盗賊の仲間に鼻の塗り薬は毒ではないかと言われた我王は逆上して速魚を斬り殺してしまう。茫然自失状態で捕われた我王は、鼻の病いを予言した良弁僧正に救われて、都大路引き回し打ち首の刑を免れる。橘諸兄から3年で「鳳凰」を彫ること、もし彫れなければ首を斬るという命を承けた茜丸は奈良の都の寺や文庫を巡って「鳳凰」の資料を探す。
ある寺の僧侶から400年前の古文書(川上タケルの記録)を見せられた茜丸は、火の鳥が棲息するという筑紫国へ旅立つ。茜丸と我王の邂逅。疫病が蔓延する村に地獄を見た我王は発作的に魔よけの護符「魔霊退散」を彫る。我王が彫った異形の木像や泥の捏ねた土像は怒りに満ちていた。ある村で茜丸は石子づめにされている娘ブチを救う。兄と慕うようになったブチをモデルに観音像を彫る茜丸。3年経っても「鳳凰」を彫れなかった茜丸は都に連れ戻されて、橘諸兄の前で首を刎ねられる直前、吉備真備に命を救けられる。観世音菩薩像を気に入った吉備真備は遣唐使のメンバーになって蓬来島の「鳳凰」を一目見たいと訴える茜丸に、正倉院の中にある「鳳凰」を見せる。茜丸が彫った「鳳凰」。大仏建立の国家的事業。橘諸兄と吉備真備の政治的な対立。無実の罪で2年間投獄されていた我王が焼いた鬼瓦。即身仏となった良弁上人。大仏殿建立のプロデューサに出世した茜丸。左遷された吉備から橘にパトロンを乗り換えた茜丸の目の前に、死んだと思われていた娘ブチが現われる。
大和の茜丸と伏見の我王の2人が東大寺大仏殿の大屋根に飾る鬼瓦8体を競って献上する。誰もが我王の鬼瓦の方が優れていると思ったが、審査員の投票の結果、茜丸が僅差で勝つ。藤原仲麻呂が異議を発して橘諸兄のメンツを立てた八百長と断じると、茜丸は15年前の罪(我王が茜丸の右腕を斬ったこと)を暴いて、我王の右腕を斬り落とさせる。我王の鬼瓦が収められた正倉院(北倉)から原因不明の出火!‥‥燃えさかる火を消そうとして炎の中に飛び込んだ茜丸は焼死する。焼け焦げた茜丸の骸骨を胸に抱くブチ。752年4月9日、大仏の開眼式が盛大に行なわれた。旱魃と飢饉、重労働と悪疫という多大な犠牲者の上に完成した大仏殿は、政治に利用された宗教の偶像、国家権力の象徴となる。両腕を失い、森で鑿を口に銜えてキツツキのように木像を彫っている我王の前に、茜丸の遺骨を持ったブチが現われる‥‥《伏見の我王とブチが、その後どうなったかは誰も知らない》。
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「こみっきすと列伝」(69.10~70.5・6)は真崎・守(峠あかね)の連作シリーズ。「陽炎のように燃えた‥‥」は火番の不注意で消してしまった「赤い舌」を約束の日までに火の山から持ち帰る主人公と、それを信じて待つサチ。「わたしの命を買って下さい。7円です」というプラカードを首から下げて新宿の街角に立つマンガ家志望の女の子。床に落書きを描き続ける地球の最後の生き残りの少女‥‥を「昨日のかけら」「今日のかけら」「明日のかけら」、過去・現在・未来という時代で描き分けた3部作。「風の中から」の「昨日のかけら」は人相書きのバイトをしている見習い絵師ゴローを主人公にした時代劇だが、「今日のかけら」では一転してアシスタント募集広告「個人的求人欄」(70.2)のドキュメント(私マンガ)と化す。最終回の「檻の中の叙事詩」の前半も書き文字エッセイとイラスト構成になっていて、後半で「陽炎ように燃えた‥‥」と「風の中から」の後日譚が描かれる。「こみっきすと列伝」の一貫したテーマは「何故描くのか?」という根源的な問いかけだと思われるが、「私マンガ」に流れてしまうのは描けないことの言い訳になっていないだろうか。
宮谷一彦の「白夜」(70.8~12)はゴルゴダの丘に引かれて行くキリストを描いたナンセンス・ギャグ「熱く長い道のり」や、ガソリンを盗んだベンツの所有者の娘とミニクーパーで逃走する殺人犯の短篇などを含む「ならば ぼくは1ページ1時間でかいてやろう」の13頁目から突然始まる。妻から別れ話を切り出されて狼狽した婿養子の男が高速道路を飛ばしているとスピード・マニアにレースを挑まれる。学校の生協に強盗目的で忍び込んだスピード狂の若者は人を殺していて、厚木インターから引き返そうとして並走するトラックと接触、横転、炎上!‥‥という「因果律の記述よりも空間拡大」、劇画的なストーリよりも遊びに来たゲスト・マンガ家たち(池上遼一、上村一夫、真崎・守)による紙面ジャック・ページが意表を衝く。《Let It Be》や「あしたのジョー」(力石徹が矢吹丈を倒したカット)、アメコミ化した「月光仮面」のパロディ。小天使ルイルイとマスクをしたハトの友情を描いた「悲しき天使(ルイのための童話)」(70.11)。そして、ロック喫茶のトイレの中で自傷しようとする若者の妄想を描く「ぎゃあ」(70.12)へと暴走して行く。
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「バカ式」「おそろち」「椎名町綺譚」‥‥などの傑作を生んだ「長谷邦夫パロディ劇場」(69.4~12)に続く「盗作世界名作全集」(70.1~71.2)は、誰でも知っている海外文学のパロディ・マンガ。イシモリ(石森章太郎)とモリ打ちのお鯨がピークォド号の乗組員となってエイハブ船長(座頭市!)と航海に出る「白鯨」(70.1)。アッシャー家(罅割れた国会議事堂)を訪れたペット・セールスマン(佐藤栄作)が主人(長谷邦夫)にネコやニャロメを売る「黒猫」(70.2)。青森県奥入瀬川を流れて来た巨大なリンゴの中から生まれた英国(ひでくに)が上京して、4人組グループのザ・ゴキブリから脱退したジョン零野運に代わってダルタニャンとなる(ジョン・ノレンが描いた画中劇画「血溜まり」が秀逸)「三銃士」(70.3)。アリ地獄のような砂漠の廃屋に住み着いた毒虫が夢から目を醒めると、人間の女(タレント) → 沢村忠(キック・ボクサー)→ 横尾悪乗(イラストレータ)になって芸能界にデビューする「変身」(70.4)。
砲撃のショックで時空間か歪み、日本のヤクザ卍組の構成員に精神転移したドイツ軍の兵士たちが「私設軍隊ナナメの会を持った近代ヤクザ」の小仏一家(三島親分)との抗争に巻き込まれる「西部戦線異状なし」(70.5)。素顔の長谷邦夫が庄司薫の「赤頭巾ちゃん気をつけて」とサリンジャーの類似性 ──「こりゃ盗作だ!! 象印賞だ!!『長谷邦夫パロディ劇場』だ!!」── を暴く「ライ麦畑でつかまえて」(70.9)。汚染された魚を食べて吸血鬼となった神油養老院のママンを人質に取って射殺した「私」が処刑される「異邦人」(70.8)。手塚治虫がマンガの家庭教師になって父親(佐藤栄作顔)の2人の息子にマンガの描き方を教える「ねじの回転」(70.9)。「盗作マンガ家」長谷邦夫が見た夢の描写とフルイド博士の精神分析を交互に折り混ぜた「フロイト」(70.10~71.2)。長谷邦夫のパロディ・シリーズはリアル・タイム(1970)ではなく、今読んだ方が断然面白い。
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昨日、祖母に叱られた孫娘はヘソを曲げて日曜の宮参りを頑なに拒否する。なぜ祖母と一緒に行かなかったのかと孫姉と母親に責められる孫娘‥‥19歳の娘が10年前を回想する「九つの春」(70.2)。団地住まいで動物を飼えないのにネコを拾って来るアキコ。キスしようとしたカズオを引っぱたく。デパートの屋上で兄に買ってもらったハムスターの妊娠‥‥「まるごと死んだ」ハムスターをスケッチするアキコは母親に絵を破られ、平手打ちを喰らう。「絵が描きたかったからじゃないんだぜ‥‥スケッチしている自分を母さんに見せたかったからだよ」と妹の気持ちを母親に代弁する兄。泣きながらハムスターを土の中に埋める「どじです」(70.3)。やまだ紫は「鳳仙花」(69.7)ほか、COM発表の作品によって、第3回COM新人賞に輝く。《やまだ作品の “不満” はやはり、未整理で生な絵である。下手ではないが、なんとも堅すぎる散文構成のストーリーは、心理描写が抜群で、これが受賞のポイントとなった》(石森章太郎)。
次女みちよには20年前に亡くなった父親の記憶がない。駄菓子屋のオバアさんや母親が語る父親の思い出‥‥初めての子(長女)は喜んだが、2人目も女の子だったのでガッカリしたという。女友だちの結婚。父親を慕う気持ち。母親の再婚相手。母親の再婚を認める「玉葱と人参」(70.4)。「質問があります」(70.8)は女性のセクシュアリティに切り込んだ問題作(真崎・守も「白夜」のペーパー・ジャックでパロディ化した)。高校を中退して恋人(ヤクザあがり)と行方を晦ましたまま2年も音信不通だった幼なじみの三枝は1年前に結婚して、子供も生まれていた。三枝のアパートを訪ねた及川綾子は、2人目の子(妊娠3ヵ月)を産みたくないので夫を説得して欲しいと頼まれる。「無排卵月経」と診断した医者に綾子は質問する ──「わたしは女でしょうか」「あはは、当然です。君の形態が女ならば君は女です」。子供を抱く三枝を街で見かけた綾子は独白する ──《あの命は消えてしまったようすです。〔‥‥〕しつもんがあります。それでも「あの人は」女でしょうか》。
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ジュゼッピナは夫と息子のルカがいながら男友達を家に招く。嫉妬深い夫は妻と息子の性的関係も疑っている。ある夜、ジュゼッピナが短剣(ナイフ?)で胸を刺されて死ぬ。自らを恥じて自殺した、ルカが殺したに等しいと主張する夫。ウジムシが湧いたママの亡骸から逃げ出すルカ。妻も息子もいなくなって、屋敷には夫と猫のクロしかいない「ほんのすこしの水 II. 月の女」(70.1)。学校の脇にある砂利道、水路の上流にある屠殺場、裏手の畑地と水田、刈り取った稲の陰から聴こえる女のクスクス笑い、カラマツ林と墓地、ポプラの木の間で叫んでいる髪の長い女、春にスミレの花が咲く丸い窪地で少年に指を齧らせている女、牧場と変電所を見下ろす斜面に蹲る少女、誰もいない真冬の墓地、墓石に坐っている干涸びた女が胸を露わに手招きする‥‥少年が墓地へ歩いて行く途中で現われる記憶の中の風景や女たちを絵本風に描く「墓へゆく道」(70.8)。
ヴァイオリンを弾いて「I look at all the lonely People. Aren't you a lonely one?」と歌うジョンは、失恋して淋しい思いをしているトッコを家へ連れて行く。彼女が求めているのはリアルなセックス(性交)ではなく、イメージ・セックス。長剣でトッコの胸を貫いたジョンはハート型の心臓を取り出してコレクションに加える(魂の救済?)‥‥「トッコさみしい心」(70.9)。片想いの恋人ジェーン・バーキン(!)が鉄橋から海に身投げして死ぬ。放浪の旅に出たメローはアンジェリカの家の前で倒れる。メローを救けたアンジェリカはジェーンの死が信じられないメローに、暗い地下室で白骨化しているジェーンの遺体を見せる。アンジェリカに恋したメローは地下室へ突き落とされる。「ホテル・アンジェリカ」は地獄への入口だった?‥‥「いとしのアンジェリカ」(70.10)。ネコ屋敷に暮らすシャロットとノワール姉弟。姉はネコ狂い、弟はオンナ狂い。シャロットを訪ねて来たジョンは夥しいネコたち(1500匹にゃんちゃん大行進)に驚く。「女は猫、男たちは犬」‥‥ノワールは姉の飲む紅茶にクスリを入れて精神病院へ送る「黒猫(シャノワール)」(70.11)。
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マンガ月刊誌「COM」(1970)は5・6月合併号のために1年で11冊しかない。発売日と「○月号」を調整(4月25日発売 → 6月号)した結果だが、なんだか騙されているような気もする。〈COMを読む(1970)〉は実質的に69年10月からなので、1冊少ない恩恵は殆ど受けていない(それにしても無謀な企画だなぁ)。1回分のスペースで全掲載作品を紹介するのは到底無理!‥‥以下、作者名とタイトル、掲載月だけを挙げておきます。松本零士「無限世界シリーズ」(70.1~9)「未完成世界シリーズ」(70.10~12)、青柳裕介「踏切」(69.12~70.2)「楽園」(70.9)、やなせたかし「まんが封切館」(69.9~)、大山学「オリエント急行」(70.5・6)、樹村みのり「解放の最初の日」、みやはら啓一「栄養不良少年」(70.10)、あすなひろし「スウという名の童話」(70.11)など‥‥。諸星義影(諸星大二郎)「ジュン子・恐喝」(70.12)は「ぐら・こん」第17回月例新人賞入選作。多くのマンガ家が亡くなったり消えて行く中で、COMの表紙を描いていた和田誠氏や「単独まんが教室」(読者投稿欄)を担当していた、やなせたかし先生が今も現役で活躍しているのは頼もしい限りです。
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- 月刊コミック誌COM(1967-71)を再読するシリーズの第4回目(1970)です^^
- 手塚先生の「火の鳥」(朝日新聞出版)がオリジナル・B5サイズで復活!
- 「西部戦線異状なし」と「フロイト」は『パロディ漫画大全』(水声社 2002)に未収録なのだ。ニャロメ
com chronicle 1967 / 1968 / 1969 / 1970 / sknynx / 222
- 著者:手塚 治虫 / 石森 章太郎 / 矢代 まさこ / 宮谷 一彦 / 大山・学
- 出版社:虫プロ商事
- 発行日:1970/07/01
- メディア:雑誌(註:表紙は「COMとガロから」のリンク画像です)
- 掲載作品:火の鳥 / サイボーグ009 / ノミの歌 / 霧中飛行者の嘆息 / CRUISING
サイボーグ009 12 ── 石ノ森章太郎萬画大全集(5-2)
- 著者:石森 章太郎
- 出版社:角川書店
- 発売日:2007/02/28
- メディア:コミック
- 収録作品:神々との闘い編 / サイボーグ009対三億円犯人 /「たの幼」テレビきょく・サイボーグ009 / 巻末資料(小説 サイボーグ009 神々との闘い)
- 著者:長谷 邦夫
- 出版社:水声社
- 発売日:2002/07/05
- メディア:単行本
- 収録作品:バカ式 / ゲゲゲの星 / 椎名町奇譚 / フーテン老人日記 / おそろち / かかば斬るド / ルパン二世 / 色ゲバ / ゴリラ13 / ライク・ア・エロチック・コミック・ストリップ / 白鯨 / 黒猫 / 三銃士 / 変身 / ライ麦畑でつかまえて / 骨噛峠ニャロメ葛 / ...
2009-08-21 21:09
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こんにちわSKNYSさん。
そうすると、ぼくの読みたい(と思いつつ忘れてしまっている)秋田書店のコミックスで中途で終わっている「天使篇」は、COMの後に書かれたものなんでしょうか?
by tumuzi (2009-08-29 09:44)
tumuziさん、コメントありがとう。
「天使編」→「神々との闘い」という順番です。
「神々との闘い」の第1部が「天使編」だったのよ^^;
第2部「悪魔編」と合わせて完結するはずでした。
そのストーリは、TVアニメ『THE CYBORG SOLDIER』(2001)や
小説『2012 009 conclusion GOD'S WAR』(2006)でも
一部公開されているそうです。
by sknys (2009-08-29 13:50)