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忍者影丸抄 [c o m i c]



  • 『伊賀の影丸』が、当時人気を呼んでいた山田風太郎の忍法帖シリーズの影響下で生まれた作品であることに間違いはない。特に、この東海道を西ヘ上って行く「由比正雪の巻」では、山田風太郎の『忍者月影抄』の影響がかなりあると思う(興味のある方は一読されればよい)。一方で、当時は白土三平の『忍者武芸帳』という人気の貸本マンガもあった。昭和30年代の中ごろは “忍法帖・忍者ブーム” だったのだ。/ “忍法帖ブーム” の特徴は、残酷とニヒリズムだった。しかし、『伊賀の影丸』にはそれがほとんどない。互いに戦う忍者達が、次々と死んで行く ── 敵味方関係なく、負けるものは負けるというのは、「正義の味方は死なない」というヒーローマンガのイデオロギーが生きていた時代としては、かなり踏み込んだ “残酷表現” なのだが、今この『伊賀の影丸』を見て残酷だと思う人はまずいないだろう。『伊賀の影丸』には、ニヒリズムとか頽廃とか過度の残酷に足を取られない、作者の健全さがある。ともかく、主人公の影丸が、健全なる少年マンガの伝統を引き継いで、一向に苦悩というものをしないからだ。
    橋本 治 「由比正雪の巻・解説」


  • 伊賀の影丸は徳川幕府の公儀隠密である。服部半蔵の命を承けて調査に向かう。若葉右近が将軍家に対して謀反を企んでいるという噂を確かめに行った5人の隠密は1人も帰って来なかった。若葉城の絵図面を奪おうとして殺された三郎太が鷹の旭丸に託した「甲賀七人衆」という血文字(ダイイングメッセージ)を見た半蔵は影丸に若葉城の密偵を命じる「若葉城の巻」(1961)。殺されても死なない不死身の阿魔野邪鬼を筆頭とする甲賀七人衆 ── 粘着力のある唾液を吐いて相手の目を塞ぎ、蜘蛛の巣を張って搦め捕るくも丸、カメレオンのように躰の色を自在に変える十兵衛など‥‥風太郎先生の『甲賀忍法帖』の卍谷十人衆・風待将監や霞刑部と良く似た術を使う忍者たちも登場する。伊賀忍者の大八は地虫十兵衛のように口から吹き矢を飛ばすし、邪鬼の秘密を探りに甲賀の里・姫宮村へ行った影丸が出会った甲賀忍者の与作は、ゴムボールのように弾む鵜殿丈助そっくりの身体を持っていた。

    鋭い嗅覚を持ち山犬の群れを操る犬丸、刃も折れる鋼鉄の躰を持つ五郎兵衛、分身の術(催眠術)を使う半太夫。水中で1時間も潜っていられる半助、200年間も生き続けているという不死身の阿魔野邪鬼‥‥。甲賀七人衆の1人・犬丸との闘いで負傷した影丸を救けるために半蔵は大八と右京、そして彦三、甚作、兵衛の計5人の忍者を若葉城へ送る。コウモリのように危険を察知する特殊能力を持つ彦三と影丸は残る2人の甲賀衆・邪鬼と半助との最後の闘いに挑む。若葉右近が新しく建設中の屋敷に吊り天井を仕掛けていることを突き止めた影丸は半蔵に報告する。江戸からの使者(松平伊豆守に変装した影丸)が将軍家の若葉城行き中止を告げたことで、謀反の計略が露見したと悟った若葉右近は潔く切腹。介錯した邪鬼は使者たちだけでも吊り天井で亡き者にしようとするが失敗して、屋敷に火を放つ。

    慶安4年、謀反の陰謀(駿府城乗っ取り計画)がバレて自害した由比正雪の首がニセ者だったことを知った松平伊豆守は服部半蔵に極秘裏に正雪の抹殺を命じる。逃げる正雪一行と、追う伊賀忍者たちの闘い。小田原、箱根、三島、江尻(東願寺)、藤枝、赤坂‥‥「由比正雪の巻」(1962-63)は東海道を西ヘ下って行くダイナミックな長編である。半蔵が放った6人の伊賀衆は陰流忍者・幻心入道の幻火術で全滅。新たに影丸、岩石入道、むささび、獅子丸、源心、左近丸の六忍衆を送る。6人の追っ手に1人で挑んだ幻心入道の幻火術は盲目の左近丸に敗れ去った。一足早く斥候として飛んだ伊賀忍者むささびは弥九郎の忍法「影ぬい」に不覚を取るものの、含み針(毒)で相討ちに‥‥。箱根で弥九郎と鉄扇、三島で如月文兵衛、霧雨鏡月、太郎坊、東願寺で五十鈴大作、岩見幻斎、こがらし竜五郎と合流した正雪一行は一路大坂を目指す。太郎坊の分身の術、霧雨鏡月の忍法「水鏡」、左近丸の「くも糸渡り」、岩石入道の「空蝉」‥‥。打倒影丸の執念に燃える阿魔野邪鬼も現われて、得意の相討ちに持ち込む。

    忍法「木の葉がくれ」は風上から木の葉を撒いて敵から姿を隠したり、相手を麻痺させたりする影丸の得意業だが、実は木の葉の色によって色々な種類があって、それぞれに痺れ薬や麻酔薬や毒薬などが染み込ませてあるらしい(サイボーグ009の光線銃・パラライザーみたいな多機能の「飛び道具」なのだ)。つまり、影丸と闘う場合は常に風下に身を置かないように留意しなければならない。しかし、影丸は無用な殺生はしない。《あの忍者は必要でない者は殺さない。この男たちのように痺れさせたまま姿を消す。/ いつかそれが、あの男の命取りになるのさ》と、いみじくも邪鬼が如月文兵衛に言うように‥‥。影丸には風に舞う木の葉に火炎を加えた忍法「木の葉火輪」という秘術もある。「木の葉がくれ」も「木の葉火輪」も、無風状態の時や雨が降っている時には使えないような気もするけれど、そのような気象条件下で「木の葉」が使えずピンチに陥ったことは1度もない。

                        *

    山城の国で起こった百姓一揆は、かつて北條氏に仕えていた闇一族の仕業だった。蓮台寺率いる闇一族 ── 岩風、左門、火炎、人影、海老、かげろうと、影丸と村雨五兄弟 ── 右門、数馬、霧丸、十郎太、源太郎の死闘が始まる。村雨兄弟には2つの特殊能力は備わっていた。1つは毒薬に対する耐性(彼らに毒は効かない)と忍法「ナナフシ」‥‥昆虫ナナフシの擬態のように木と同化して姿を隠してしまうのだ。しかし、ナナフシの習性を身抜かれた首領・蓮台寺の前に霧丸と右門の忍法「ナナフシ」は破れてしまう。末弟の源太郎が闇一族に囚われて火炎に鞭打ちや水責めで拷問されるシーンは痛々しいけれど、その源太郎と十郎太が生き残って、後の「土蜘蛛党の巻」で活躍することになる。岩風や海老の死にざまも敵ながら同情の余地がある。一連の百姓一揆は尾州公による将軍家への嫌がらせだった。影丸は自戒を込めて十郎太に言う ──「しかし考えてみればつまらんことだな。単なる嫌がらせのために恨みもない大勢の人間が殺し殺されていった」。「闇一族の巻」(1963)は「苦い勝利」で幕を下ろす。

    白装束に忍者たちが服部半蔵に挑戦状を叩き着けた「七つの影法師の巻」(1963-64)は7対7 ── 魔風、死神、幽鬼、夜霧丸、野火、雪風、紫左近と、影丸、式部、夢麿、天鬼、雷天、片目、幻也斎のトーナメント戦である。相手の名前が記されている巻き物を交換した時からバトルが始まっているという趣向は『甲賀忍法帖』を、幻也斎の忍法「血染蜘蛛」はくノ一忍法「月の輪」を想わせる。夜霧丸 ← 幻也斎 ← 野火 ← 天鬼 ← 魔風 ← 影丸‥‥という順に倒し倒されて行く。謎の忍者衆・七つの影法師の正体は影一族、薩摩藩の隠密組織を公儀隠密団へ知らしめるための一種のデモンストレーションだった。単なる死のトーナメントではなく、たとえば捕えた魔風に催眠術を掛けて泳がせたり、幽鬼が式部の死体に成り済まして影丸を騙したり‥‥戦術的な駆け引きが面白い。魔風の火術で焼死したかと思われていた天鬼が顔に包帯を巻いた姿で復活する。その包帯を解いて醜い顔を曝し、幽鬼と相対する天鬼は不気味で怖かったなぁ。

    承応3年春、服部半蔵屋敷から一巻の巻き物が盗まれる。逃走した賊は伊賀忍者と相討ちになる。半蔵の命令で、巻き物を見た北町奉行所の役人と奉行の口を封じた半助は敵に倒される。半助のクロ(犬)が口に咥えて半蔵の許へ運んで来た巻き物は2つに千切れた半分のみだった。その巻き物には代々の半蔵が徳川幕府の命令で実行していた闇の歴史が刻まれていたのだ。巻き物を奪った忍者を追った伊賀衆が全滅したことを知った半蔵は大坂から影丸を呼び戻す。「半蔵暗殺帳の巻」(1964)は寒月斎率いる飛騨忍者と伊賀忍者たちの血塗られた巻き物の奪い合いを描く。刑部との闘いで忍法「木の葉火輪」を初披露した影丸は刑部、久米丸、大三郎、霧丸の4人を倒す。物語の後半は独眼房、大文字冬心、不知火内膳、黒夜叉、卍丸の飛騨勢と、梟の甚内、霞の伊三次、杢兵衛、天真、十六夜幻之丞の伊賀地獄谷衆の闘いになる。最期に寒月斎は影丸に巻き物の秘密を暴露する ──「その巻き物には幕府だけが知っている大名暗殺の血の歴史が綴られているのじゃ」と。

                        *

    服部半蔵に「かくし金山‥‥」という謎の言葉を残して息絶えた鉱山作業員。半蔵の命を承けた5人の隠密、影丸、兵衛、土蜘蛛、嵐月之助、頑十郎は「かくし金山」を捜しに甲州街道から甲府へ向かう。その道中で影丸たちを襲う謎の忍者群‥‥兵衛は討たれるが、嵐月之助や影丸も得意の火術や「木の葉がくれ」の術で応戦する。土蜘蛛がクモの糸で搦め捕った忍者から、「かくし金山、矢車の里、庄屋の屋敷」というキーワードを聞き出す‥‥。海豚の三次との水中戦に辛うじて勝利した影丸が謎の忍者群に囚われて、竹鞭で打たれたり、逆さ吊りにされて水責めされる拷問シーンは「影丸がセクシー」と言って憚らない元少女の少女マンガ家ならずともドキッとする場面だが、エロティックな効果を意図した演出ではないだろう。影丸に化けて近づいて来た敵の忍者から、影丸が監禁されている隠れ家と「飛騨忍群、地獄谷」という言葉を聞き出した嵐月之助は頑十郎と、影丸の救出に向かう。「地獄谷金山の巻」(1965)は「かくし金山」をめぐる飛騨忍群と伊賀忍者の闘いである。

    「風太郎忍法帖」から男女間のエロティックな性愛や淫蕩、残虐で変態的な殺し合いという「毒」を綺麗に抜き取って少年向きに翻案したマンガが「伊賀の影丸」だったとしても、全くと言って良いほど女忍者(くノ一)が登場しないのは奇異に映る(『甲賀忍法帖』に登場する甲賀伊賀忍者20人中6人がくノ一だった)。それだけに「若葉城の巻」の中で影丸が大工の娘みよに女装して、父・次郎兵衛(くも丸の変装)と闘うシーンには魅了されるが、もとより男女性の転換によるエロティックな効果を狙ったものではないだろう。なぜ作者は、くノ一の起用を避け続けたのか?‥‥そもそも60年代当時の少年マンガには少女(女忍者)を活躍させるという発想がなかったのかもしれない。唯一の例外は「地獄谷金山の巻」に登場するくノ一桔梗。飛騨円月斎の娘は気丈にも短筒で伊賀忍者の土蜘蛛を撃ち殺したりするけれど、父親から影丸との闘いを止められてしまう。

    秋月藩の次席家老・黒木弾正に雇われた阿魔野邪鬼ほか3人の辻斬りたち。家老丹波重左衛門を殺すことが真の目的だと気づいた邪鬼は、弾正のお家乗っ取り計略を見抜く。秋月藩に潜入している隠密・韋駄天の藤次からの連絡が途絶えたのを不審に思った服部半蔵は、影丸と弥兵衛に密偵を命じる。一方、子飼いの辻斬りたちに逆に金銭を強請られた弾正は、4人の浪人と2人の隠密の抹殺を土蜘蛛党の首領・幻斎坊に依頼する。槍使いの一角、くさり鎌の加毛之助、剣の達人・玄十郎、不死身の邪鬼と、影丸と弥兵衛、土蜘蛛忍者衆‥‥「邪鬼秘帖の巻」(1965)は三つ巴の争いである。土蜘蛛党小頭五人衆の1人、勘助の忍法「うず潮」と弥兵衛、幻斎坊の「群狼花」と邪鬼、影丸の「木の葉火輪」の対決。秋月藩の城主にクスリと称して毎日少しずつ毒を盛り、若君の竹丸を亡き者にしようと企む弾正の黒い陰謀は影丸と邪鬼によって暴かれる。なんと、ライヴァルの邪鬼が影丸の味方に回るとは!

    半蔵屋敷の門扉に打ち付けられた影丸「呪いのわら人形」。「邪鬼秘帖の巻」で首領の幻斎坊以下全員が倒されたと思われていた土蜘蛛党の生き残り小頭五人衆 ── 勘助、竜三郎、猿彦、左京、金目が影丸に復讐を誓う「土蜘蛛五人衆の巻」(1965-1966)。左京の毒針に傷ついた影丸を守るために半蔵は4人の伊賀忍者 ── 善鬼、弓彦、頑鉄、源太郎を警備に置く。忍法「移し身」で弓彦に取り憑いた竜三郎‥‥弓彦は敵の変装だと思った仲間の頑鉄に斬られてしまうが、源太郎が仇を討つ。油の霧を吹く猿彦の火術、頑鉄を倒した金目の空蝉の術。大凧に乗って逃げる左京に善鬼が長刀を放ち、凧に刺さった刀に雷が落ちる。半蔵屋敷内にある頑鉄の墓の中に隠れていた勘助が放った毒矢が影丸の背中に突き刺さる!‥‥「邪鬼秘帖の巻」に登場したまま行方知れずだった勘助や、「闇一族の巻」で活躍した村雨兄弟の2人、源太郎と十郎太が再登場しているのが嬉しい。影丸と金目の最終決戦を前にして、村雨兄弟が一役買うのだ。

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    葉山城下に潜入していた伝蔵が連絡を絶った。葉山城内の異変を察した半蔵の命令で調査に出向いた影丸は怪しい忍者たちの一団に狙われる。焼き払われた葉山の里はずれの魔窟(アヘン窟)、鳥よせの術で殺された浪人(ヤクの売人)、焼失した栗林伝蔵の屋敷‥‥証拠隠滅とも思える一連の怪事件に影丸は旅館に宿泊する医者や目明かしに化けて真相を探る。影丸を襲った鳥よせの術は伝蔵の得意業。幕府隠密の伝蔵は裏切り者(アヘン中毒者)だったのだ。影丸に倒された伝蔵は「怖しいのは夢之丞、銀之丞の2人‥‥アヘンの秘密は御神楽山‥‥」と言い遺して死ぬ。半蔵は3人の伊賀忍者、源五郎、十郎、大三郎を葉山城下へ援軍として送り出すが、十郎は銀之丞の幻術によって崖から落ち、大三郎も夢之丞の催眠術に掛けられた源五郎に斬り殺されてしまう。影丸と銀之丞、夢之丞の対決。御神楽山の山頂に咲くケシの花畑を発見した影丸と源五郎の前に葉山城の家老・山形大膳が現われ、「影丸どの、これは大膳だけがやったこと。葉山の城は関係ござらぬ」と言い遺して切腹する。この「影丸旅日記の巻」(1966)で、「伊賀の影丸」の長い旅も終わる。

    影丸は公儀隠密としての使命に疑念を抱き、忍者同士の殺し合いを空しいと思いながらも深く悩むことはない。少年ヒーローは一体いつ頃から苦悩するようになったのだろうか?‥‥矢吹丈も星飛雄馬も、島村ジョーやアトムでさえも思い悩む。苦悩するヒーローの代表格は池上遼一が描いた和製「スパイダーマン」だと思うけれど、少年マンガ誌の主人公が読者と一緒に成長する過程で、「悩める青年」のイメージを纏うことになったのだろう(影丸から約50年後の21世紀の少年ヒーローは、たとえば碇シンジ君のように、幾ら何でも悩みすぎだろうとツッコミを入れたくなるほど、ウジウジと悩む)。「影丸」の連載終了後に始まった『仮面の忍者赤影』(1966-67)は「まぼろし探偵」みたいな赤いマスク(進くんは「赤い帽子に黒マスク♪」)が派手で、良くも悪くも実写版TVドラマの「原作マンガ」という感じだった。『闇の土鬼』(1973-74)こそ、横山光輝が「風太郎忍法帖」からの脱却を期した「忍者もの」ではなかったか。

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    • 秋田文庫版『伊賀の影丸」(全11巻)をテクストに使用しています^^
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    伊賀の影丸 1 ── 若葉城の秘密

    伊賀の影丸 1 ── 若葉城の秘密

    • 著者:横山 光輝
    • 出版社:講談社
    • 発売日:2008/04/23
    • メディア:コミック
    • 目次:潜入 / くもの術 / 危機 / ふたりの邪鬼 / 山犬 / 死闘 / 影丸参上 / 甲賀分身 / 対決 / 邪鬼復活 / 黒い水 / 怪普請 / 強敵 / 姫宮村 / 死の煙 / 脱出 / 2つの影 / もえる水 / コウモリ / 彦三の死 / 露見


    伊賀の影丸 2 ── 由比正雪

    伊賀の影丸 2 ── 由比正雪

    • 著者:横山 光輝
    • 出版社:講談社
    • 発売日:2008/05/23
    • メディア:コミック
    • 目次:にせ首 / 逃亡者 / 伊賀六忍 / 追跡 / 対決 / 忍法水鏡 / 鉄扇と空蝉 / 集結 / 替え玉 / 獅子丸の死 / 鏡月の秘術 / 東願寺 / 邪鬼の追跡 / 如月文兵衛の最期 / 鈴とコマ / 甲賀忍群 / こがらし忍法 / 金剛夜叉明王 / 比翼の術 / とらわれた源心 / 源心救出 / ...


    伊賀の影丸 3 ── 闇一族

    伊賀の影丸 3 ── 闇一族

    • 著者:横山 光輝
    • 出版社:講談社
    • 発売日:2008/06/23
    • メディア:コミック
    • 目次:襲われた代官屋敷 / 残された手裏剣 / 暗殺者 / 村雨五兄弟 / 目には目を / 忍法うつし顔 / かげろう忍法 / 影丸の危機 / 最初の犠牲者 / 挑戦 / 源太郎縄術 / 忍法ナナフシ / 縄術蜘蛛しばり / 捕われた源太郎 / かくれ家 / 右門と左門 / 岩風の最期 / ...


    伊賀の影丸 4 ── 七つの影法師

    伊賀の影丸 4 ── 七つの影法師

    • 著者:横山 光輝
    • 出版社:講談社
    • 発売日:2008/07/23
    • メディア:コミック
    • 目次:序章 / 挑戦状 / えらばれた7人 / 幻也斎の最期 / 忍法血染蜘蛛 / 影の一族 / 魔風 / 催眠術 / 相討ち / 幽鬼 / 対決 / 天鬼の復活 / みにくい顔 / 夢麿の最期 / 霞が原の決闘


    伊賀の影丸 5 ── 半蔵暗殺帳

    伊賀の影丸 5 ── 半蔵暗殺帳

    • 著者:横山 光輝
    • 出版社:講談社
    • 発売日:2008/08/22
    • メディア:コミック
    • 目次:なぞの忍者 / ちぎれた巻き物 / 首領寒月斎 / 大阪への使者 / たおされた影丸 / 影丸の挑戦 / 忍法木の葉火輪 / 逃げ水 / 霧丸と大三郎 / 援軍 / 梟の甚内 / 仮死の術 / 挑戦状 / 催眠術 / 暗殺帳の秘密


    伊賀の影丸 6 ── 地獄谷金山

    伊賀の影丸 6 ── 地獄谷金山

    • 著者:横山 光輝
    • 出版社:講談社
    • 発売日:2008/09/22
    • メディア:コミック
    • 目次:死体のなぞ / 見えぬ敵 / 木の葉と火術 / 潜入 / なぞの川 / とらわれた影丸 / 救出作戦 / 替え玉 / 地獄谷 / 月之助の危機 / 最後の火走り / 飛騨円月斎 / かくし金山


    伊賀の影丸 7 ── 邪鬼秘帖

    伊賀の影丸 7 ── 邪鬼秘帖

    • 著者:横山 光輝
    • 出版社:講談社
    • 発売日:2008/10/23
    • メディア:コミック
    • 目次:4人の辻斬り / 秋月領 / ゆすり / 刺客 / 土蜘蛛党 / 天馬一角の最期 / たおされた邪鬼 / 潜入 / 土蜘蛛党の暗躍 / 弥兵衛の死 / 暗殺計画 / 襲撃 / 暗殺者 / 忍法「群狼花」/ ほろびた土蜘蛛党 / 大団円


    伊賀の影丸 8 ── 土蜘蛛五人衆

    伊賀の影丸 8 ── 土蜘蛛五人衆

    • 著者:横山 光輝
    • 出版社:講談社
    • 発売日:2008/11/21
    • メディア:コミック
    • 目次:のろいのわら人形 / 忍法移し身 / 猿彦の火術 / 空蝉の術 / 見えぬ敵 / はかりごと / 影丸の挑戦 / 挑戦状 / 毒花とひとみ / 鴨が原の対決


    伊賀の影丸 9 ── 影丸旅日記

    伊賀の影丸 9 ── 影丸旅日記

    • 著者:横山 光輝
    • 出版社:講談社
    • 発売日:2008/12/22
    • メディア:コミック
    • 目次:なぞの襲撃者 / 鳥よせの術 / 魔くつ / 焼き打ち / 銭家 / 御神楽山 / 夢之丞・銀の丞 / 山頂の花

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    コメント 2

    モバサム41

    幸村「おのれ~、敵の徳川方ではないか。サスケよ、さっさと討ち取って参れ」
    サスケ「合点承知。半世紀も前の呑気なレトロ漫画なぞ相手にもなりません。万華鏡写輪眼、瞳術『天照』でウ○ラトン○チどもを蹴散らしてやります」
    by モバサム41 (2009-08-15 01:13) 

    sknys

    モバサム41さん、コメントありがとう。
    〈風太郎忍法帖〉から「魔界転生」した魔人・影丸なので、
    タイトルが『忍者月影抄』のモジリになっています^^;

    風太郎先生の「忍法帖シリーズ」がなかったら、
    「影丸」も「NARUTO」も生まれて来なかったということで‥‥。
    by sknys (2009-08-15 13:37) 

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