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コピー・キャット [b o o k s]

どんなに人気のあるベストセラー本でも出版後1年も経てば、その熱も冷めて(読者も去って)公立図書館の書架には大量購入した同一図書の背表紙がズラリと並ぶ、遅れて来た新刊書店みたいな光景を目の辺りにして苦笑するのですが、『模倣犯』(小学館 2001)に限っては例外らしい。出版後1年を経ても、その背表紙の片割れ(上・下巻)さえ1度も見たことがないという始末。著者・宮部みゆき氏の人気の賜物なのか、100万部も売れた大ベストセラー本の成せる業なのか、それとも大長編──総ページ数1422頁(9ポ2段組)ゆえの事情‥‥なかなか読み終わらないためなのか(当然予約が入っているので、2週間の返却期限延長は出来ない!‥‥無断延滞?)、その実態は量り兼ねる。例えば同じ作者の小説でも『模倣犯』の後に出版された『R.P.G.』(集英社 2001)や『ドリームバスター』(徳間書店 2001)は、とっくの昔に借りられた(読めた!)のだから、著者よりは寧ろ作品自体の方に、その主たる理由があったのでしょう。

T区内の図書館の利用状況を館内端末で検索してみると『模倣犯』は全8館で上・下巻各31冊ずつ(合計62冊)所蔵していて、それぞれ上巻=1242、下巻=1195回貸出されている(2003/7/16 現在)。上下巻での57回の差は今リアルタイムで上巻だけ借りて読んでいる31人のユーザ分を差し引いても計算が合わない「ミステリィ」ですが──上巻の途中で早くも投げ出した人、あるいは下巻だけ買った奇特な人、午睡の枕に使っていた人?──、延べ2437回‥‥1冊平均にして約40人の利用者に読まれている勘定になる。1人2週間の貸出期間として、年25回 × 31冊=年間775回、2003年4月で出版から丸2年経つから775 ×2年=1550回と、2年間に限定しても計算上の数値を実数が大きく下回ってしまうのは、やっぱり返却期限を過ぎても延滞したままの人が相当数いたせいでしょうか(2006年10月15日現在、上巻=所蔵数:12冊・貸出総数:2440回、下巻=所蔵数:13冊・貸出総数:2283回、予約件数は共にゼロ‥‥消えた37冊の行方は?)。

それだけ多くの人に1冊の本が読み回されているということは逆に言えば本の傷みも酷くなる一方で、某図書館の書架に上・下巻揃って並んでいるのを発見して超ラッキー♪‥‥って思って手に取ったら、カドが擦り切れたボロボロ状態‥‥まるで数千人の客と寝た大年増女郎みたいな風体(そりゃヌシだよ!)でマジ、ビビッちゃったよ。そりゃ初々しい処女・生娘などと高望みは申しませんが、もう少し若くて器量好しの平成ギャルを求めて(セクハラ地雷踏んじゃった?)‥‥やっと2003年7月、少しはマシな状態の三十路過ぎの妙齢の貴婦人(じゃなくて本ですよ)に出逢った次第。もっと前に電話(インターネット)予約しておいた方が良かったのかもしれないが、その頃は予約者数が優に100人の大台を超えていたし、「ブス女」が回って来たとしてもチェンジ出来ないところがホ○ト○嬢との違い?‥‥やっぱり御足労でも直に相手の「娘」を品定めしてからの方が安心ですね。

文庫版『模倣犯』(新潮社 2005)は単行本から4年半を経た後に出版された。ほぼ同じくらいの分量(約3000枚)の上下2巻本で刊行時に話題になった小野不由美の書き下ろし長編作品『屍鬼』(新潮社 1998)──ゲラの時点で読んでいた京極夏彦氏も大絶賛!──と同じく、全5巻という体裁で‥‥。その携帯性や大きな活字は兎も角、価格面(¥3700)ではリーズナブルという文庫本本来の長所からは程遠い。文庫版『屍鬼』の「解説」の中で宮部みゆき氏自身も書いているように、やっぱり作家渾身の大長編(上・下巻)はオリジナル・ハードカヴァーでジックリと腰を据えて読みたいものです。文庫化する際に決して分冊化しない方針を貫いて来た、所謂「ドカベン / レンガ本」と称される〈京極堂シリーズ〉も分冊文庫化されているけれど、複雑な思いを禁じ得ません。上下2巻本(宴の支度・宴の始末)の「ノベルス」(新書判)として出版された『塗仏の宴』(講談社 1998)の分冊文庫版は全何巻になったのでしょうか?

                    *

2年以上のタイム・ラグがあったので、その間「模倣犯」というタイトルから色々と想像する時間に恵まれた。例えば連続殺人事件の犯人が逮捕されて目出度く一件落着した後で、その手口を真似た「模倣犯」が現われる‥‥新たな犯人の正体は?‥‥というような凡庸なストーリィ展開を夢想して悦に入る。ところが読む前の予想に反して、いつまで経っても肝腎の「模倣犯」は現われない。シリアル・キラーの犯罪は口惜しいくらいオリジナリティに満ちている。これじゃ羊頭狗肉じゃないか、作者の真の意図は一体何処にあるのかと疑心暗鬼に陥りながら読み進めて行く‥‥。しかしタイトル名の後ろに幾つものクェスチョンマークを付けていた読者は最後の最後、この長い小説のラスト10頁目にして「模倣犯」の反語的意味合いを理解することになるのだ。TVという公衆監視メディアの面前で、自信満々の真犯人を自白に追い込む一言、決定的な「殺し文句」として‥‥。

この小説は3部構成になっている。連続誘拐殺人事件に巻き込まれた女性たちの家族(遺族?)、事件を追う女フリーライターと捜査本部の刑事たち、(TV局の生番組に直接電話して来た犯人)‥‥の側面から描かれる第1部。2人組の犯人と友人、その家族‥‥の視点から描写される第2部。そして被害者、加害者、マスコミ、警察当局‥‥第1・2部を統合させる形で「事件」の核心部分へ収束して行く第3部。1部と2部の最後は同じ場面──連続女性誘拐殺人事件の容疑者と思しき2人組の乗った車(後部トランクの中には男性の死体が入っている)の転落事故死のシーンで終っている。つまり第1部と第2部は一連の事件「解決」→突然の舞台の幕切れの観客席と楽屋(表と裏)、被害者と加害者側から描いた歪んだ合せ鏡のようにピッタリと重なる。そして第3部のクライマックスで2枚の「虚像」が粉々に砕け散った瞬間、今まで隠されていたグロテスクな「実像」が白日の許に暴かれる‥‥という仕掛けなのだ。

今日の3人称小説は純文学・エンタテイメント系を問わず、多かれ少なかれ20世紀初頭の大発明〈意識の流れ〉を自家薬籠化し、ごく当り前の手法として使われているので「3人称」と言っても19世紀的な「神の視点」から俯瞰した客観描写ではなく、語り手が任意の登場人物(主人公)の中に入り込んで、その人物(彼・彼女)の視点で思考・独白する「1人称的3人称」の形態を採っている。従って視点が他の登場人物に移動しないで特定の1個人に留まっている限り「1人称小説」に近くなる(例えば極端な話、高橋たか子氏のように「私にとっては1人称も3人称も同じこと」と言って憚らない作家もいる)。そこでは客観性は否定され、万能ではない主人公(=話者)は怏々にして「現実」を精確に捉えられないことで宙吊りにされ(ある種のサスペンス効果を産み)、同時に読者の感情移入を容易にする。仮令自由に視点移動する「語り手」が総てを知っていたとしても客観的事実を敢えて読者に公表したりはしないし(寧ろ知らないフリをする?)、全能の神である「作者」も前面にシャシャリ出て来て、したり顔で19世紀的にコメントしたりもしない。

『模倣犯』も御多聞に漏れず「1人称的3人称」スタイルで書かれていて、主要登場人物たち(約10名)の中で自在に視点が移動して行く。特にミステリィの場合は徒らに読者に(犯人情報を含めた)客観的事実を呈示しない方が都合が良いので多くの作品は、この手法を踏襲しているけれど『模倣犯』は少々毛色が違う。従来の「犯人探し」の本格ミステリィ趣向は第1部までのこと、第2部で犯人たちの正体を早くもバラしてしまうのだから‥‥。「犯人探し」の興味を失ってしまった代わりに、読者は作中人物たちの知り得ない客観性を手に入れる。あたかも神の如き視点で小説世界の全体像を作者と一緒に共有出来るという趣向。その時点で多くの読者の関心は古典的な「犯人探し」から、一体いつ「犯罪」が暴かれるのか、犯人たちの「動機」は何なのか?‥‥ヘ移行する。それは同時に「犯人」に感情移入させる共犯幻想的で悪魔的な甘い誘い水でもある。一挙に終局を迎えたかに見えた「事件」は第3部以降、思わぬ方向に転回し、暴走し始める。

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近年流行のサイコ・サスペンスと呼ばれる人格異常者の連続殺人を扱ったミステリィは旧来の「本格もの」とは違って、サイコパスの深層心理を仔細に描写しなければならないので、例えば『レッド・ドラゴン』(早川書房 2002)のように、比較的早い段階で読者の前に、その正体を曝す必要性がある。そこで語られるシリアル・キラーの内面描写、追い詰める側(刑事や探偵)との心理戦や活劇。それらに加えて『模倣犯』は犯人に殺害された女性たちの遺族と、容疑者の家族の懊悩・葛藤など、複雑な心情を深く掘り下げている。愛しい娘や孫娘の命を突然奪われてしまった両親や祖父母の怒りと悲しみ、選りに選って身内から「殺人犯」(容疑者)を出してしまった加害者側の親兄妹‥‥。更に一般大衆に最新情報を伝達→増幅させる装置としてのマス・メディア(TV・新聞・雑誌 etc.)の記者や、評論・解明しようと試みるルポ・ライター。作者・宮部みゆきの筆致は、とりわけ(サイコパスと対峙する)犯罪被害者と加害者の家族たちの描写に尋常ならぬ力を注いでいるように思われる。

約80人にも及ぶ登場人物たちの中の主要キャラ10数名──1年前、両親と妹の一家3人を惨殺された過去に苦しむ少年・塚田真一、その彼と共に(犬の散歩中)偶然、公園のゴミ箱の中に捨てられていた「右腕」を発見してしまった女の子・水野久美、少年を執拗に尾け回す殺人犯(拘留中)の娘・樋口めぐみ、誘拐殺害された女性(鞠子)の母親・古川真智子と祖父・有馬義男(「有馬豆腐店」主人)、「連続女性誘拐殺人事件」のルポを書いているフリーライター・前畑滋子、警視庁捜査第一課第4係りのデスク・武上悦郎巡査部長(ガミさん)と女子大生の娘・法子、その部下・篠崎隆一と秋津信吾刑事、2人組の殺人犯・網川浩一(ピース)と栗橋浩美(「栗橋薬局」の息子)、彼の「親友」で視覚障害者だった高井和明、その妹・由美子(両親が蕎麦屋「長寿庵」を経営)‥‥。純真で傷つき易い少年少女、曲がったことが大嫌いなガンコ者で涙脆い老人、気の強い跳ねっ返りのオテンバ娘など‥‥庶民的で下町気質溢れる人物、彼女のファンなら御馴染みの愛すべきキャラクター達が〈宮部ワールド〉を彩る。

強烈な「悪」の光を照射する連続殺人犯コンビは、村上龍の初期作品の主人公たち──『コインロッカー・ベイビーズ』のキクとハシや、『愛と幻想のファシズム』の鈴原冬二と相田剣介(ゼロ)の共犯関係を想い起こさせなくもない。ここまで蠱惑的で危険な反社会的犯罪者キャラも当節珍しいのではないか。特に2人が氷川高原の山荘(アジト)の、犠牲者たちの「遺体」の埋まった庭で満天の星月夜を見上げるシーンは怖しくも美しい。錯乱状態の栗橋浩美が赤井山中の「お化けビル」で最初の殺人──女子大生の「恋人」と、自称家出少女を殺してしまう場面も鬼気迫るものがある。後者の犠牲者・嘉浦舞衣(中2)は、ちょうど『模倣犯』の読書中に発生した「女子高生殺害事件」──2003年7月6日、草加市内の瀬崎浅間神社の夏祭りで屋台のアルバイトをしていたのを見かけたという目撃談を最後に消息を絶った後、同月9日茨城・五霞町川妻の町道脇の側溝で絞殺体で発見された都立高1年の○○麻衣さん(当時15歳)とダブッちゃって超ショックでした‥‥宮部みゆき、恐るべし!

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模倣犯〈上〉模倣犯〈下〉

模倣犯(上・下)

  • 著者:宮部 みゆき
  • 出版社:小学館
  • 発売日:2001/04/20
  • メディア:単行本

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コメント 10

mana☆

こんにちは、mana☆です。
宮部 みゆきさんの本が載ってますね^^
私のお父さんが読んでましたよ・・・。
ブレイブストーリーだけですがorz
私のお父さんは北方 謙三派なのでね・・・。

blogほめてくださり有難うございます^^
とても嬉しい限りです(^^b)
わざわざ訪問有難うございました。
by mana☆ (2006-10-11 12:25) 

こにゃ

こんばんわっ^^
図書館で彼女【模倣犯】を見つけたときにはさぞ嬉しかったでしょう(笑)
ナンパでも出来ればいいでしょうが・・・玄人さんなので仕方がなかったのですね?!
書店で見かけたら連れて帰る方なので(ただ単に図書館に行けないxx)
一途なんです。あ、sknysさんの方が一途か(笑)

読書したくなっちゃった☆彼【陰摩羅鬼の瑕】を探しに行かなきゃ・・・。
by こにゃ (2006-10-11 18:32) 

sknys

mana☆さん、一番星コメントありがとう。
『ブレイブ・ストーリー』の主人公ワタル少年は小5(11歳)ですが、
原作は小学生向きに書かれていません(少々難しいかも)。
今夏公開された長編アニメの方がmana☆さん向きかな?
‥‥お父さんはハードボイルド(固ゆで卵)が好きなのね^^

masterさんもコメントしていたように、
mana☆さん作るオリジナル・スキンはセンスがありますよ。
色彩感覚は天性のものなので、学習や加齢によって
上達するもんじゃないの。
麻奈さん、お絵描き大好きでしょ?
by sknys (2006-10-11 21:21) 

sknys

こにゃさん、コメントありがとう。
学生時代は年間100冊くらい買ってたんですが、
入手したことで安心(狩猟本能?)するのか、次第に積読状態に
‥‥読んでいない本の山がストレスになって来た。
近所に公立図書館がオープンしてからは、専ら図書館を利用しています。
そうか、書店で待っているのが「生娘」で、図娼館は「玄人女」なのね^^

京極堂のベストは『魍魎の匣』(1995) と『絡新婦の理』(1996) かな?
500頁読まないと「殺人事件」が起こらない『陰摩羅鬼の瑕』(2003) は、
設定そのものに無理があったような‥‥。
書店には最新刊『邪魅の雫』が並んでいます。
〈京極堂シリーズ〉を記事にしたいけれど、読み返すのが大変そう^^;
by sknys (2006-10-11 21:48) 

miyuco

こんにちは。
私の住んでいる東京の果てでは『名もなき毒』の予約数が99です。
sknysさん家の近くにある図書館はすごい数ではないですか?
『模倣犯』発売から5年たってしまった現在では、ピースのようにマス・メディアを利用することはもうムリですよね。まずネットであら探しされてしまいます。
それが作品の質をおとしめるわけではありませんが。
文庫本のフォントの大きさにはびっくりでした。年輩の方に親切なのか
売らんかなの商業主義なのか…
『レッド・ドラゴン』チラッとTVで映画を観たら血糊の量に参りました^^;
原作は傑作でした。『魍魎の匣』これも凄かった。けれど、読み終わった後の
深夜、生首がニコッと笑う映像が暗闇に現れて消えなくなり、
それ以来京極堂は控えることにしました…
恐がりなのに、こんなのばかり読んでる自分って間違ってるかも。
でも、おもしろいものを読みたいんです、と自問自答^^;
by miyuco (2006-10-12 12:41) 

mana☆

お絵かき好きですよ^^
なんていうか・・・。
楽しいんですよね♪自分がこんな風になれたらいいなーとか・・・。
なのでこないだソフトダウンロードしました^^;)
by mana☆ (2006-10-12 17:59) 

流星☆彡

こんばんは。m(__)m
私の住んでいるS区では 『名もなき毒』の予約数=1256、所蔵・貸出数=47
(10/12現在!)です。待ち続ける日々が 脱兎のごとく 過ぎております。^^;
宮部作品の文庫版を 「BOOK・OFF」で探すと、あまり定価から下がっていない
のに 驚きます。そんな値付けでも 売れるんでしょうかねぇ!?。。。

ところで…せっかく ご指導いただいて 自ブログに設置した【happy no nice!】
仕舞ったり 出したり 落ち着かなくしていて、スイマセン。そう設置した理由を
語ろうとしても、上手く書けず。。。なんて状況に居ります。(+_+;)ゞ
また、技術的なことで 教えていただきたいことが あったら、聞きに伺っても
よいですか? よろしく お願いいたします。m(__)m
by 流星☆彡 (2006-10-12 20:20) 

sknys

miyucoさん、コメントありがとう。
同タイトル本の所蔵数は大差ないはずなので、
その地区の人口密度(利用者数)の差でしょう。
春樹本や宮部ブランドの最新刊は最短でも1〜2年待ちですね。

予約を入れると、後ろに並んでいるユーザの影がチラついて
読書に集中出来ない(延長不可!)。
なるべく書架に並んでから(予約0になってから)借りるように
心懸けています。
種村季弘さんも「ベストセラー本は下々の者に毒味させてから‥‥」
と書いていました^^

ネット上で「オレが犯人だ!」という書き込みや、
ピースを英雄視するスレッドが氾濫しちゃうかも。
トマス・ハリスの原作本で、映画化されて成功したのは
『羊たちの沈黙』だけですね。

匣の中にミッシリと、隙間なく詰まっているのが怖いんです。
『絡新婦の理』は『魍魎の匣』ほどグロキモくないし、
フェミニズム論も折り込んであるので、女性向きかな?
by sknys (2006-10-12 23:00) 

sknys

mana☆さんへ。
CGなら絵の具やクレパスで手も汚れないし、絵筆を洗う必要もないよね。
美しく変身した麻奈さんを描いてUPして下さい。

プロフ画像を「○ま」に戻したんだ^^
ソネ風呂の最新情報によると、もう1枚プロフ画像を設定出来るように
なるみたい。
What's new? に「プロフィールページ機能拡充のお知らせ」があるよ。
by sknys (2006-10-12 23:10) 

sknys

流星さん、コメントありがとう。
凄い予約数!‥‥ケタが2つ違うじゃないですか
(miyucoさんが見たら卒倒しちゃうかも?)。
ちなみにT区では『名もなき毒』の予約数=317、所蔵・貸出数=9(10/12 現在)でした^^;

BOOK・OFFの回転率は高いですよ。
目星を付けて‥‥次に物色しに行った時には、もう棚から消えている!
宮部ブランドは¥100コーナには落ちて来ない?

「nice!」に関する複雑な想いは〈nice!を消す方法 1〉に吐露してあります。
試行錯誤の結果、「no nice!」「nice! 0!」に落ち着きました。
プロフ・ページは近々リニューアル(10/18)されるので、
その後で改めて考えてみるのも良いかと‥‥いつでも質問はOKです。
by sknys (2006-10-13 00:14) 

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