• ♭ えみるさんへ(休眠中)
  • えみるさんの素敵なリンゴ・イラストから〈Apple Scruffs〉という曲を連想しました。「林檎の項」?‥‥リンゴの首筋って一体どこでしょう。何となく「蔕」の部分を指すのかな、という気もしますが、歌詞の内容は「恋人たち」ヘの溢れる愛。George Harrisonの優しさが心に沁みる──「さんずいにこころ」と書いて「沁」──名曲です。「scruffs」の、もう1つの意味は「見た目がダラしなく、ウス汚い人たち」のこと。60年代後期、英アップル・オフィス周辺に屯する熱狂的なビートルズ・ファンのことを、彼女たち自らが愛着を込めて「Apple Scruffs」と呼んだそうです。魅惑的なリンゴに付着したゴミ、それとも甘酸っぱい薫りに誘われて近寄って来る虫ケラ?‥‥今風に言えば、美男子アイドルに付き纏うストーカー1歩手前の危ない少女たち。「林檎の芯」にとっては対極に位置する「滓」みたいな存在ですが、別の表現では「他者」とも言います。えみるさんにとって「他者」とはどのような存在ですか?‥‥また変テコな長文コメントになっちゃいました。まきさんのHP「apple scruffs」の記事を参考にしました。
                              by sknys (2006-04-09 15:42)

  • ♭ ぶーけさんへ
  • ぶーけさん、こんばんは。ミレーヌ姫のPVやライヴ映像を視ました。〈California〉の妖艶娼婦、10分以上の大作〈Libertine〉に、すっかり魅入ってしまいました(全部脱いでいたのね!)。慌てて記事の一部を修正。〈Fuck Them All〉等のPVをリンク‥‥調子に乗ってMFの「手ブラ・ヌード」もUPしちゃった。ヴィジュアル面のアドヴァイス、ありがとう。お礼に最新PV〈L'amour n'est rien...〉を持参しました。ミレーヌ薔薇はオレンジ色の妖艶な花弁‥‥まさに《過激度をエスカレート(ストリップ化?)して行く》PVです。
                              by sknys (2006-04-24 20:04)

  • ♭ mamaさんへ
  • mamaさん、はじめまして‥‥素敵なblogタイトルですね。ベラ・バラージュの『ほんとうの空色』やカンディンスキーの『空の青』を思い出しました。音楽ではスタンダード曲の〈Blue Skies〉、Allman Brothers Bandの〈Blue Sky〉、Kate Bushの〈The Big Sky〉。ペットだけではなく、本や絵画や音楽で人は癒されるはずです。
                              by sknys (2006-04-29 15:00)

  • ♭ モバサムさんへ
  • モバサム41さん、ボンジュール。モロー・アイテムの数々に降参です。11年前の〈ギュスターヴ・モロー展〉も観に行ったなぁ。殆ど記憶にないけれど‥‥。『さかしま』の主人公デ・ゼッサントは元祖引きこもり&世紀末オタク。一角獣と戯れている宮廷女性や妖婦サロメは、とても「処女」には見えません‥‥「処女ゆえに淫蕩」。ワイルド版「サロメ」は可愛い生娘なんですが‥‥「処女ゆえに残酷」。少女サロメの写真にドッキリ!‥‥白蓮でなく黒いチューリップなのは何故?‥‥このポーズで〈出現〉と(解る人には)解るところが凄いですね。
                              by sknys (2006-04-30 13:00)

  • ♭ mironさんへ
  • mironさん、こんにちは。女優の石田ゆり子さんが同じような体験を『旅と小鳥と金木犀』(幻冬舎 2005)の中で書いています。傷ついたスズメを保護して数日間、鳥籠の中で飼っていたんじゃないかな。彼女は犬と猫を飼っているので、結局は窓から外へ逃がしたのですが‥‥。長野まゆみの小説みたいに、黒服の美少年が恩返しに来たりして?
                              by sknys (2006-05-01 13:49)

  • ♭ モバサムさんへ──愛息さんの酸っぱい誕生日(QT)
  • あどけない少女にコスプレさせたり、レモンの輪切りを食べさせたり‥‥本当にワル〜〜〜い、親父ですねぇ。シャルロットGのアルバム(CD)は持っていませんが、『小さな泥棒』のLDは買いました(ジェーンBも好きですよ)。〈オレンジとレモン〉も読んで下さい。
                              by sknys (2006-05-03 13:44)

  • ♭ mironさんへ
  • 前コメントに一部記憶違いがあったので訂正します。石ゆりが保護した「ぴーちゃん」は、スズメではなくウグイス、数日間ではなく12時間後、テラスに出て鳥籠から外へ逃がしたけれど‥‥というのが真相(かなり記憶が改変されていて、ショック!)。

《あまりの可愛さに、私は思わず手を伸ばした。ガラスの窓に、少しぶつかりながら、でも、その小鳥はほとんど抵抗することなく、私の手の中に収まった。》石田 ゆり子

山川健一氏に「オーラ」を見てもらいに行く話は眉唾ものだなぁ。本当に「オーラ」というものが後光のように存在して、その色と形が(見える人には)見えるんでしょうか?‥‥長澤まさみ君も見てもらいに行ってたりして。
                          by sknys (2006-05-06 18:33)

  • ♭ miyucoさんへ──ご子息のK君が新宿デビュー!
  • 厚生年金会館って、JR新宿駅から結構歩くんです。靖国通りを直進するだけなので迷子になる確率は低いけれど、年の瀬の交通規制(酉の市)に巻き込まれて、U2のライヴに遅れそうになったことがあります(汗)。ここで観た生前のBob Marleyが今でも脳裡に焼き付いています。ライヴコンサートというより宗教儀式〜祝祭空間に近かった。Joni Mitchellも厚生年金ホール(H列)で観ました。電話予約制になってから、早朝行列する楽しみや半券の有りがた味が薄れましたね。座席番号が判っているはずなのに、電話予約中に教えてくれない。予約日ではなく、キャンセルされた頃を見計らって電話した方が良い席が取れたりして?
                              by sknys (2006-05-11 00:00)

  • ♭ miyucoさんへ
  • miyucoさんは元ロック少女だったんですね。U2のライヴは演奏中にドデカい「反戦旗」が客席上に回って来て、ボーッとボノの勇姿に見惚れていると超危険!‥‥金属製の長〜い棹の重さだけは、20年以上経っても両手が憶えています。今思うとバカみたいな趣向──体育祭の玉転がしじゃないんだから!──でしたが‥‥あの頃は必死でした。
                              by sknys (2006-05-12 21:25)

  • ♭ yubeshiさんへ(休眠中)
  • yubeshiさん、はじめまして。もっと早くコメント付けようと思っていたのですが、行き違いになってしまいました。休眠中に過去の記事を読んでおきます。Kate Bushの《Hounds Of Love》は1人《Abbey Road》を目論んだ野心作ではないでしょうか。《Aerial》は、20年後の拡大版という解釈です。
                              by sknys (2006-05-13 13:06)

  • ♭ こにゃさんへ
  • 火田こにゃさん、リンクありがとう。この表紙は‥‥確かに謎ですね。これが最初に読んだ『チョコレート工場の秘密』のオリジナル表紙なのかどうか‥‥遙か昔のことなので記憶が曖昧‥‥。それが一体いつの間に、旧映画『夢のチョコレート工場』のイラストに変わってしまったのか?‥‥イボダラーケ・ショッパーという柳瀬語(誤?)訳に対抗して、「オードリィ・タコビッチ」(Veruca Salt)という名前を考えましたが、お遊びで日本人名も作ってみました。

  • 蛸島 舞=ヴェルーカ・サルト(Veruca Salt)

  • 玉守 紫子=バイオレット・ボールガード(Violet Beauregarde)

男児3人は、こにゃさんが考えて下さい‥‥宿題です。
                          by sknys (2006-05-18 20:52)

  • ♭ 瑠璃子さんへ
  • 瑠璃子さん、こんばんは。ヴァージニア・ウルフは英語の授業のテキストに使っていたので、感慨一入です。詩的文体、内的独白、茶目っ気、意識の流れ‥‥必死に和訳して、こんな文章が書けたらなぁ〜と、憧れていました。その流れで図書室にあった浅葱色の著作集を読んだ。『ダロウェイ夫人』は、ポケットの中にナイフを忍ばせている少年のような元恋人ピーター・ウォルシュの存在が今も気になっています。美少年が女性化(?)して360年の時空を駆ける『オーランドー』は、今日のフェミニズム〜ジェンダーフリーにも通じる傑作ファンタジー!‥‥サリー・ポッター女史が撮った映画『オルランド』も、お薦めです。
                              by sknys (2006-05-18 21:08)

  • ♭ lapisさんへ
  • 世紀末芸術も好きですが、一番好きなのはシュルレアリスム絵画です。過去20年、都内の美術館で開催された「シュルレアリスム展」は殆ど観ています。カタログや画集は持っていませんが。最近では昨年の〈レオノール・フィニ展〉、3年前の〈フリーダ・カーロとその時代〉、東京ステーションギャラリーの〈レオノーラ・キャリントン展〉や、伊勢丹美術館の〈レメディオス・ヴァロ展〉も強く印象に残っています。〈フリーダ・カーロ‥‥〉の記事をUPしようかな。生前のバルティスが京都でしか「回顧展」をやらないと言い放った際、悔しい想いをしたけれど、その後何年かしてTSGで密かに〈バルテュス展〉(1993)が開催された時は、ヘンクツ老人も流石に気が咎めたのかと思いました(単に、この小空間が気に入っただけだったりして?)。lapisさん、ご紹介のデルヴォーやマグリットも大好きです。『マグリットと広告』(リブロポート 1990)という本は刺戟的でした。
                              by sknys (2006-05-18 21:25)

  • ♭ つむじさんへ
  • 猫好き、Macユーザ、若い女性(?)‥‥の、どれかに当て嵌まる人の記事には、その内容に拘らずコメントしたくなります。magari_tumuziさんの記事は、どこまでが「夢」か「現実」か分からないところが面白いと思います。〈オレンジとレモン〉の訳詩は鷲津さんの方が好みかな。詩人では吉岡実が好きです。ハイホー!
                              by sknys (2006-05-19 19:53)

  • ♭こにゃさんへ──『チョコレート工場の秘密』の少年少女5人に日本名を付けるゲーム
  • 火田こにゃさん、こんばんにゃ。冗談半分の「宿題」だったのですが、レヴェルが高いのでビックリ!‥‥名付け親の才能あります。直訳ではなく、イメージ重視の意訳──それも少女マンガの美形キャラ名みたいで清々しい。原作のイラストみたいにグロくないところが素敵です(柳瀬訳版の「解説」でも、オリジナル英語名の意味を考察しています)。

  • 音無 翔(Mike Teavee)──ベタ夫な名前だけに、逆に日本名を付け難いかも?‥‥音のない虚無的なTV空間を翔け回る感じが良く出ています

  • 丸子 葉月(Augustus Gloop)──ちょっと可愛すぎるかな?‥‥女性名ならピッタリですが。柳瀬先生も悩んでおられるように、この肥満児が一番の難関。Augustusの意味だけは、天国のR・ダールに直接訊いてみなければ 分からないでしょう

  • 桶狭間 小太郎(Charlie Bucket)──戦国時代の小兵侍みたいで面白い。時代劇『ちよこれいと古城の秘密』という設定もありですか?

こにゃさんを三日三晩も苦しめちゃって、ゴメンなさい。深く反省して、5人全員の模範解答を〈ヴェルーカ・サルト〉のコメント欄にUPしました。mironさんやmiyucoさんも挑戦してくれると嬉しいなぁ。この記事は nice! ですが自粛中で付けられません。ご諒解下さい。
                          by sknys (2006-05-23 20:25)

  • ♭ lapisさんへ──「世紀末愛好者に50の質問」
  • lapisさん、こんばんは。小学生時代、ホームズの探偵小説に夢中になっていました。もちろん少年少女向けに翻案されたシリーズ等でしたが。特に「バスカーヴィルの魔の家」のイラスト(横尾忠則!)は怖かった。『さかしま』は、デ・ゼッサントがイギリスに旅立とうと一大決心してフォントネエの家を出たものの、スゴスゴと帰って来ちゃう下りが「元祖引きこもり」らしくて笑えます。モロー『オルフェウス』、ワッツ『希望』、ミレイ『オフィーリア』‥‥は、ド真中の直球です。ウォーターハウスの『シャロットの女』はオリジナルを観てみたいなぁ。『亡き王女のためのパヴァーヌ』をBGMに記事を閲覧すると良い感じ。ファム・ファタル(宿命の女)──「処女なのに淫蕩」ではなく、「処女ゆえに淫蕩」(鹿島茂)というところに惹かれるんです。倉橋由美子は20世紀末を代表する作家になるかもしれません。首だけで生きている(頭でっかちな)ポポイ君‥‥『老人のための残酷童話』(講談社 2003)も凄かった。クノップフの『見捨てられた町』はマグリット絵画の「原風景」の1つだと思います。長々とコメントしちゃいました‥‥lapisさん、お疲れさま。
                              by sknys (2006-05-30 00:41)

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〈s k n y s - s y n k s〉以外の記事に付けた外コメントを纏めてみたら面白いかも?‥‥というアイディアから産まれた再録シリーズの第2弾です。自分の書いた外コメントを読み直したいと思っても、一体どこに付けたのか分からず途方に暮れる。記事主が過去記事を非公開にしてしまう場合も考えて、外コメントのコピーを取ることにしています。コメント文は原則としてオリジナルのまま時系列順に転載‥‥事実誤認(誤記)や誤字・脱字、改行の無効化、句読点や記号の有無などを精査。文末の(笑)が鼻に付いたので全削除した以外は殆ど修正していません。内容の分かり難いコメントには補足説明を加え、コメントした元記事にリンクしました。今回紹介した外コメントは3ヵ月間(2006/03/01〜2006/05/31)に書いたものの中から、第三者がコメントだけ読んでも面白いものを中心にセレクトしています(各ブログ主の皆さん、勝手に転載してゴメンなさい)。

                    *

  • 次回は回文シリーズ第6弾を予定しています。今度こそ「なぞなぞ回文」の正解者が出て欲しい!‥‥サイドバーに出題しておこうかな?

                    *



小さな泥棒

  • Maker:ポニーキャニオン
  • Date:2000/10/18
  • Media:DVD


オルランド 特別版

  • Maker:角川エンタテインメント
  • Date:2002/08/23
  • Media:DVD


夢のチョコレート工場

  • Maker:ワーナー・ホーム・ビデオ
  • Date:2006/10/06
  • Media:DVD