- わたしは少しずつ旧車マニアとして知られるようになっていた。1971年の秋には手当たり次第に買った。そのうちの半分はまともに走らなかったが、どれも見た目が特徴的で、個性が際立っていた。ガソリンの価格は1ガロン36セントだった。1972年ごろ、LAでまたしても車を買った。いったい、どういうつもりだったのか。ほとんど病気だ。(傍点引用者)とにかく、それは1950年型パッカード・クリッパーで、唯一の魅力は翼を広げた美しい鳥の飾りがボンネットについていることだった。まるで古い船の舳先のようだった。車自体は、わたしが子どものころに父が買ったような普通のセダンで、とくべつなところは何もなかった。ハードトップでもソフトトップでもなく、ワゴンでもなかった。排気ガスがひどく、LAのような都会でも公道で運転することができなかった。当時すでに自動車排気ガスは大きな問題となっており、この車はあまりにも煙が出るため、さすがのわたしでも運転する気になれなかった。どうにか牧場にたどり着くと、万が一部品が必要になったときのためにガラクタ置き場に突っこんだ。
ニール・ヤング 『ニール・ヤング 回想』 - ♭ 机を作った話 本棚に収納可能な机を使っていますが、ノートブック(MacBook Pro)の左右にCDの山が築かれて、いつの間にか身動き取れない状態になってしまった。「ヒグチユウコ展 CIRCUS」 のチケット販売方法が3月9日から変更されると聞き、予定を前倒して見に行きました。「日時指定前売券」をコンビニ(ローソン)で購入しなければならず、当日券も午前10時から配布する「入場整理券」がないと買えない!‥‥ここまで変更しなければならないほどの混雑なのかしら?
- ♭ 4AD キャンペーン 〈4AD〉キャンペーン対象アルバムの中ではThe Breedersの《All Nerve》(4AD 2018)を昨年3月に購入しました。猫の日に、某タワレコのアウトレット(70%OFF)で英音楽誌「MOJO」(2017年1月号)を入手。Kate Bushさまの表紙に付録のCD(15曲入り)が貼り着いています。4ADサンプラーに入っているAldous Hardingの2ndアルバム《Party》は2017年の「ベスト・アルバム10」に選出。ちなみにRough Tradeの「年間アルバム第1位」に輝きました。
- Rough Trade's Albums Of The Year 2017
- Party - Aldous Harding
- Prisoner - Ryan Adams
- Utopia - Björk
- Capacity - Big Thief
- Colter Wall - Colter Wall
- Cigarettes After Sex - Cigarettes After Sex
- Love In The 4th Dimension - The Big Moon
- Modern Kosmology - Jane Weaver
- Drunk - Thundercat
- Here Lies Man - Here Lies Man
- ♭ 復活祭(Paques)の卵 エンゼルパイやブラックサンダーも期間限定パックを売り出すなど、過熱気味のイースター商戦。ハロウィンといえば黒猫ですが、イースターは可愛い兎さんだったのね。ノートルダム大聖堂に燃えやすい木造部分があったとは驚きです。今は亡き母校(松潤が卒業した小学校として有名)の近くで起こった、東京・東池袋4丁目の暴走車事故にも血の気が引きました。
- ♭ ALL BLACK EDITION 2代目のノートブック(MacBook Pro)も同じサイズ(13インチ)ですが、CPU(Intel Core i5)、Memory(4GB)で性能は劣ります。暖かくなるとトラックパッドのクリックが重くなって、腱鞘炎になりそう。バッテリが膨張して、内部からトラックパッドを圧迫しているらしい。初代のiBookは10年間酷使しても壊れなかったので、MacBook Proも後2年は使い倒したいと思っていますが(註:後日ジーニアスバーで、膨張したバッテリを取り外してもらった。型番が古くてバッテリ交換は出来なかったが、無料で外してくれました)。
- ♭ パスタ キッチン(PASTA KITCHEN) ── ボヘミニャン・ラプソディ 昨日の夕食はS城石井で購入した「ヴァルビオ 有機スパゲッティ」とM印良品の「海老クリーム」。あえるだけのパスタソースの「海老クリーム」は安くて美味しいですよ。某タワレコで『ボヘミニャン・ラプソディ フレディと猫に捧ぐ』(シンコーミュージック 2019)という写真集を見つけました。
- ♭ The Melody At Night, With You 金井美恵子の寄稿「平成は終わる うやうやしく」も良かったですよ。朝日新聞(4/16付朝刊)に「漫画アクション」の全面広告が載っていませんでしたか?
- ♭ 本好きの下克上~司書になるには手段をえらんでいられません 面白そうですが、長そうですね。やっぱり紙の本で読みたいなぁ、ヒロインが司書だけに。図書館から借りて、読もうと思います。2018年のミステリ・ランキング第1位を総ナメした『屍人荘の殺人』(東京創元社 2017)を読みました。綾辻行人の「館シリーズ」のパロディかと思ったら、「バイオハザード」みたいなゾンビ(屍人)がワラワラ出て来て‥‥。
- ♭ フルサイズの帰還 αNEX-5Nでネコ写真を撮っています。今後買い替えるとしたら、どのようなカメラが良いでしょうか?‥‥やっぱりフルサイズですか。SONYの「動物対応リアルタイム瞳AFプログラム」も気になります。
- ▢ Real-time Eye AF for Animals (Sony Alpha 2019)
- ♭ 薔薇の季節 図書館検索でヒットしないので変だなぁと思っていたら、「下克上」ではなく、「下剋上」だった。予約したので、5月中には第一部「兵士の娘 I」が読めそうです(註:「屍人荘」 はラノベ風のホラー・ミステリなので、B級ゾンビ映画のように笑えます)。
- ♭ ニール・ヤング 回想 『ニール・ヤング 回想』(河出書房新社 2019)を読んでいますが、これほどまでの旧車マニアとは知りませんでした。本人も「ほとんど病気だ」と書いています。アルバムが売れなくなって、経済的な余裕もなくなって来たという正直な記述もあった。「アーカイヴズ・シリーズ」(NYAPS)乱発の理由が分かったような?
- 著者:ニール・ヤング(Neil Young)/ 清水 由貴子(訳)
- 出版社:河出書房新社
- 発売日:2019/01/08
- メディア:単行本
- 内容:いかにしてニール・ヤングは「ニール・ヤング」となったのか―そのすべてがここに。ニール・ヤングが綴る、自らの音楽人生、バンド、アルバム、曲、家族、車、楽器、スタジオ、政治、社会…音楽ファン必携の書!
- Artist: The Breeders
- Label: 4AD
- Date: 2018/03/02
- Media: Audio CD
- Songs: Nervous Mary / Wait In The Car / All Nerve / MetaGoth / Spacewoman / Walking With A Killer / Howl At The Summit / Archangel's Thunderbird / Dawn: Making An Effort / Skinhead #2 / Blues At The Acropolis
- Artist: Aldous Harding
- Label: 4AD
- Date: 2017/05/19
- Media: Audio CD
- Songs: Blend / Imagining My Man / Living The Classics / Party / I'm So Sorry / Horizon / What If Birds Aren't Singing They're Screaming / The World Is Looking For You / Swell Does The Skull
- 編集人:西村 浩一
- 出版社:シンコーミュージック・エンタテイメント
- 発売日:2019/04/25
- メディア:単行本
- 目次:フレディとねこのはなし / ボヘミニャン・ラブチョビ あつまれチョビひげニャンコさん / フレディとうたおう! フレディをまねよう! / ねこのさくいん
- 著者:香月 美夜 / 椎名 優(イラスト)
- 出版:TOブックス
- 発売日:2015/01/25
- メディア:単行本(ソフトカヴァ)
- 目次:プロローグ / 新しい生活 / おうち探索 / 街中探索 / 本、入手不可能 / 生活改善中 / 近所の男の子 / 紙、入手不可能 / エジプト文明、リスペクト中 / 冬支度 / 石版GET!/ 古代エジプト人に敗北 / 冬の甘味 / オットーさんのお手伝い / トゥーリの髪飾り / わたしを森へ連れて行って/ メソポタミア文明、万歳 / 粘土版はダメだ / トゥーリの洗礼式 / ...
by sknys (2019-03-08 21:06)
by sknys (2019-03-30 15:58)
by sknys (2019-04-25 14:07)
by sknys (2019-04-27 21:02)
by sknys (2019-04-28 14:44:27)
by sknys (2019-05-02 20:04)
by sknys (2019-05-14 21:10)
by sknys (2019-05-25 14:50)
by sknys (2019-05-26 15:19)
by sknys (2019-05-27 22:34)
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ブログ記事に付けた「外コメント」を纏めてみたら結構面白いかも?‥‥というアイディアから生まれた再録シリーズの第54集です。コメントは原則としてオリジナルのまま時系列順に転載‥‥事実誤認(誤記)や誤字・脱字、改行の無効化、句読点や記号・顔文字の有無などを精査。内容の分かり難いコメントには補足説明(註)をして、コメントした元記事にリンクしました。過去3ヵ月間(2019/03/01~2019/05/31)に書いたものの中から、第三者がコメントだけ読んでも面白いものを中心にセレクトしています。東京・東池袋4丁目の暴走車事故には背筋が凍りついた。青信号の横断歩道に時速100kmで突っ込んで来たら、100mを10秒で走るアスリートだって避けられないだろう。一瞬で妻と娘を失った夫は2人の死に顔も見せてもらえなかったと語った。60年代の交通戦争時代から「車は走る凶器」と怖れられて来たが、半世紀後の令和元年になっても変わる気配がない。「エコカー」という名称は偽善的で、クルマに乗らない、クルマを運転しないのが真のエコロジーである。「車優先社会」を考え直す時に来ていると思う。
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本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません 第一部 「兵士の娘 I」