SSブログ
f a v o r i t e s ブログトップ
前の1件 | -

F A V O R I T E ー A L B U M S 2 3 [f a v o r i t e s]

  • CELEBRATE (Heavenly 2024) Halo Maud447


  • アロー・モードの魅力は可愛いヴォイスと60年代ヴィンテージ・ギター(Silvertone)によるサイケデリックなドリーム ・ポップ。「Deerhoofとの出会いは私の人生で最も大きな音楽的衝撃の1つだった」 と語っているように、2ndアルバムはGreg Saunierと4曲を共作・プロデュース。タルコフスキーの映画 「ストーカー」 から着想を得た〈Terres Infinies〉や仏SSWのFlavien BergerとアカペラでカヴァしたFred Frithの〈Iceberg〉など、全12曲・40分。4つ折り歌詞カード付き



  • EFFUSIVE SUPREME (Skin Graft 2023) Lovely Little Girls446


  • アンリ・ルソーのグロテスクな肖像画みたいな7人の男女。2人の女性の左に白っぽいネコがいる。裏面にも異形のネコ4匹が描かれている。このネコたちには既視感があった。Tropical Fuck StormのEP《Moonburn》(Joyful Noise 2022)の化け猫ではないか。LLGのフロントマンGregory Jacobsenが自ら描いている。米イリノイ・シカゴの変態バンドの3rdアルバムはプログレ、ノーウェイヴ、ジャズ、アフロ、ラテンなどが渾然一体となった全10曲・36分。デジパック仕様、MOD CD



  • TICKET TO FAME (Fire 2023) Decisive Pink445


  • ケイト・エヌヴィ(Kate NV)とエンジェル・デラドゥーリアン(Angel Deradoorian)によるプロジェクト名はカンデ ィンスキーの絵画(Decisive Pink 1932)から採られたという。「Kate Bushの〈Waking The Witch〉を想起させるスペ ース・エイジ・ダンスフロアの卒倒」 と評された〈Haffmilch Holiday〉やTalking Headsの〈The Great Curve〉を髣髴とさせる〈Destiny〉など、全11曲・50分、スリップケース仕様。お花見のBGMとして決定的なシンセポップでしょうか?



  • LITTLE PIECES OF STEREOLAB (Duophonic 2024) Stereolab444


  • 入手困難だったシングルやレア音源を纏めた《Switched On Volumes 1-5》がCD8枚組BOXセット(全94曲)として再発された。既に5作品を購入済なので、大枚を叩いて屋上屋を架すほどの酔狂マニアではないが、嬉しいことに各アルバムから3曲ずつ全15曲(75分)を抜粋した廉価盤(A Switched On Sampler)も出ている。入門編の白眉はNurse With Woundとコラボした21分に及ぶ〈Trippin' With The Birds〉かな? Mary Hansenが不在のライヴ〈Cybele’s Reverie〉は淋しい



  • THE COLLECTIVE (Matador 2024) Kim Gordon443


  • 元亭主(Thurston Moore)の浮気を断じて赦さずに、バンド(Sonic Youth)を活動停止に追い込んだキム姐さんの2ndアルバム。トラップ・ビート〜インダストリアル・ノイズ〜ラップの〈Bye Bye〉(MVは愛娘ココが主演)。ジェニファー・イーガンの同名小説から着想した〈The Candy House〉。盟友Julie Cafritz(Free Kitten)の在籍したバンド名(Pussy Galore)を叫んで、「Pussy Pussy Pussy!」 と連呼する〈It's Dark Inside〉など全11曲・41分。紙ジャケ、ポスター付き



  • GOLD (Forever Living Originals 2023) Cleo Sol444

  • HEAVEN (Forever Living Originals 2023) Cleo Sol443

  • OH MY BELOVED (Independent 2020) Purnamasi Yogamaya442


  • リトアニア生まれのマルチ奏者プルナマシ・ヨガマヤの1stアルバム。本名(Eglė Sirvydytė)の弾き語りSSWではなく、彼女のピアノ、シンセ、ギター、ヴァイオリン、ベース、エレクトロニクスに、ベース、ドラムス、金管(サックス、トランペット)、弦楽(ヴァイオリン、ヴィオラ)を配したアンビエント風のサウンド。4分から8分という長めの時間の中で、深い森を彷徨い浮游するように、リトアニア語や英語、ヒンディ ー(サンスクリット)語で歌う。全7曲・43分。紙ジャケ仕様



  • SUAVE BRUTA (Cavalcade 2024) Eda Diaz441


  • フランス系コロンビア人ベース奏者の1stアルバム。パリとメデジンを何度も往復し、幼い頃から言語、文化、リズム、音楽制作に精通。仏音楽院で15年以上クラシック・ピアノを学んだが、24歳でコントラバスに出会って初めて楽器を演奏して歌う愉しさを知ったという。サルサ、クルラオ、デンボウ(レゲトン)に、生楽器、鳥、蠅、蝙蝠、梟をサンプリング。オクタビオ・パス、パブロ・ネルーダ、ガルシア・マルケスなどに影響されたという歌詞。全11曲・35分。見開き紙ジャケ仕様


                        *



    タグ:Music favorites
    コメント(0) 
    前の1件 | - f a v o r i t e s ブログトップ