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ライオット・ガルー [m u s i c]



  • ハナ(引用者註:キャスリーン・ハンナ)は10代の頃からシンガー兼スポークンワード詩人だったが、扇動的パンク小説家キャシー・アッカーに、音楽のほうがより多くの人々に届くと指摘され、表現媒体として自ずと音楽が選ばれることになった。そうして曲がハナの拡声器となり、彼女のバンド、ビキニ・キルと一緒に問題を伝え、少女たちの虐待被害について周知を図り、怒りを明確に表明しようとした。彼女には、まるで闘いの女神カーリーが武器を手にしているかの如き技能があった。ファンジンを作り、フライヤーをデザインし、広告業界にいたらひと財産築けていたかもしれない冴えたスローガンの数々を書いた。レインコ ーツ支持者のカート・コベインはハナが酔っ払って彼の家の壁に書き殴った言葉をもとに国際的な大ヒット曲を作りあげた。”スメルズ・ライク・ティーン・スピリット” だ。
    ヴィヴィエン・ゴールドマン 『女パンクの逆襲』


  • ◎ The Singles(Bikini Kill 2018)Bikini Kill
  • 廃盤になって久しいBikini Kill(1990-97)の全アルバムが彼女たちの自主レーベルからリイシューされた。1991年にカセットで自主リリースした《Revolution Girl Style Now!》(2015)のLP&CD化に続き、1stアルバム《Pussy Whipped》(1993)と2nd《Reject All American》(1996)も2019年にデジパック仕様で再発されている。《The Singles》(1998)は3枚のEP(全9曲)を纏めた編集盤。《New Radio》(1993)の3曲はJoan Jett(ギター、ヴォーカル)がプロデュースした。《I Like Fucking》と《Anti-Pleasure Dissertation》(1995)の6曲は同時期のレコーディングで、Tobi Vail(ドラムス)がヴォ ーカルの〈In Accordance To Natural Law〉と〈I Hate Danger〉はKathleen Hanna (ヴォーカル)がベース、Kathi Wilcox (ベース)がドラムスを担当している。演奏時間は17分と短いけれど、Pitchforkでは 「BEST NEW REISSUE 10 に輝いた。見開き紙ジャケ仕様、歌詞ブックレット(12頁)付き。

  • ◎ Sentimental Education(Wiiija 1997)Free Kitten
  • 気まぐれ子猫ちゃんの2rdアルバムはFrance Gallのカヴァで始まる。Serge Gainsbourgが提供した曲にはアイドル・ソングらしくない辛辣で意地悪な意味が込められていた。子猫ち ゃんが仏〜英語混じりで歌っている〈Teenie Weenie Boppie〉も「LSDを飲んでみた / 甘くて飲みよい糖衣錠 そこでほら / もう精神錯乱が始まってる」という超過激な内容で、ミック・ジャガー(Mac Jaguar)もテームズ川で溺れちゃう。ティニー・ウィニー・ボッピーはLSDのオーヴァ・ドースで死んだ女の子の名前だった。トリップ・ホップの〈Never Gonna Sleep〉、インダストリアル・ノイズ風の〈DJ Spooky's Spatialized Chinatown Express Mix〉、12分超の長尺インスト・インプロヴィゼーションの〈Sentimental Education〉。〈Strawberry Milk〉〈Played Yrself〉〈Bouwerie Boy〉などはSonic Youthのキム・ナンバーと見分けが着き難い。ジャズ風味のインスト曲〈Gaa〉や〈Daddy Long Legs〉で和んでいると、〈Noise Doll〉のラストでキム姐さんがブチ切れる。仏アイドル歌手に〈夢見るシャンソン人形〉(原題:蝋人形・音人形)は歌えても、〈ノイズ人形〉は歌えない?

  • Julie Ruin(Kill Rock Stars 1998)Julie Ruin
  • キャスリーン・ハンナ(Kathleen Hanna)はBikini Kill解散後に2つのバンド、Le Tigre (1998-2007)、The Julie Ruin(2010-)を結成したが、その前に「Julie Ruin」名義の1stソロ・アルバムをリリースしている。彼女のアパートでレコーディングした宅録、サンプラーやドラム・マシンなどを使ったローファイ・エレクトロニカ(4トラック・カセット→8トラック・レコーダ)だった。〈I Wanna Know What Love Is〉はThe Clashの〈The Guns Of Brixton〉、〈Breakout A-Town〉はThe Carsの〈It's All I Can Do〉、〈Stay Monkey〉はLesley Goreの〈I'm Coolin', No Foolin〉をサンプリングしている。「少女がベッドルームで録音したようなサウンドにしたかった」 と語っているけれど、アルバムの収録曲をライヴで演奏するために結成したバンドが「Julie Ruin」名義ではなく、Le Tigreだったところが面白い。The Julie RuinはBikini KillとLe Tigreを掛け合わせたようなバンドだった。全15曲・40分。ジュエルケース仕様、歌詞ブックレット(8頁)付き。

  • ◎ Will Save Us All!(Chicks On Speed 2000)Chicks On Speed
  • ドイツの3人娘チックス・オン・スピード(Chicks On Speed)の1stアルバム。イントロ ・ノイズの〈Stop Records Advert〉に続く〈Give Me Back My Man〉はThe B-52'sのカヴァ曲、ヒップホップ化したThe Slitsみたいな〈For All The Boys In The World〉、舌 っ足らずのディスコ・ナンバー〈Glamour Girl〉、Kingdom Scum風ノイズ爆発の〈Ped Stang (Re Issue)〉、キラキラ星の替え歌〈Little Star〉など。前半は琴姫七変化みたいな変わり身の速さに翻弄されますが、女性版Beastie Boysという形容が一番分り易いかもしれません。世紀末の徒花姐さんたちなのかと思っていたら、自己レーベルからLe Tigreのアルバムをデストリビュートしたり、Tina Weymouthをゲストに迎えて〈おしゃべり魔女〉の完コピを演奏したり。Chicks On Speedはライオット・ガルーとヒップホップ〜ダンスフロアを結ぶ女たちの中継基地になっている。全13曲・43分。デジパック仕様。

  • ◎ Feminist Sweepstakes(Mr. Lady 2001)Le Tigre
  • エレクトロ・ポップ〜ポスト・ロックの女性3人組、ル・ティグレ(Le Tigre)の2ndアルバム。 Kathleen Hanna(Bikini Kill)を中心にしたバンドで、映像作家でもあるSadie Benningが離脱した後に、JD Samson(外見は男性だが実は女性。15歳の時にレスビアンであることを明かした)が加入した。Kathleen Hanna嬢のヴォイスは可愛いけれど、歌われている内容は辛辣だったりする。〈LT Tour Theme〉は文字通りのトラちゃんのテーマ・ソング、〈Shred A〉はエレクトロ・ロカビリー、〈Fake French〉はファンク、〈F.Y.R.〉はパンク。ドラマー不在のバンドゆえにヒップホップ色も強い。デビュー・アルバムに引き続いて、Kaia Wilson(Team Dresch、The Butchies)とTammy Rae Carlandのレスビアン・フェミニスト・レーベル(EU盤はドイツの 「Chicks On Speed」)からのリリース。Free Kittenの姉妹的な存在でしょうか。子猫ちゃんも虎ちゃんも同じ「ネコ科」の女性バンドなので親近感があり、親和性も高い。全13曲・41分。歌詞ブックレット(8頁)付き。
  • ◎ Inherit(Ecstatic Peace! 2008)Free Kitten
  • 気まぐれ子猫ちゃんが帰って来た。11年振りの3rdアルバムはKim Gordon、Julie Cafritz 、Yoshimi P-Weの女性トリオ。Pavementの再結成で忙しいMark Iboldは不参加で、その代わりに恐竜息子のJ Mascis(ギター、ドラムス)が2曲でゲスト参加している。淡々としたスロー・バラードの〈Erected Girl〉、Mascisとのギター・バトルが堪能出来る〈Surf's Up〉など、サウンドこそノイジーだが、キム姐さんのヴォイスは穏やかでクール、気怠い頽廃感さえ漂う。この傾向は2つの長尺曲〈Free Kitten On The Mountain〉と〈Monster Eye〉で特に顕著である。〈Help Me〉や〈Bananas〉といったJulieのパンク・ナンバーが逆に目立つくらいで、パンキッシュでフリーキーな仔猫のイメージは払拭されている。ライオット・ガルーというよりも、内省的な翳りを帯びた不穏なエレクトロニカ・キャットの趣きもある。この変貌には休止中に起きた9・11以降の音楽シーンが色濃く反映されている。いつまでも無邪気な「仔猫」ではいられない?‥‥彼女たちも成猫に生長したのでしょうか。

  • ◎ Run Fast(Dischord 2013)The Julie Ruin
  • ピンク色の四つ足動物(縫いぐるみ)が毛皮の上で寝そべっている。アリソン・ミッチェル(Allyson Mitchell)が製作したマリコ(Mariko)は地球上のどの生物とも似ていないけれど、とても魅力的で可愛いらしい。未知の惑星から連れて来られた異星人のペットのようにも見える。The Julie RuinはKathleen Hanna(Bikini Kill、Le Tigre)が結成した新バンド。元々Julie RuinはKathleen Hannaのソロ・プロジェクト(1998)だったので、その延長線上のバンドということになる。ヴォーカル、ギター、ベース、ドラムス、キーボードの5人編成で、Kathi Wilcox(Bikini Kill)もベーシストとして参加。パンク、エレクトロ、ガール・ポップなどを緩急自在に繰り広げる。元祖ライオット・ガルー(Riot grrrl)らしい少女の狂乱さと可愛らしさが違和感なく共存するデビュー・アルバム。16折りポスター・歌詞付き。国内仕様直輸入盤には4つ折りライナーノーツ(野中モモ)も同梱されている。
  • ◎ Hit Reset(Hardly Art 2016)The Julie Ruin
  • Kathleen Hanna嬢の率いるポスト・パンク・バンドの2ndアルバム。Kathleen Hanna (ヴォーカル)、Sara Landeau(ギター)、Kathi Wilcox(ベース)、Kenny Mellman (キーボード、ヴォーカル)、Carmine Covelli(ドラムス)という男女混成(女3+男2)の5人組だが、Bikini KillやLe Tigreで継承されて来た元祖ライオット・ガルー(Riot grrrl)の精神は約四半世紀を経た今も健在である。アルバム・タイトル曲の〈Hit Reset〉は「Deer hooves hanginng on the wall」という意味深な歌詞(Deerhoof?)から始まる。〈I Decide〉のPVではヨーコ・オノの顔と「YOKO」という名前がプリントされたTシャツを着たKatie Crutchfield(Waxhatchee)が主演するなど、フェミニスト・アーティストたちの世代を越えた繋がりも感じられて嬉しくなる。全13曲・39分。歌詞は見開き紙ジャケのインナーに記載されている。
  • ◎ Say Yes To Love(Captured Tracks 2014)Perfect Pussy
  • NYシラキュースで結成されたノイズ・ロック、ハードコア・パンク・バンドのデビュー・アルバム。紅一点のMeredith Graves(ヴォーカル)、Ray McAndrew(ギター)、Garrett Koloski(ドラムス)、Greg Ambler(ベース)、Shaun Sutkus(キーボード)という5人組。全8曲、23分というパンクならではの潔さで、ボーナス・ライヴ・トラック(フリーDL)の4曲を加えても32分に満たない。騒乱暴走した果てに、立ち止まってノイズの渦を撒き散らす。バンド名の頭文字(PP)をデザインした紋章らしきものが描かれているスリップ ・ケースを引き抜くと、「ホワイト・アルバム」 みたいに真っ白なジュエルケースが現われる仕掛けになっている。スーパー仔猫ガミッチ君のような「完璧な子ネコちゃん」の活躍を期待していたのに、2016年1月にバンドは呆気なく解散してしまった。

  • ◎ No Cities To Love(Sub Pop 2015)Sleater-Kinney
  • 1994年、米ワシントン・オリンピアで結成されたスリーター・キニー(Sleater -Kinney)は12年間で7枚のアルバムをリリースした。2006年に活動停止したが、2014年に再結成して、翌年1月に10年振りの8thアルバムを発表した。Corin Tucker、Carrie Brownstein (ヴォーカル、ギター)、Janet Weiss(ドラムス)という3ピース・バンドで、JSBXやThe Exなどと同じようにベースレスなのが彼女たちのスタイル。2人のヴォーカルと2本のギター(バリトン・ギター)が絡み合うサウンドはスリリングで厚みがある。ギターの下降ラインに痺れる〈Surface Envy〉、人気アニメ 「ボブズ・バーガーズ」(Bob's Burgers)と共演したPVが愉しい〈A New Wave〉、ハード・ディスコ調の〈Bury Our Friends〉など、全10曲・32分。ライオット・ガルーの咆哮は年増オバさんになっても衰えず、丸くなるどころか逆に凄みを増した。三面見開き紙ジャケ仕様、歌詞ブックレット(16頁)付き。

  • ◎ Lost Time(Hardly Art 2016)Tacocat
  • ネコとタコ、哺乳類と軟体生物、陸上と海中で別々に暮らす2種類の生き物に共通点は何もなさそうだが、種・目・科の異なる2匹を強引に合体させてしまった想像上の動物が存在する。ボルヘスの「幻獣辞典」に載っているキマイラやケンタウロスみたいな合成獣。その名は 「タコキャット」(Tacocat)。「オクトキャット」(Octocat)は猫頭蛸足の可愛らしいイラスト・キャラ。ヒグチユウコもキモ可愛い「タコキャット」を好んで描いている。米ワシントン・シアトルで結成された男女混成(女3・男1)のパンク・バンド、Tacocatはタコ(蛸)ではなく、メキシコ料理のタコス(tacos)とネコ(cat)の合成語らしい。2ndアルバムは20体以上の猫時計に彩られた「ネコード」である。「SIDE SPACE」 「SODE TIME」 と表記されたA・B面、青い地球を背景にしたメンバー4人の煌びやかな衣裳やUFOのイラストなどから、裏カヴァは米SFドラマ 「宇宙家族ロビンソン」(Lost In Space 1965-68)を模していると思われる。全12曲・29分。デジパック仕様。

  • ◎ We Are Ill(Box 2018)ILL
  • 英マンチェスター出身の女性バンドにも40年前に冷凍保存されたThe B-52'sや90年代に核爆発したBikini KillのDNAが組み込まれているらしい。アンコーツの廃工場で18カ月以上にも渡ってレコーディングされたというデビュー・アルバムは彼女たちの禍々しいメイキャップで飾られている。ハロウィンのコスプレの域を超えた仮装も「おビョーキ」なのだから仕方がないのかもしれない。Harri Shanahan(キーボード)、Whitney Bluzma(ベース、パーカッション)、Sadie Noble(ギター、テープ、パーカッション)、Fiona Ledgard (ドラムス)、Tamsin Middleton(ヴォーカル)。ドラマーを除くメンバーも歌っているので、「女三人寄れば姦しい」 どころか、5人も集まれば五月蝿いのだ。NHS(国民保健サービス)を批判した〈ILL Song〉、NASA(米航空宇宙局)のセクハラ疑惑に言及した〈Space Dick〉「私のクマの餌食にしたい」 と執拗にリフレインする〈Bears〉、10分近いサイケ・デス・ディスコの〈Slithering Lizards〉など、全9曲・41分。2つ折り歌詞カード付き。
  • ◎ Every Bad(Secretly Canadian 2020)Porridge Radio
  • ポリッジ・レディオ(Porridge Radio)は2015年、英ブライトンで結成されたポスト・パンク・バンド。Dana Margolin(ヴォーカル、ギター)率いる、Georgie Stott(キーボード、ヴォーカル)、Maddie Ryall(ベース)、Sam Yardley(ドラムス、ギター、ベース)の4人組(女3・男1)。2ndアルバムはPatti SmithやPJ Harveyを想わせるダナ・マゴリンのエモーショナルなヴォーカルとタイトなアンサンブルが素晴しい(ポスト・パンク版ステレオラブかしら?)。「Thank you for making me happy」 と執拗に繰り返す〈Born Confused〉、Sonic YouthやPixes風ヘヴィ・ノイズ・ロックの〈Sweet〉、浮游感のあるシューゲイズからカオス化する〈Lilac〉、回転木馬ワルツの〈Circling〉、フィル・コリンズの〈夜の囁き〉みたいな〈Homecoming Song〉‥‥最後までリスナーの胸を鷲掴みにして離さない。全11曲・42分。三面見開き紙ジャケ仕様。歌詞はインナーに記載されている。

  • ◎ Growing Up(Epitaph 2022)The Linda Lindas
  • ザ・リンダ・リンダズ(The Linda Lindas)は2018年、米ロサンゼルスで結成されたアジア・ラテン系女子4人組のパンク・バンド。いわゆるガールズ・ロックだが、驚くべきはメンバー全員が十代(11~17歳)だということ。コロナ・ウイルスの感染拡大でロックダウンする直前に、クラスメートが行った人種差別的な体験に基づいた〈Racist, Sexist Boy〉はエロイーズ・ウォン(Eloise Wong)の絶叫ヴォーカルが炸裂!‥‥ライオット・ガルーの遺伝子が脈々と継承されている。ロサンゼルス公立図書館(LA Public Library)のライヴで、最年少のミラ・デラガーザ(Mila de la Garza)は「Bikini Kill」のTシャツを着ているのだ。〈Nino〉は年長のベラ・サラザール(Bela Salazar)が飼っているシャム猫ちゃんの歌。ルシア・デラガーザ(Lucia de la Garza)が歌う〈Growing Up〉のMVには彼女たちの飼い猫4匹もペルソナとして登場する。デビュー・アルバムは全10曲・26分。見開き紙ジャケ仕様、6つ折り歌詞カード付き。猫(耳)カヴァ・イラストもクールで可愛い。

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    THE SINGLES

    THE SINGLES

    • Artist: Bikini Kill
    • Label: Bikini Kill Records
    • Date: 2018/09/25
    • Media: Audio CD
    • Songs: New Radio / Rebel Girl / Demirep / In Accordance To Natural Law / Strawberry Julius / Anti-Pleasure Dissertation / Rah! Rah! Replica / I Like Fucking / I Hate Danger

    Sentimental Education

    Sentimental Education

    • Artist: Free Kitten
    • Label: Wiiija
    • Date: 2007/07/17
    • Media: Audio CD
    • Songs: Teenie Weenie Boppie / Top 40 / Never Gonna Sleep / Strawberry Milk / Played Yrself / DJ Spooky's Spatialized Chinatown Mix / Bouwerie Boy / Records Sleep / Picabo Who? / Sentimental Education / One-Forty Five / Eat Cake / Gaa / Daddy Long Legs / Noise Doll

    Julie Ruin

    Julie Ruin

    • Artist: Julie Ruin
    • Label: Kill Rock Stars
    • Date: 1998/08/11
    • Media: Audio CD
    • Songs: Radical Or Pro-Parental / V.G.I. / A Place Called Won't Be There / Tania / Aerobicide / Apt. #5 / My Morning Is Summer / I Wanna Know What Love Is / The Punk Singer / On Language / Crochet / Interlude / Stay Monkey / Breakout A-Town / Love Letter


    Will Save Us All

    Will Save Us All

    • Artist: Chicks On Speed
    • Label: Chicks On Speed
    • Date: 2000/05/23
    • Media: Audio CD
    • Songs: Stop Records Advert / Give Me Back My Man / For All The Boys In The World / Glamour Girl / Ped Stang (Re) Issue / Little Star / Warm Leatherette / Kaltes Klares Wasser / Yes I Do! / Procrastination / Mind Your Own Business / The Floating Pyramid Over Frankfurt That The ...

    Feminist Sweepstakes

    Feminist Sweepstakes

    • Artist: Le Tigre
    • Label: Mr. Lady
    • Date: 2001/10/16
    • Media: Audio CD
    • Songs: LT Tour Theme / Shred A / Fake French / FYR / On Guard / Much Finer / Dyke March 2001 / Tres Bien / Well Well Well / TGIF / My Art / Cry For Everything Bad That's Ever Happened / Keep On Livin'

    Run Fast

    Run Fast

    • Artist: The Julie Ruin
    • Label: Dischord
    • Date: 2013/09/03
    • Media: Audio CD
    • Songs: Oh Come On / Ha Ha Ha / Just My Kind / Party City / Cookie Road / Lookout / Right Home / Kids In NY / Goodnight Goodbye / South Coast Plaza / Girls Like Us / Stop Stop / Run Fast

    Lost Time

    Lost Time

    • Artist: Tacocat
    • Label: Hardly Art
    • Date: 2016/04/01
    • Media: Audio CD
    • Songs: Dana Katherine Scully / FDP / I Love Seattle / I Hate The Weekend / You Can't Fire Me, I Quit / The Internet / Plan A, Plan B / Talk / Men Explain Things To Me / Horse Grrls / Night Swimming / Lesiure Bees

    We Are Ill

    We Are Ill

    • Artist: ILL
    • Label: Box
    • Date: 2018/05/18
    • Media: Audio CD
    • Songs: ILL Song / Space Dick / Stuck On A Loop / Bears / Bus Shelter / I Am The Meat / Slithering Lizards / Power / Hysteria

    Every Bad

    Every Bad

    • Artist: Porridge Radio
    • Label: Secretly Canadian
    • Date: 2020/03/13
    • Media: Audio CD
    • Songs: Born Confused / Sweet / Don't Ask Me Twice / Long / Nephews / Pop Song / Give/Take / Lilac / Circling / (Something) / Homecoming Song

    Growing Up

    Growing Up

    • Artist: The Linda Lindas
    • Label: Epitaph
    • Date: 2022/06/03
    • Media: Audio CD
    • Songs: Oh! / Growing Up / Talking To Myself / Fine / Nino / Why / Cuantas Veces / Remember / Magic / Racist, Sexist Boy
    ミュージック・マガジン 2022年 5月号

    ミュージック・マガジン 2022年 5月号

    • 特集:ASIAN KUNG-FU GENERATION / ライオット・ガール
    • 出版社:ミュージック・マガジン
    • 発売日:2022/04/20
    • メディア:雑誌
    • 目次:ロング・インタヴュー〜00年代以降のロックを牽引してきた4人が語る“繋ぎ続けた”25年 / ASIAN KUNG-FU GENERATIONの 歩み / オリジナル・アルバム・ガイド / その他のアルバム / 後藤正文(Gotch)のマルチな活動 / 2022年に考えるライオット・ガール・ムーヴメント / ザ・リンダ・リンダズ〜注目を集めるガール・バンド / クイアコア...
    女パンクの逆襲 ── フェミニスト音楽史(ele-king books)

    女パンクの逆襲 ── フェミニスト音楽史(ele-king books)

    • 著者:ヴィヴィエン・ゴールドマン(Vivien Goldman)/ 野中 モモ(訳)
    • 出版社:Pヴァイン
    • 発売日:2021/12/23
    • メディア:単行本(ソフトカヴァ)
    • 目次:ウーマニフェスト─女宣言─ はじめにひとつ / ガーリー・アイデンティティ わたしはだれ? / マネー わたしたちはわたしたちの金? / ラヴ/アンラヴ 二元制を打倒する / プロテスト 女というバリケード / アウトロ わたしたちのコーダ / 謝辞 / 索引

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