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くノ一緋鳥捕物帖 [c o m i c]

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  • ──吉原は不夜城である。とはいうものの、一応形式的な句切りはある。丑の刻(八ツ・午前二時)に閉じられた大門は寅の刻(七ツ・午前四時)にはまた開く。‥‥この頃から客はぞろぞろ帰り始めるのである。そして卯の刻(六ツ・午前六時)過ぎには “居続け” 以外は殆んどいなくなるのだ‥‥。──大門の外 “見返りの柳” を過ぎて日本堤‥‥それから荒川にかかる俗に “泪橋” と呼称れる橋がある。‥‥一説には惚れた客を見送る女郎が切ない別れの泪を流すところだからとも、また一説には吉原に身を沈める娘を送ってきた身寄りのものがやはり惜別の涙を流し合うから‥‥ともいわれる。いずれにしろ、客たちにとってこの橋は、吉原という “極楽” への懸橋であった──
    石森 章太郎 『新・くノ一捕物帖 大江戸緋鳥808』


  • 「くノ一捕物帖 恋縄緋鳥」は抜け忍の緋鳥が岡っ引の養女となって活躍する時代劇版 「009ノ1」。そもそも「ゼロゼロナインワン」というタイトルが「サイボーグ009」と女忍者(くノ一)の語呂合わせだったことを想えば、「くノ一捕物帖」 の方がプロト・タイプではないかという気もして来る。「009ノ1」 は東西冷戦の続く近未来を舞台にした西側の女諜報員(サイボーグ)の暗躍を描いている。くノ一緋鳥は義父の岡っ引(蛇縄参次)と同心(旗野三四郎)、下っ引(眉間傷の定吉)と共に、大江戸で起こった事件を解決する。女版「佐武と市捕物控」でもある。続編「新・くノ一捕物帖 大江戸緋鳥808」は惨殺された3人(義父、密かに恋心を寄せていた三四郎、定吉)の仇討ちとして幕を開ける。下手人を抹殺する緋鳥が身に纏っている戦闘コスチューム(レオタード?)は、まるでミレーヌ・ホフマンが江戸時代にタイムスリップしたかのような現代的なファッションである。

  • ■ くノ一捕物帖 恋縄緋鳥(コミック&コミック 1973-74)石森 章太郎
  • 雨上がりの朝、同時に4人の遺体が見つかる。行方不明の捜索願いが出ていた女性たちは後手に縛られ、首を絞められていた。八丁堀定廻り同心・旗野三四郎、岡っ引・黒門町の蛇縄参次、下っ引・眉間傷の定吉、参次の養女・緋鳥が事件を調査する。囮捜査中、忍者たちに緋鳥が拉致され、定吉も負傷する。屋敷の座敷牢に入れられた緋鳥が贅沢病(糖尿病?)でインポになった殿様を騙して加賀見藩を取り潰そうとする家老・二階堂の奸計を暴く(控之一)。雨の降る日、手裏剣で襲われた緋鳥は、お庭番の忍び・地虫の六蔵に今起きている連続辻斬り事件から手を引くように警告される。2人は「紅貝屋」の天井裏から、女主人と息子・文弥、実の母子の乳繰り合いを覗き見る。母親としか情交出来ずに世間の女たちを憎むようになった文弥の犯行だった(控之二)。遠州浪人島倉与左衛門の女房・清乃と娘・弥生の情婦・お浜が惨殺された。当の与左衛門は、その朝に美濃屋の女房と娘・お玉と共に川崎大師参りに出かけていた。馬を疾駆して追いかけ、旅籠浜乃屋の女中として潜り込んだ緋鳥(お蝶)が付け文して与左衛門を誘き出す(控之三)。

    炎天下、お目溢し料を商家からせびる参次と定吉。庭で行水する緋鳥と剣術稽古をする三四郎。夜廻り中、浪人に斬りつけられた三四郎に緋鳥が加勢する。旗野氏に振られた武家娘に金で雇われた殺し屋だった(控之四)。徒歩中に連れの女の名前を叫んで倒れた武士は頭を殴られて死ぬ。三四郎は剣聖と呼ばれる達人の仕業ではないかと推察する。聞き込みで秋葉原まで来た緋鳥に、この2〜3カ月の間に3〜4人の若い娘が “神隠し” になっていると定吉が話す。葦の原の向こうに住んでいる天狗の仕業だと噂されていた。同じような撲殺を緋鳥と定吉が目撃する。浅黒い老人(剣術の達人)が犠牲者の連れの女を犯していた。極意を悟った上の悟りは女子との性戯だった(控之五)。按摩・光悦の女房・おさきが顔を焼かれて殺された。ところが情婦おゆうと乳繰り合っていた光悦にはアリバイがあった。殺された女房おさきの幽霊が出るので調査して欲しいと、おゆうが緋鳥に依頼する。雇ったくノ一に身代わり仏を作らせて、幽霊に化けたおさきの復讐だった(控之六)。

    嵐の夜、緋鳥は昔の夢に魘されて目覚めた。物音がして開けた戸口に傷だらけの男が倒れ込む。頭部の傷のせいか、記憶を失った “旦那” は若い頃の三四郎に似ていた。男の素姓を探り出そうと決心するが、20日余り過ぎても何の手懸かりも得られない。ある日、川釣りをしている男の許に新吾の妹だという女が現われる。江戸に仇討ちに来て返り討ちにあったという。緋鳥が兄妹を家に案内しようとすると、男が斬りつける。2人は裏切り者の緋鳥を殺せば夫婦になれるという頭領の条件で放たれた卍党の忍びだった(控之七)。毎夜、狐憑きの娘を犯しに来る「狐」を捕まえて欲しい美濃屋の主人から依頼された緋鳥。一昨日、美濃屋へ遣いに行ったまま倅が帰って来ないと相談された参次。緋鳥は座敷牢に閉じ込められた色情狂の娘を見張ることになるが、蛇状の長大な陰茎を自在に動かせる妖魔一族の忍者に犯される(控之八)。蒼い満月の夜、町廻りする三四郎と緋鳥は女の悲鳴を聞く。喉笛を噛み切られた男と全身噛み傷だらけの女の死体。逢曳き中のところを野犬に襲われたらしい。物陰から逃げ出した武士を三四郎が斬るが女に撃たれ、緋鳥が狼男に襲われる(控之九)。

    蔵の柱に縛りつけられた全裸の緋鳥。昨夜一晩、帰宅しなかった義父の参次と定吉。今日の夕刻、使いの子供から届けられた手紙には《蛇縄の親分さんと眉間傷の定なる両人当方で預かり居り候。両人の生命の儀助けたしと思わば単身にて本郷田丸町地獄屋敷まで御足労下さりたく右御案内の事》と書かれていた(控之十)。抜け忍を消す指令をおねえさんから肩代わりした卍党の紅雀は刺客として緋鳥の前に現われる。かつての恋人が八丁堀の旦那に片想いしていることを知った紅雀は殺害を思い留まり、屋形舟で緋鳥と最後の契りを結ぶ(控之十一)。彫りかけの半身の竜を背負った女の溺死体が見つかる。行方不明の届けがあってから2〜3日で3人目の遺体だった。参次と定吉が聞き込みに行った刺青師・段平は不浄な女の躰には彫らないと嘯く。首の後ろを針で刺殺された男2人も同じ下手人の犯行だった。緋鳥は恋しいお方の名前と似顔を彫って欲しいという口実で段平の家を訪れる(控之十二)。

    木枯らしが吹き荒ぶ日、商家の主人が痩身で、ざんばら髪の薄気味悪い浪人に首を刎ねられた。“間引きお婆” の許へ行こうとする女中・お佐代を緋鳥が思い留まらせようとする。2人が村の奥にある間引き小屋に着くと、老婆と堕胎中の女が惨殺されていた。下手人は18年前、商家の主人に孕まされて、間引き婆に殺された女中の娘だった(控之十三)。初雪が降る江戸で、後ろ手を縛られた全裸女性の遺体が雪の中から発見された。女の顔に貼りついていた能面を無理やり引き剥がしたので身元確認が出来ない。緋鳥は野次馬の中で、仏を見て含み笑いをした男の後を尾ける。伊集院暗雪は公家下りの責め絵絵師だった。姉さんが行方不明にになったという妹からの訴えを受けた参次が山本屋に事情を聞きに行く。不審に思った主人が女房の部屋を探すと暗雪の責め絵が見つかったという。絵の手本を務めたいという触れ込みで、緋鳥がモデルになるのだが(控之十四)。

    旗野三四郎に新年の挨拶をした緋鳥たちは初参りする。緋鳥は参次の財布を擦った男を咎めて懲らしめる。その手並みを目撃した三河屋の女房から、去年の暮れに盗まれた黄金の虎の置物を探して欲しいと頼まれる。病身の主人が死ぬ前に、大事にしていた置物をもう一度見せたいという。植木職人の松五郎が容疑者として浮かぶが、黄金の虎を松五郎に盗ませたのは当の老主人だった(控之十五)。凧を上手く上げられない男児・健坊を手助けする緋鳥。健坊、緋鳥、黒猫たま、老婆おたきさん‥‥関わった事件後に身寄りのない者を引き取る心優しい三四郎。外出して戻って来たおたきの袂に着いていた血。凧の糸が切れて泣いていた健坊に新しい凧を買ってあげる緋鳥。おたきの姿を見かけた緋鳥が後を尾けると、一人息子を小屋に匿っていた。家出れて野盗仲間に加わり、三四郎に捕まって去年島送りになった幸吉だった。緋鳥は島抜けした幸吉に自首を促すが、自ら脱走したわけではなかった。昔仲間たちと盗んで隠した5千両の金目当ての無頼漢たちに連れ出されたのだった(控之十六)。

    定吉の隣に住む傘張り浪人・桃井清之進は名前の通り真面目で純情な独り者だが、突然彼の前に仇討ち人・板倉が現われる。連れの大宮の源三によると、旦那の奥様に横恋慕しようとした桃井がある夜、旦那の留守中に首から臍の下まで一刀両断したという。その現場に居合わせた緋鳥の機転で、仇討ちは未遂に終わったが、その直後、板倉が長屋に戻って来た。ところが返り討ちにあったのは板倉と源三の方だった(控之十七)。大雪から変わった雨に流されて、変死体が発見された。頭部を切断され、陰茎を抉り取られた若い男の全裸死体。毎月同じ頃に殺害される8人目の犠牲者だった。蛇縄の参次曰く「双っ首盗難事件」。男装して夜の町を徘徊していた緋鳥は不審な声と音を耳にした。雪道の足跡を辿って、江戸詰め家老の屋敷内に潜入する。陰茎を抉り取ったのは三女いわ姫、美男子を拉致して頭部を切断したのは姫の最初の犠牲者、奥女中・梅乃介の仕業だった(控之十八)。

    赤門町の質銭屋五郎兵衛が要町の妾宅で、喉を掻き切られて殺された。発見者は妾あいの母親おたねだった。下手人は3年ほど前に罪を犯し、伝馬町牢送りになって江戸払いになった伸吉と目された。あいの幼馴染で恋情を抱いていたという事実も判明したが、奇妙なことに行方知れずなのは伸吉だけでなかった。あいの失踪、銭屋の一人息子・幸助も昨夜以来帰宅していない。江戸の外へ出たという伸吉の後を緋鳥が追う。緋鳥の問いかけに、伸吉は殺害を否定し、逃亡中の幸助とあいを追っていると話す(控之十九)。雪の降る夜、居酒屋から外へ出た浪人が白い魔物に殺害された。殺された7人の浪人者の傍らに奇妙な飾りの着いた棒杭が打ち込まれていた。緋鳥はスキーで遊ぶ子供・千太郎との会話から、父親が蝦夷の地に行った折に買って来たことを知る。奇妙な棒杭を蝦夷の地で見たという者もいた。峰脇家を訪ねた緋鳥は主人から、殺された7人の浪人と共に松前藩お抱えの大商人の用心棒に雇われて、蝦夷の地へ行った経緯を聞き出す。松前藩や商人の方策に不満を抱いて反抗したアイヌの一党が立て籠っている村を襲撃して、女子供までも殺戮したことを(控之二十)。

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  • ■ 新・くノ一捕物帖 大江戸緋鳥808(コミック&コミック 1974)石森 章太郎
  • 八丁堀定廻り同心・旗野三四郎、岡っ引・黒門町の蛇縄参次、下っ引・眉間傷の定吉の3人が斬殺されてしまった。葬儀を終えた4〜5日後、くノ一緋鳥が探索を開始する。手掛かりは事件の一刻前に3人が刀傷による深傷を負った男 “金釘の竜” に出合っていたこと。十日後に牛込榎町に道場を構える藤野源治郎の行方の探査を旗野に依頼した覆面男(**藩家老井筒周防守)が訪ねて来る。当家に剣術指南役として出入りしていた藤野が半月ほど前に重要な機密書状を奥座敷手文庫内から盗み出して蓄電したという。藤野と対峙した緋鳥が3人を殺害した理由を問う(闋之一)。吉原廓名主五代目庄司甚内の屋敷の離れに仮住まいする緋鳥は華魁となって、揚屋町の山城屋に十日程居続けている若い浪人の素性を探索る。幇間の鶴亀を一蹴した男は緋鳥にも愛想がない。障子窓から黒装束の刺客が2人に襲いかかる。甚内が逃げた2人の忍びの後を尾けると、ある屋敷内に帰った。浪人の名は風速伊織。将軍の妾腹の子だった。将軍の子を孕んだ屋敷の娘が父親に伊織の抹殺を依頼する(闋之二)。

    吉原に二日も居続けた按摩は性技も羽振りも良かった。”つけ馬” 三平がの後を尾けると、駕籠に乗った竹の市は芝神明裏の盲目長屋に帰って行った。再び外出して、長屋の縁の下に隠されている小判を盗んでいるところを住人に見つかる。将軍を暗殺して幕府の転覆を謀っている反逆者(由井正雪の孫)たちは正体を隠すために偽盲人となって長屋に潜んでいた。隠し金は商家に押し込んで強奪した軍資金だっだ(闋之三)。雨の日、片町から薬王寺町へ上るカッパ坂で、女が「河童」に襲われて殺された。囮捜査に出て攫われた緋鳥がカッパの正体を暴く(闋之四)。中野十二社の榎木屋は呪われていた。一月に間に祖母、旦那、内儀の3人も弔ったのだから。その下手人として、水茶屋のお駒が捕まる。榎木屋の若旦那との仲を両親に反対されたからだった。榎木屋に潜入した緋鳥は妹が兄・猪乃介を毒殺する現場に遭遇する。イケメン坊主に懸想した色気娘を唆していた大番頭の奸計だった(闋之五)。

    墓地から若い女の遺体を掘り出しては死姦していた隠亡・留助が殺された。隠亡小屋の中にあった死体は左右の乳房が喰い千切られていた。下手人は病死した女の亭主だったと、情交中の遊女に語る赤本書きの孫太郎南北は戯作者鶴屋南北の息子だった。孫太郎に作り話だったと諭された幇間の鶴亀は緋鳥に促されて「おまえさんが隠亡殺しの下手人だ‥‥」という脅迫状を書く(闋之六)。月夜に馬を疾駆した首無し幽霊が薙刀で首を斬る事件が起きて「権之助の幽霊だ!」と噂される。五代将軍綱吉の頃、因道の名主権之助が死刑に処せられる時に、「一目わが家を見て死にたい」 と望み、坂の上から家を眺めた後に斬首された。囮捜査に出て「首盗り幽霊」に遭遇した風速伊織は刀を抜かなかった。「首斬り幽霊」 の後を追った緋鳥が真相を暴く(闋之七)。行水している緋鳥にスッポンが投げ込まれた。亀首を括られた死骸の腹には「三」の字が刻まれていた。太夫の肢体に喰らいついたスッポンの腹に刻まれた 「三拾日、牛の刻、多摩川、亀甲山」。それがスッポンの三次の手口だったが、頭領の命令で5年前に緋鳥が始末していた。三次妻子の仇討ちに甚内と伊織が助太刀する(闋之八)。

    仙人のように慕われていた隠居が長生きの泉で溺死した。浅草雷門近くにある大店の大旦那は4〜5年前から息子夫婦に店を任せていた。使い走りや庭掃除、風呂の焚きつけなどをしていた豊三は身の廻りの世話をしていた女に疑念を抱く。毎晩、女は隠居の寝屋に通って、一緒に風呂に入っていたのだ。ところが豊三と女が性交したことで、老人は女を遠ざけるようになる。早朝の散歩の付き添いを断った隠居を不審に思った豊三が後を尾けると、村の吾作の妹ちづるに金を渡して、長生きの泉で女の代わりをさせていた。ちづるを豊三が連れ出し、死んだ隠居に変装した緋鳥が金を渡して水浴させ、下手人を誘きだす(闋之九)。廓名主の屋敷の奥庭にある離れ屋で会話する緋鳥と甚内に、客が遊女を刺して逃げたと鶴亀が報せに来た。刺されたのは “車屋” の遊女小夜衣、刺したのは浅草の菓子問屋 “雷太鼓” の手代仙太郎。緋鳥は逃走した男を捕らえ、彼女の小さな庵で刃傷沙汰となった事情を聞き出す。そして、小夜衣の部屋に忍び込んだ緋鳥が2人を逃すのだった(闋之終)。

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    • 「石ノ森章太郎萬画大全集 7-17~19」(角川書店 2007)をテクストに使いました
    • 大江戸を舞台にしたセックス(裸女)&バイオレンス(斬首)満載の青年向き時代劇ですが、大・小・斜辺を織り交ぜた自在なコマ割りがスムースに流れる。「大江戸緋鳥808」のコマ割り(P300とP302)が全く同じことに気づいた読者が何人いるかしら?
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    くノ一捕物帖 1 ── 石ノ森章太郎萬画大全集 7-17

    くノ一捕物帖 1 ── 石ノ森章太郎萬画大全集 7-17

    • 著者:石森 章太郎
    • 出版社:角川書店
    • 発売日:2007/08/31
    • メディア:コミック
    • 目次:控之一 恋縄緋鳥 / 控之二 生首・淫雨に舞う / 控之三 闇を裂く緋い閃光 / 控之四 花火なぜ咲くなぜに泣く / 控之五 蝉時雨と静寂の間で天狗の鼻がわらった / 控之六 怪談・黒猫の唱う怨み経 / 控之七 夏の終りは赤い血の色 / 控之八 女狐のないた夜 / 控之九 淫獣月明に咆ゆ / 控之十 地獄への二本道 / イラストコレクション


    くノ一捕物帖 2 ── 石ノ森章太郎萬画大全集 7-18

    くノ一捕物帖 2 ── 石ノ森章太郎萬画大全集 7-18

    • 著者:石森 章太郎
    • 出版社:角川書店
    • 発売日:2007/08/31
    • メディア:コミック
    • 目次:控之十一 赤い鳥赤いなぜなぜ赤い 赤い実たべた / 控之十二 冥府の使者は半身の青竜に乗ってやってくる / 控之十三 こがらし地蔵で女が死んだ / 控之十四 初雪に緋い血が滲んだ / 控之十五 鶴は千年 亀は万年 人は…… / 控之十六 はぐれ凧海に帰る / 控之十七 猫酔うて虎に変ず / 控之十八 鬼姫の喰った双ツ首 / 控之十九 飢えた狼は雪原で凍る / 控之二十 ...


    新・くノ一捕物帖 大江戸緋鳥808 ── 石ノ森章太郎萬画大全集 7-19

    新・くノ一捕物帖 大江戸緋鳥808 ── 石ノ森章太郎萬画大全集 7-19

    • 著者:石森 章太郎
    • 出版社:角川書店
    • 発売日:2007/08/31
    • メディア:コミック
    • 目次:闋之一 怨始末市谷谷丁念仏坂 / 闋之二 地獄道骨通 極楽道泪橋 / 闋之三 因果輪 芝神明盲目長屋 / 闋之四 合羽坂 女肌濡淫雨 / 闋之五 恋地獄 蛇池中野 十二社 / 闋之六 狂記/南北砂所隠亡堀 / 闋之七 目黒権之助坂 首盗幽霊縁起 / 闋之八 古墳死者国 多摩川丘陵亀甲山 / 闋之九 仙人殺人事件/中渋谷村神泉ヶ谷 / 闋之終「…万歳楽には命を延ぶ首尾の松が枝竹...

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