新年恒例の「タワレコ渋谷・クリアランス」は年末になってもセールの告知がなかった。今年(2017)は中止なのかと危ぶんでいたら、4Fのイヴェント・スペース(クラシックは7F)で密やかに開催(1/1~4)されることになった。人気のない一角にJ-POP、K-POP、ROCK、SOUL、WORLD、CLUB MUSIC‥‥などのエサ箱が寒々しく並ぶ。2日に飛んで行ったので強者どもの夢の跡なのか、それとも元日から「酉年の飢饉」だったのかは分からないけれど、拍子抜けするほどの少なさに啼きたくなった。それでも何とか羽繕いをして、Agnes Obelの《Aventine》(Play It Again Sam 2013)、Marissa Nadlerの《July》(Bella Union 2014)など、女性SSWのアルバムを3枚啄む。こんな事態もあろうかと、他店舗の年末クリアランスで何枚か確保していたのだ。〈クリアランス 2017〉の記事は書けそうですが、今後も続けられるかどうかは不透明です。
ディスクユニオンが無料配布している『いますぐ聴いてほしい2016年オールジャンル700』(B5判・132頁)は日本のロック・ポップス、ロック・ポップス、プログレッシヴ・ロック、ハード・ロック / ヘヴィ・メタル、パンク、ジャズ、ワールド・ミュージック、ソウル / ブルース、ヒップホップ、クラブ / ダンス・ミュージック、クラシック、映画音楽、本から700点をユニオンのスタッフやミュージシャン、音楽評論家が1点ずつ紹介するフリー・マガジン。必ずしも2016年にリリースされた新譜に限定せず、ランク付けもしないところが、音楽メディアの「年間ベスト・アルバム」と異なる。「ディスクユニオンで買った今年最高の1枚」 というキャンペーンも行なっていた。フォロワーに教えたい1枚をSNSでシェアしようという企画だが、TwitterもFacebookもやっていないので、当ブログで発表します。新譜は〈ヴァーミンツ(2016)〉を参照(年間ベストに選んだ10枚中6枚はユニオンで購入した)してもらうことにして、旧譜(中古盤)から選出した。ユニオンで買った今年最高の1枚はナタリアちゃんの《Hu Hu Hu Edicion Especial》(Sony Music 2010)です。
Songs: Chord Left / Fuel To Fire / Dorian / Aventine / Run Cried The Crawling / Tokka / The Curse / Pass Them By / Words Are Dead / Fivefold / Smoke & Mirrors
Songs: Nino Hojas / Hu Hu Hu / Lugar Para Renacer / Azul / Look Outside / Cursis Melodias / No Viniste / Siempre Prisa / Tiempo Al Viento / Let's Get Out / Ella Es Bonita / Running Too Fast / Tolas Melodias / No Viniste / Todo Lo Que Tengo Es Real / Tiempo Al Viento
コメント 0