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ミレイドスコープ [a r t]



〈「ラファエル前派とその時代」展〉(伊勢丹美術館 1985)、〈バーン=ジョーンズと後期ラファエル前派展〉(1987)、〈ロセッティ ラファエル前派の夢 展〉(Bunkamura ザ・ミュージアム 1990)‥‥「ラファエル前派」は日本でも人気の高い絵画だが、創立メンバーの1人、ジョン・エヴァレット・ミレイ(John Everett Millais 1829-96)は「注目すべき例外的人物」だった。彼の代表作〈オフィーリア〉をあしらった〈ミレイ展〉(ザ・ミュージアム 2008)のパンフ(ポスター)にも「英国ヴィクトリア朝の巨匠」と紹介されているだけで、「ラファエル前派」という名称は使われていない。ロイヤル・アカデミー回顧展(1898)以来、初の本格的な世界巡回展。1. ラファエル前派、2. 物語と新しい風俗、3. 唯美主義、4. 大いなる伝統、5. ファンシー・ピクチャー、6. 上流階級の肖像、7. スコットランドの風景‥‥年代順、各テーマに沿って展示された約80点の作品を観て行こう。

ミレイはイングランド南部のサウサンプトン(ジャージー島)生まれ。両親が息子の学業のためにロンドンへ移り住んだというのだから、少年時代から天賦の才に恵まれていたのだろう。英国王立美術院(ロイヤル・アカデミー)の予備校的なサス美術学校に入学後、11歳(1840)という若さで王立美術院の見習い生となる。5年遅れで入学したダンテ・ゲイブリエル・ロセッティ(Dante Gabriel Rossetti 1829-82)、独学で美術院生となったウィリアム・ホルマン・ハント(William Holman Hunt 1827-1910)と共に1948年9月、「ラファエル前派兄弟団」(Pre-Raphaelite Brotherhood)を結成する。ロセッティ、ミレイ、ハントの3人にトマス・ウルナー(彫刻家)、ウィリアム・マイケル(ロセッティの弟)、ジェイムズ・コリンソン、フレデリック・ジョージ・スティーヴンズを加えた7名が「ラファエル前派兄弟団」の創設メンバーだった。

「ラファエル前派」(Pre-Raphaelites)という名称は、美術院で課題に取り組んでいたハントとミレイがラファエロの〈キリストの変容〉を酷評していた時に、仲間の学生が言った台詞──「では君たちはラファエル前派だね」に由来するという。「並んで仕事をしている時にこう言われたのでミレイと私は笑いながら、その指摘はもっともだと頷きあった」とハントが述懐している。メンバーが描いた絵の中に「P.R.B.」という謎めいた頭文字を記すアイディアも、血気盛んな若者らしい稚気に溢れている。その隠された意味は「Please Ring Bell」とか「Penis Rather Better」(ロセッティ)という下ネタ・ジョークさえ生まれのだから。これらのエピソードは1950年代のジョン、ポール、ジョージのクオリーメン結成当時を想い起こさせなくもない。絵画と音楽、中産階級と労働者階級の差はあっても、旧態依然とした体制に反抗する精神には相通じるものがあるのではないでしょうか。

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  • ミレイのエーリエルほど妖精的でないものはない。空気の精というよりは蝙蝠に似た、気味の悪い緑の子鬼である。ファーディナンドの姿勢は非常に興味深いもので、片足は前に、もう一方の足は後ろにしてやや前かがみになりながら手を耳にかぶせて当て、そのさまはまるでかすかに聞えるエーリエルの神秘的な歌のリフレインにつれてマンボを踊ろうとしているかのようである。ファーディナンドがダンスをしているように見えるということはたわいのないことのように思えるが、そうとばかりはいえない。ダンスは人々が愚かしく感じずに不合理な態度に身を置くことのできる人間の行為として是認されたものの1つであるが、ここで起こっていることはむしろその逆である。ファーディナンドのごく普通の人としての身ぶりは、現実的たらんとして、そうはなっていない。その身ぶりはたいそう不自然であり、画家の強情ともいえる工夫の才が生み出したものだからである。
    ティモシー・ヒルトン 『ラファエル前派の夢』


  • 茶色いチョーク画の〈ギリシア戦士の胸像〉(1838-39?)。ヴァン・ダイクが肖像画を描いている〈ヴァン・ダイクの工房にいるチャールズ1世とその息子〉(1849)。白い布が掛けられた長6角形の柩の中の少女を画家と女が見守る〈少女の死を悼む画家〉(1847?)。ディケンズに酷評された〈両親の家のキリスト〉(1849-50)は「大工の仕事場」で左手を怪我(釘による刺し傷)した少年キリストとマリアが中央に描かれ、2人の周りに4人の人物が対象的に配置されている。左奥の野外に羊たちの群れ、右奥の壁に立て掛けてある材木と半円形の窓という不思議な遠近法が白金色に輝く睫の中性的な少年の未来を暗示する。アグネス・ストリックランドの「イングランドの女王たちの生涯」(1840)を主題にした、墓荒らしが女王の遺骸から指輪を抜き取る〈マチルダ女王の墓の掘り出し〉(1849)。

    土地台帳のリストにハントやロセッティ、コリンソンの名前が記されている〈民を数える男爵〉(1850)。オックスフォードの美術商(ミレイのパトロン)と孫の肖像〈ジェイムズ・ワイアットと孫のメアリー・ワイアット〉(1848)。その義理の娘と孫娘、黒いロングドレス姿でソファに坐るイライザの上に立っている白いドレスとピンク・リボンのサラ、背景の壁にラファエロやレオナルドの絵が飾られている画中画の〈ジェイムズ・ワイアット・ジュニア夫人と娘のサラ〉(1850)。コヴェントリー・パットモアの詩による、地主の息子が4粒の苺を娘モードに手渡そうとしている〈木こりの娘〉(1850-51)。親友チャールズの兄(小説家)の肖像〈ウィルキー・コリンズ〉(1850)。テニスンの詩を題材にした、若い尼僧が修道院の屋根に積もった雪を窓から眺めている〈聖アグネス祭前夜〉(1954)。

    〈マリアナ〉(1850-51)はシェイクスピアの戯曲に登場する女性だが、テニスンの詩に触発されている。婚約者アンジェロに棄てられて家の中に引き籠っている藍色の服のマリアナが、刺繍する手を休めて両手を腰に当て背を伸ばす。祭壇の上にある銀製の容器、床に落ちている葉っぱとネズミ。窓のステンド・グラスはマートン・コレッジ礼拝堂で模写したものである。ジョン・キーツの詩の「海藻が絡みついた人魚のごとき」アデラインが緑衣を脱ぐ〈聖アグネス祭前夜〉(1950)。〈オフィーリア〉(1851-52)のモデルはクランボーン街の婦人帽子店の売り子だったエリザベス・シダル(後にロセッティの妻となる)。川面に浮かんでいるオフィーリアの表情は恍惚というよりも茫然自失しているように見える。菫、柳、芥子、雛菊、撫子、パンジー、野薔薇、勿忘草など‥‥色とりどりの花々が鏤められた緑の細密画は傑作の名に相応しい(もっとも夏の花の中に春の花が混じっている矛盾をテニスンに指摘されると、恥じたミレイは黄水仙を消し去ってしまったのだが)。克明に描かれた細部にこそ幻想の蕾が宿るのだ。

  • 〈オフィーリア〉のモデルの仕事は頭部から始まった。下絵と油彩はともに3月6日までに完成する。次に人物全体の作業にかかるが、このときのいきさつはラファエル前派のエピソードのなかでも最もよく知られたものの1つである。ミレイは「古い汚れた」時代遅れの「一面に銀の花刺繍がしてある」服を見つけてきて、それをモデルに着せ、リジーは下から石油ランプを燃やして湯を満たした浴槽に横になったのだった。ところが、「ほぼ出来上がった頃、制作に気をとられていた画家はランプが消えたのにも気づかず、哀れにもモデルは冷たい水の中に体が完全に凍えてしまうまで漂っていた。しかし、リジーは一言も文句を言わなかった。‥‥結局ひどい風邪を引くことになってしまったが」。その結果、彼女の父はミレイに、医療費と娘の稼ぎ得なかった分として50ポンドを求める訴訟を起こす、と脅かす手紙を書く騒ぎとなった。
    ジャン・マーシュ 『ラファエル前派の女たち』


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    赤い花の髪飾りと胸元の赤い珊瑚のブローチがアクセントになっている〈エフィー・ラスキン〉(1853)の肖像画。アンティーク・レース蒐集家のエフィはミレイの妻となる。長身細面(182cm、57kg)の外貌から「街灯柱」という渾名で呼ばれていた自画像〈脚は壁についていなければならない〉(1853)。はラスキン夫妻とスコットランド旅行したミレイがエフィと恋に落ちた時に描かれた〈教会〉。「パンチ」誌の諷刺画家ジョン・リーチを描いた〈ズタズタに引き裂け(キツネ狩り)〉(1854)。スコットランドの正装着(プレード)を着てダンスする〈ハイランド・リールを踊る観光客〉(1853)。消防士が3人の子供たちを救助して母親に渡そうとしている〈救助〉(1855)。「ジャコバイトの叛乱」によって投獄された夫を釈放する書状を妻が看守に見せる〈1746年の放免令〉(1852ー53)。

    14世紀のナポレオン戦争、墓碑の上で眠る少女に掛けられた兵士の上着。ガエターノ・ドニゼッティの喜歌劇「連隊の少女」(1840)を題材にした〈連隊の子ども〉(1854ー55)はイースト・サセックス州ウィンチェルシーのセント・トマス教会で描かれた。「後ろに隠した手紙を見せなさい」「嫌よ!」と言い合う父と娘‥‥曖昧な物語性の絵画「プロブレム・ピクチャー」の〈信じてほしい〉(1862)。菫の花が詰まった恋文を開ける俯いた女性、唇と首に巻いたリボンの茜色〜菫の紫色の対比が印象的な〈スミレの伝言〉(1854)。結婚を主題とした三幅対画の2点──〈地位のための結婚〉と〈金のための結婚〉(1853)。妻エフィとエヴァレット(初子)を描いたエッチング〈若い母〉(1856)。不義の子を抱いてオータール橋のかかるテムズ川の岸辺に佇む女を描く〈ため息の橋〉(1858)。タレ目が可愛いエフィの妹の素描〈アリス・エリザベス・グレイ〉(1855?)。

    19世紀後半に英国で流行した「唯美主義」(Aestheticism)は美を追求する「芸術のための芸術」だが、ミレイには「死」への関心は窺われても、耽美的な女性を好んで描こうという嗜好は余り感じられない。大人の女性の妖艶な美よりも、あどけない少女たちの無垢を描く方を好んだのではないだろうか。パースのキヌール教会の庭で制作された〈安息の谷間〉(1858)はメンデルスゾーンの合唱曲をテーマにしたもので、夕暮れ時に墓穴を掘り、墓石に腰掛ける2人の尼僧を描いている。ティモシー・ヒルトンは〈浅瀬のアイサムブラム卿〉(1857)、〈枯葉〉(1856)、〈安息の谷間〉の3作品を「ヨーロッパ象徴主義のまさに最初の絵画を生み出したことを想起させる」と褒め讃えるが、その後のミレイに対しては《英国はターナーを別にすれば英国史上最も才能に恵まれた画家を、わずか28歳の若さで失った》と手厳しい(もちろんミレイが28歳で夭折したわけではなく、「画家」としては死んだに等しいという辛辣なレトリックである)。

    アイルランド詩人の物語詩に登場するインド女王が両指で小花を弄ぶ〈「ああ、かようにも甘く、長く楽しい夢は、無惨に破られるべきもの」── トマス・ムーア『ララ・ルーク』より〉(1872)。青いカーテン、白い円柱、黄色い衣裳、長い金髪‥‥ユダヤ人虐殺計画から同胞を救うためにアハシュエロス王の宮廷に入るペルシア王妃〈エステル〉(1863ー65)。真珠のネックレスを付けたミレイの義妹〈アリス・グレイの肖像〉(1859)。パリ万博(1878)に出品された10点の中の1つ〈姉妹〉(1868)は所在不明だったが、本展で「30年以上ぶりに一般公開されることになった」(朝日新聞 2008/9/16)という。メアリー、エフィ、アリス・キャロラインの3人娘‥‥お揃いの白いレースのドレス、青いリボンとバンダナを腕と頭に飾った少女たちが背景の赤と白の花々や緑の葉叢から鮮やかに浮き立つ。

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  • ジョン・エヴァレット・ミレイは注目すべき例外的人物であった。なぜなら、彼はラファエル前派のもともとの精神にも、そこから生まれたロマン的なものにも忠実でなかった。同志団の結成メンバーの中でも抜群の才能に恵まれたミレイは、初期の作品に見られた強い創作意欲を、まもなく失ってしまった。彼は1850年代初めに新聞雑誌から初めて受けた厳しい批評のためにすっかり気力を喪失し、次の十年間くらいはますます創作に臆病となって、次第に自分自身を芸術の既成勢力の中に組み込ませていった。1880年代にパーティでイギリス皇太子と食事を共にしたおり、ミレイは年当たり4万ポンド以上を稼いだこと、もしあんなに長い休暇を取らなければ、その額を容易に増大させることが出来ただろう、と見積もった。しかしながら社会的経済的に成功したことで、彼の作品の質は落ちてしまったのである。
    スティーヴン・アダムズ 『ラファエル前派の画家たち』


  • 樹に縛られた裸女を騎士が救う〈遊歴の騎士〉(1870)は英国初の近代的ヌード画と言われている。水夫が話す冒険譚に聴き入る2人の少年(モデルは長男エヴァレットと次男ジョージ)‥‥若き日の探検家ウォルター・ローリーを描いた〈ローリーの少年時代〉(1869ー70)。椅子に腰掛けた老水夫と本を読む娘が右手を握り合う〈北西航路〉(1874)。仏カトリック信徒がユグノー派新教徒を殺害した事件、剣で切られた時計草、地面に墜ちた十字架‥‥思い留まるよう兵士に嘆願する尼僧を描く〈どうかご慈悲を! 1572年のサン・バルテルミの虐殺〉(1886)。恋人からの手紙を読むベッドの上の男の許ヘ花嫁の幻影が現われる〈しゃべってくれ!〉(1894ー95)。パース郊外キヌール・ヒルの石切り場で描かれた撲殺された殉教者〈聖ステパノ〉。ヴィンチェンツォ・ベッリーニのオペラから採られた右手に燭台を下げた白い夜着姿の〈夢遊病の女〉(1871?)。

    ミレイは18世紀後半に流行った風俗画「ファンシー・ピクチャー」を復活させた。モデルを務めるのは彼の8人の子供たち。赤いケープを纏った長女エフィが緊張した面持ちで礼拝堂の席に坐っている〈初めての説教〉(1863)と緊張の糸が解けて眠ってしまった〈2度目の説教〉(1863ー64)。次女メアリーがベッドの上で目を瞠る〈目ざめ〉(1865)。やどり木の下で赤いインヴァネス・ケープを纏ったフローレンス・コールリッジの肖像〈きらきらした瞳〉(1877)。青いサッシュとリボンを付けたエフィが花を手にする〈わすれなぐさ〉(1883)。アカデミーに寄贈されたディプロマ作品〈ベラスケスの想い出〉(1868)。パン(?)を手にアヒル親子の前に立つ薄緑色のドレスの少女〈あひるの子〉(1889)。小花模様のスモッグを着た少女が手紙を持つ〈旦那様宛ての手紙〉(1882)。手に薔薇を持ったメアリーの肖像〈名残りのバラ〉(1888)。ジョン・チャールズ・モンタギュー伍長の〈国王衛士〉(1876)。右上を見上げる黒い衣裳のメアリー・ロイド〈使徒〉(1894ー95)。

    物想いに耽る夫人の近くで白鳥が泳ぐ〈何を考えているのか〉(1878)。宮廷宝石細工師の娘〈ビショフスハイム夫人〉(1872ー73)。赤いドレスに身を包んだケイト・ブッシュ風の心霊研究者〈エヴェリーン・テナント〉(1874)。妻の肖像〈エフィー・ミレイ〉(1873ー74?)。神経衰弱で1882年に他界したエフィの妹〈ソフィア・マーガレット(・グレイ)・ケアード〉(1880)。銀行家ウィリアム・カンリフ=ブルックスの娘〈ハントリー公爵夫人〉(1870)。トランプ遊びをしている3姉妹を描いた〈ハートは切り札 ── ウォルターアームストロングの娘たち、エリザベス、ダイアナ、メアリーの肖像〉(1872)。ミレイの〈自画像〉(1883)。次男の肖像〈ジョージ・グレイ・ミレイ〉(1876)。ヴィクトリア女王の外科医〈サー・ヘンリー・トンプソン〉(1881)。彫刻家の友人〈トマス・オールダム・バーロウ〉(1886)。

    晩年のミレイはスコットランドの風景を好んで描くようになる。〈「月、まさにのぼりぬ、されどいまだ夜ならず」── バイロンの詩より〉(1890)。〈ヨーロッパカラマツ「孤独な森の静寂」── ワーズワースの詩より〉(1873)。ネス湖の廃墟、アーカード城を描いた〈吹きすさぶ風に立ちはだかる力の塔」── テニスンの詩より〉(1878ー79)。最晩年のスコットランド風景〈穏やかな天気〉(1891ー92)。テニスンの詩「イン・メモリアル」からタイトルを引用した〈霧にぬれたハリエニシダ〉(1889ー90)は抽象的なイメージが溢れ出す。ミレイは1885年に准男爵、1896年にロイヤル・アカデミーの会長にまで昇りつめた。歴史画、風俗画、肖像画、風景画‥‥金も地位も名誉も得た画家が最後に辿り着いた絵にしては寂寞感が漂う。「ラファエル前派」の輝かしいジョン・エヴァレット・ミレイは、28歳の若さで死んでしまったのかもしれない。

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    • 画集や批評書にある「ミレー」という表記は引用する際に「ミレイ」に統一しました

    • 主な画像のリンク先は英テートの〈ミレイ展〉(Tate Britain 2007-08)です^^

    • テートのOphelia Quiz&スニンクスの Millais Quiz に挑戦しよう
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    ミレイ展

    ミレイ展

    • アーティスト:ジョン・エヴァレット・ミレイ(John Everett Millais)
    • 会場:Bunkamura ザ・ミュージアム
    • 会期:2008/08/30 - 10/26
    • メディア:絵画


    ラファエル前派の画家たち

    ラファエル前派の画家たち

    • 著者:スティーヴン・アダムズ(Steven Adams)/ 高宮 利行(訳)
    • 出版社:リブロポート
    • 発売日:1989/12/16
    • メディア:大型本
    • 目次:序論 / 理性の饗宴 / 不透明な真実 / ジョン・ラスキン / オクスフォードからソドムへ / 過去もなく、師もなく、学派もなく / 唯美主義運動


    ラファエル前派の夢

    ラファエル前派の夢

    • 著者:ティモシー・ヒルトン(Timothy Hilton)/ 岡田 隆彦・篠田 達美(訳)
    • 出版社:白水社
    • 発売日:1992/01/20
    • メディア:単行本
    • 目次:始り / 同盟 / リアリズムとロマンス / 進展 / 労働 / 芸術の殿堂 / ベアタ・ベアトリクス / 休止


    ラファエル前派の女たち

    ラファエル前派の女たち

    • 著者:ジャン・マーシュ(Jan Marsh)/ 蛭川 久康(訳)
    • 出版社:平凡社
    • 発売日:1997/11/01
    • メディア:単行本
    • 目次:青春 / 結婚 / 成熟

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