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キューティ・バニーズ [v i s u a l]



ここ数年来、往年の少年少女マンガやアニメの実写版化が急増している。1つにはマンガやアニメが雑誌に連載、TV放映されていた当時とは比べものにならないくらい格段に進化を遂げたCGの合成技術が挙げられる。実写では再現困難だった憧れのヒーロー&ヒロインの超絶アクションや華麗なる変身シーン、「秘術」や「魔球」までもが簡単にCGで創り出せるようになった‥‥というより夢の夢だったフルCGアニメ(ドラマ?)化さえ可能になった。しかし、それだけの要因だろうか?‥‥マンガや劇画原作の実写TVドラマや映画なら掃いて捨てるほどあるけれど、それらの多くは子供向けの「特撮ヒーロー」ものではない。現在もTV放映されている〈仮面ライダー〉や〈戦隊シリーズ〉を例外とすれば、いつの間にか児童向け→アニメ、大人向け→実写版という棲み分けが出来てしまったようだ(深夜帯にはオタク青年や腐女子向けのアニメ群が犇めいているが)。

変身ヒーローの実写版ドラマといえば『月光仮面』──ちなみに永井豪の『けっこう仮面』は何故か覆面全裸美少女が活躍するお色気パロディ版「月よりの使者」(♪ど〜この誰かは知らないけれど〜躰はみ〜んな知っている?)──を筆頭に『ナショナルキッド』『七色仮面』『少年ジェット』『まぼろし探偵』‥‥と枚挙に暇もないくらい。その殆どがTV黎明期の稚拙な白黒フィルムだったが、その内容や保存状態の如何に拘りなく、今では貴重な「お宝映像」と化している。マンガやアニメのヒーロー&ヒロインたちは長い歳月を経ても決して古びない(年を取らない!)。『鉄腕アトム』の有名なアトム誕生エピソードの1つ──亡き愛息の身代わりとしてアトムを造った天馬博士が、いつまで経っても一向に成長しない少年に腹を立てる象徴的なシーン。トビオの背が伸びないのはロボットだから当然のことだが、アトムが生身の人間ではなくアンドロイドだからというわけではなく、マンガやアニメの中のヒーロー&ヒロインたちが永遠に年を取らないことの暗喩にもなっていたのだ。

マンガやアニメだけではなく、実写版ドラマや映画の中のヒーロー&ヒロインたちも年を取らないではないかという異論もあるでしょう。しかし実写にはマンガやアニメとは微妙に異なる心理的要素が介在する。たとえば連続TVドラマ『パパと呼ばないで』で、その名子役ぶりを如何なく発揮した杉田かおる。かつての少女「チー坊」はTVの中で、当時の視聴者の記憶の中で年を取らないけれど、どうしても現在のスキャンダラスな迷女優・杉田かおると重なってしまい、何とも言いようのない複雑な想いに囚われてしまう(『気になる嫁さん』の若き未亡人・榊原るみの場合でも事情は全く同じだ)。昔の面影今いずこ‥‥デビュー時、あんなに可愛かった美少女アイドルの数10年後の成れの果ての姿を偶然TVで見て幻滅(眩暈?)を味わう元ファンのように、過去の映像を虚心坦懐に視ることが出来ない。結婚→引退→出産→離婚→復帰という手垢に塗れたパターンを何度も見せられる方も堪ったもんじゃないよ、という元アイドルおたくのボヤキ声も漏れ聞えて来る。生身のアイドル(女優)は生臭すぎるのだ。

実写版ではヒーロー&ヒロイン・キャラと同時に、それを演じている生身の俳優を見つめている。そして、そこに一種の「生活臭」のようなものを敏感に嗅ぎ取ってしまう。ところがマンガ・アニメのヒーロー&ヒロインには、その種の「下半身スキャンダル?」をも含めたプライヴェートな現実感が欠落している。美少女アイドルのようにサイン会で親交を暖めたり、2ショット写真を撮ったりすることは叶わないけれど、2Dヴァーチャルな彼らは決してファンの気持ちを裏切ったりはしないし、勝手に引退(出来ちゃった婚?)してしまうこともない。泥臭い表現が、お気に召さないのならマンガやアニメ・キャラの方が抽象性が高いと言い換えても良い(特撮ヒーローものも現実離れしている分だけ生臭くないのかもしれない)。たとえば大島弓子の短篇「秋日子かく語りき」を長編ドラマ化した『ちょっと待って、神様』(NHK 2004)のヒロイン女子高生・宮崎あおいも、原作キャラに較べればファンタスティックな内容なのにも拘らず充分に生々しいし、中年主婦役の泉ピン子に至っては演技も含めて「臭い」ということだ。

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実写版『エースをねらえ!』(テレ朝 2004)も約30年前の脚長スタイリッシュなアニメ版に較べれば──山本鈴美香の原作は、もっと肉感的だ!──ドロドロとした女の闘い的な陰湿なイジメや有無を言わせぬ鬼コーチのシゴキ(特訓)が前面に出ていた。大長編作のダイジェスト版的な早過ぎるストーリィ展開(全9話)にも少々無理があったと思う(宗方コーチが、こんなに早く死んじゃって良いのか!)。配役に関してもヒロイン岡ひろみ役の上戸彩が主演キャラとしては線が細くて、か弱そうで、実写版映画『あずみ』(2003)と同じく全然強そうに見えない。もっと他に適役は幾らでもいそうな気がするけれど──イメージとしてはデビュー当時の内田有紀が最も相応しい──、脇を固める助演陣(爪先でピアノを弾いた『柔道一直線』の近藤正臣ほどではないにしても、高校生というには薹の立った役者たち)の原作キャラに見事に成り切った熱演がヒロインの脆弱性を補って余りあった。

「お蝶夫人」こと竜崎麗香役の松本莉緒(aka.松本恵)は、お嬢様言葉と巨大なリボン、恐怖の縦ロールヘアが見事にハマっていて笑いを誘う(ここまでやるなら髪も金髪に染めて欲しかった)。ひろみが入部したためにレギュラーの座を奪われてしまう音羽京子役の金子さやかも原作ほど意地悪なルックスではないものの複雑な心理を表現していたし、緑川蘭子役の酒井彩名もバラエティ番組の天然ボケぶりを払拭するクールな役に徹していた。そして蘭子とは異母兄妹の、西高テニス部の鬼コーチ・宗方仁役の内藤聖陽──彼こそが成り切り度120%の役者の鑑。彼なくして実写版『エースをねらえ!』の成功はなかったでしょう。敢えて苦言を呈すれば、テニス・ドラマとしては異例のパンチラカット一切ご法度!‥‥ここまで徹底すると却って不自然です。おまけにテニスウェアは試合のみの着用で、練習時は色気も何もない地味なトレーナ(ジャージの上下)姿というのも味気ないなぁ‥‥もう少し視聴者へのサーヴィス・カットがあっても良かったんじゃないの?

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「私、死んでもパンツは見せません!」みたいなガードの堅い岡ひろみとは対照的に、実写版『美少女戦士セーラームーン』(CBC 2003)は超ミニスカ+パンチラ全開(白レオタード?)で、早起きして毎週欠かさず観ていた隠れ男性ファンも少なくなかったでしょう。ここまで来ると流石に竹内直子の原作やアニメには疎いので、一体どう展開するのか皆目分からず逆にハラハラしちゃう。女子供向けにしては意外と複雑な物語設定なんですね。5人のセーラー美少女戦士たち‥‥女優経験のない少女ファッション誌のモデル出身とのことですが、予めキャラ設定が良く出来ているので違和感なく伸び伸びとを演技している。セーラージュピター木野まこと役の安座間美優は沖縄出身のSTモデル(身長169cm)だけあって、男前で怪力の持ち主という設定。Sマーズ・火野レイ役の北川景子もミス・セヴンティーン候補で、神社の巫女さんという異色の役どころ。彼女は眼に力のあるエキゾチックな顔だちなので、今後女優として1本立ちして行くかもしれません。

Sマーキュリー水野亜美役の浜千咲ちゃんは5人の中では一番乙女チック(死語?)な純情可憐な秀才メガネ少女。最初の頃は贔屓にしていたのに、ある日を境に悪の手先に豹変してダークムーン化!‥‥すっかり「悪い女」になっちゃった。それが怖いくらいにハマっていて、一体どっちが本当の亜美ちゃんなのかしら?‥‥これだから女は分からないなぁ。主演のSムーン・月野うさぎ役の沢井美優は一見少女モデルらしくないグラビア・アイドル的なイメージ。良く言えば庶民的、ちょっと垢抜けない葉月里緒菜という感じ。恐らく同年代の同性視聴者が抵抗なく感情移入出来る身近な存在、等身大キャラなのでしょう。そして一番気になるのがSヴィーナスこと愛野美奈子役の小松彩夏。セーラー戦士の中では唯一ジョーカー的な存在で、現役アイドル歌手という設定の謎多き美少女。勝ち気なところもあるし結構ツンツンしているし、男心を擽る小悪魔的キャラですが、他の4人に比べて極端に出番が少ない上に「健康上の問題」も抱えていて、今後の動向が心配です。

長丁場ドラマ(1年間)の前半を終了したところで、これも良く分からない存在だったタキシード仮面の正体(地場衛)が月野うさぎに知られて(今までバレなかったのが不思議)、グレちゃったSマーキュリーも本来の純真無垢な姿に戻り、これで一安心と思ったのも束の間、新たな敵キャラ黒木ミオ(有紗)が謎の転校生として、うさぎ&亜美のクラス(2人は十番中学校の同級生、他の3人は別校なので当然制服も違う)に現われる。いかにも底意地の悪そうな毒女タイプ、しかも愛野美奈子のライヴァル歌手という不届き窮まりない設定。まるでヴェッテンベルグ・バンカランゲン「摩利と新吾」に登場した滝沢篝の女版みたいな存在ですね。美少女戦士に対決する悪の一族?──お約束の異形モンスター「妖魔」と男性ボスキャラたち。ところが、その面々(ジェダイト、ゾイサイト、クンツァイト、ネフライト)が意外と意志薄弱で女々しい。ただ彼らの頂きに君臨するクイン・ベリル役の杉本彩さまだけが、処女の生き血を求める女王ドラキュラみたいに舌舐めずりしている。

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『キューティーハニー』が実写版TVドラマとして帰って来た。『キューティーハニー THE LIVE』(テレビ東京 2007)が永井豪の原作と異なる点はハニーフラッシュする女の子が3人いること。キューティーハニーこと如月ハニーは完全なるアンドロイドだが、シスターミキとシスターユキ、早乙女ミキと剣持ユキの2人は如月光史郎博士によって改造された不完全なサイボーグである。愛娘を失ったショックで常軌を逸した如月博士は生年月日と血液型が一致する早乙女ミキに「ハニーシステム」(空中元素固定装置)を埋め込む(彼女の両親を殺害し、記憶を捏造して自分の娘として育てる)。しかし、真実を知ったミキは逆に博士を殺す。同じく失敗作の剣持ユキも如月博士の造ったアンドロイド夫妻に養子として育てられた。ハニーが在学する白薔薇学園への転入して来た2人の「姉妹」。「ハニーシステム」の欠陥、その不完全体として症状‥‥体内から血塗れの異物(金属片)が突き出て来る描写は結構グロい。

サディストのレズビアン、多重人格者(女装おかま)、サイボーグ・ターミネーター、奇天烈な魚屋夫婦など‥‥変態趣味博覧会のパンサークロー幹部たち。そのヴァイオレンスやエロ・グロテスクな描写。早乙女ミキ(水崎綾女)のクールな性格や剣持ユキ(竹田真恋人)の遠謀深慮とは対照的に如月ハニー(原幹恵)の天真爛漫さがクローズアップされる。ミーハー度100%の月野うさぎのように。善悪二元論から逸脱し複雑化したストーリ展開は「映像ソフト」として繰り返しの鑑賞に耐えるように作られたものだとしても、若年層には少々難解かもしれない。大人のための特撮ヒロイン・ドラマ?‥‥(実写版『セーラームーン』も親子で一緒に視ていて子供に質問されたら困るでしょう)。CG技術に加えてワイアーアクションがハニー3姉妹の格闘シーンを迫力あるものにしている。剣持ユキの父親役で堀内正美氏が出演しているのも見逃せない。ゲスト扱いなので出番が少ないのは惜しいけれど。

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「萌えキャラ」とは少年少女時代に胸ときめいたマンガやアニメ・キャラのエロティックな記憶でもある‥‥と言っても、その対象は人によって十人十色、フェティッシュ(性的対象物)のように千差万別。たとえばオタキングこと岡田斗司夫が嬉々として語る『W3』の変身兎キャラ「ボッコ隊長」、精神科医の香山リカが幼い頃に《勧善懲悪の冒険譚である「ソラン」の中に、サド ー マゾの匂いを敏感に嗅ぎとり、そこだけを抽出して純化した「私家版ソラン」遊びを作った》と告白する「宇宙少年ソラン」。マンガ家の吉田秋生は少女時代に読んだ『バンパイヤ』の変身シーンや『どろろ』にエロティックなものを感じたと述懐しているし、「伊賀の影丸」がセクシーと言って憚らない竹宮惠子みたいな女性もいる。個人的には香山リカ氏と同じく「ソラン」。手塚キャラなら『火の鳥』(未来編)のムーピー「タマミ」や『鉄腕アトム』の「電光人間」──スカンク草井によって下半身をコールタールで真っ黒く塗られてしまった黒タイツ姿の電光。石ノ森章太郎先生が描く女性キャラ、フランソワ(003)やミレーヌ(009ノ1)辺りでしょうか。みんなサイボーグか宇宙生物だって?

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  • 「キューティーハニー」の記述はWikipedia「キューティーハニー THE LIVE」を参照しました

  • おきざりスゥ。さまからの指摘で記事を訂正しました。『火の鳥』(未来編)の「タマミ」はアンドロイドではなくシリウス12番星から来たムーピー(無定形生物)です
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美少女戦士 セーラームーン 1

美少女戦士 セーラームーン 1

  • キャスト:月野 うさぎ(沢井 美優)/ 水野 亜美(浜 千咲)/ 火野 レイ(北川 景子)/
    木野 まこと(安座間 美優)/ 愛野 美奈子(小松 彩夏)
  • メーカー:バンダイビジュアル
  • 発売日:2004/03/26
  • メディア:DVD


キューティーハニー THE LIVE 1

キューティーハニー THE LIVE 1

  • キャスト:如月 ハニー(原 幹恵)/ 早乙女 ミキ(水崎 綾女)/ 剣持 ユキ(竹田 真恋人)
  • メーカー:バンダイビジュアル
  • 発売日:2008/03/25
  • メディア:DVD


エースをねらえ! (DVD-BOX)

エースをねらえ! (DVD-BOX)

  • キャスト:岡 ひろみ(上戸 彩)/ 竜崎 麗香(松本 莉緒)/ 緑川 蘭子(酒井 彩名)/ 音羽 京子(金子 さやか)
  • メーカー:ジェネオン エンタテインメント
  • 発売日:2004/07/23
  • メディア:DVD(5DVD)

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コメント 4

おきざりスゥ。

実写版<エースをねらえ!>は未見ですが“宗方仁役の内藤聖陽──彼こそが成り切り度120%の役者の鏡”とゆーのは解る気がします(“鑑”だけどネ)
TVドラマ<ガラスの仮面>の時も野際陽子の月影先生を見られただけで他の粗は全て許す!と思ったものでしたもの(笑)

<美少女戦士 セーラームーン>は漫画もアニメも実写も全く知らないけれど<キューティーハニー THE LIVE>は偶々ザッピング中に引っ掛かって見たことがあります。3人のハニーがハードなアクションもこなしていて(スタントもあったでしょうがアップの明らかに当人のことが結構あって)最近のアイドルは要求が多くて大変だな~と。
青のハニー・早乙女 ミキ(水崎 綾女)が実に好くて続けて観ようと思ったのだけど余りに深い時間帯で結局さらにもう1話みただけ(録画すれば済むことですが最近どうもドラマ全体に対する意欲に欠けております)

“そのヴァイオレンスやエロ・グロテスクな描写”も原作の明るさとは違っていても永井豪作品全体の世界観からすると寧ろ正統に属するのであって製作者側の思い入れを強く感じた次第。

かつての漫画作品の実写化が相次ぐのは挙げられている映像技術の進歩以外に原作ファンだった少年少女が作り手に回ったことがあるでしょう。よく云えば愛。悪く云えば商売になる二次創作。要は同人活動と根っ子は一緒。
また漫画の実写化は原作ファンが視聴する数読みも出来て安全パイだからという現場でない製作側の意図も働くでしょうし好きで選んだ仕事と雖も苛酷な作業である漫画家の利益を生み金銭的に報いる意味ではWin-Winの見本のような幸福の図式でしょう。

ただ余りに漫画原作物が続くと脚本を生業としている人達を不甲斐無く感じてしまうことが…オリジナル書きたい人も大勢いるでしょうにナマジ漫画原作物が成功するとオリジナルの好い作品を書いただけでは映像化まで辿り着くのが困難なのだろうと想像してしまいます。

…ところで“『火の鳥』(未来編)のアンドロイド「タマミ」”は誤認でゎ?
手元にテキストはありませんが確かタマミ(御魂=ミタマの綴り換えと思われる)は地球から遠く離れた苛酷な環境の星に棲んでいたムーピーと呼ばれる不定形生物だった筈。
不定形生物ゆえの変身能力を有し飼い主好みに外見を整え心をテレパシーで読み取り相手の気持ちに合わせて即座に対応する究極の癒し系ペット。そのテレパシー能力が元で保有禁止生物指定を受ける。
山之辺マサトはタマミを理想の女性像に育て上げたがために放棄できず当局に隠れて禁忌を冒したまま同棲を続けている。
人類最後の1人になったマサトが500年も生きるムーピーの体を研究して人工生物を拵える挿話もあった気がします。

子供のころ<未来編>読んだ時はムーピーになりたかったなー。
ムーピーを欲しい飼いたいとは露ほども思いませんでした。
ちょっとここらでモ少しウチノヒトに尽くす妻になるべく初心に返る努力をしてみようかしら?

by おきざりスゥ。 (2008-09-11 16:37) 

sknys

おきざりスゥ。 さま、コメントありがとう。
突っ込みどころ満載の記事だとは思っていたのですが‥‥。
原題の〈キューティ・バニー〉はググってみたら風俗店名がヒットしたので、
慌てて「複数形」に変更しました^^;

実写版『エースをねらえ!』での助演陣の熱い演技は
内藤聖陽(宗方仁)に影響されたのかな?
マンガやアニメ・キャラに成り切ると、顔も似て来るんですよね。
「鏡」→「鑑」に訂正しました。

『ハニー THE LIVE』は早乙女ミキの変身がクールでカッコ良かったなぁ。
格闘シーンはワイアーアクション(CG処理)を使っているはず。
Wikipedia(詳しい!)で見逃した前半部分を補いました^^

製作スタッフにオリジナルへの思い入れがある分だけ、
子供時代に「洗礼」を受けていない若い出演者は大変でしょうね。
リアルタイムの『セーラームーン』は兎も角、
如月ハニーや原作に登場しない2姉妹の役作りも難しかったのでは?

『火の鳥』(未来編)を掲載誌の「COM」で確認しました。
ご指摘の通り、タマミはシリウス12番星から来たムーピー(無定形生物)。
不死となった山之辺マサトが後に造るタマミのアンドロイドや合成生物と
ゴッチャになっていました‥‥速やかに訂正しておきます。

ムーピーになって、子兎ちゃんやタマミのような美少女に変身?
タマミのような献身娘(妻)は絶滅危惧種かもしれません。
流刑星で植物に変身してしまう「宇宙編」の一宮ナナも母性を感じさせます。
by sknys (2008-09-11 21:57) 

ぶーけ

アニメの実写版って難しいですよね。
エースを狙え、とちょこっとしか見てないですが、う~ん^^;、って感じでした。
ひろみ役の上戸彩はともかく、宗方コーチ役は思いっきり???でした。
いいと思われる方もいらっしゃるのね、と発見でした。(笑)
by ぶーけ (2008-09-14 18:37) 

sknys

ぶーけさん、コメントありがとう。
宗方仁役の内藤聖陽が良いとか悪いとかではなく、成り切り度が凄かった^^
松本莉緒や酒井彩名など‥‥助演女優陣も演技に気合いが入っています。
インタヴュー記事のコメントも熱いなぁ^^;

「宗方の死にざまを見せるために、いかに生きざまを描くか──。
なぜあんなに厳しかったか、なぜ怒っていたか、
最期のシーンですべてがわかっちゃうような、
そこを最終目標に演じていますね」(SevenTeen 2004.3.15)
by sknys (2008-09-14 23:53) 

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