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スニーズ・コメンツ #1 [c o m m e n t s]

  • ♭ えみるさんへ(非公開)
  • ヴァネッサ・パラディは好きで、彼女の音楽も映画もフォローしています。アルバムはS・ゲインズブールの手掛けた《Variations Sur Le Meme T'aime》(1990)と、レニクラがprod.した《Vanessa Paradis》(1992)が良いと思います(後者は1曲多い仏盤がお薦め)。『白い婚礼』(1989)は劇場公開時に自由が丘武蔵野館まで観に行った。試写会で観た(1994)は、監督がイザベル・アジャーニの『殺意の夏』(1983)を撮った人なので期待していたら、やっぱりH! 結婚してからは御無沙汰ですが、BSで『奥サマは魔女』(1997)を視聴。「鳥かごの中の網タイツ少女(実はCGで脚を長くしている)」──COCO CHANELのCM(1992)が超有名です。ゴダール作品は難解で何を言いたいのか分かりませんが、女優の趣味が良いので最後まで魅入ってしまいます。リドリー・スコットとかヴィム・ヴェンダーズとかエリック・ロメールとか、悪趣味の監督多すぎ‥‥リュック・ベンソンは良い方でしょうか。大好きなタルコフスキーも女は眼中にないって感じですよね。ヌーヴェルヴァーグ作品は饒舌なので、字幕を追うのに疲れちゃう。筒井康隆先生が「断筆宣言」した頃、この作品名がラテ欄で『ピエロ・レ・フー』(←何それ?‥‥原題『Pierrot Le Fou』)とか表記されていたのには笑いました。
                              by sknys (2005ー12ー20)

  • ♭ こにゃさんへ
  • Merry Xmas !‥‥こにゃさん。昨夜はミキティのガッツポーズに涙しました。こんなプレゼントしか送れませんが、ご笑納下さい──〈猫に、こにゃニコニコね〉

                              by sknys (2005-12-25 13:42)

  • ♭ no-where_now-hereさんへ(リニューアルしました!)
  • はじめまして、no-where_now-hereさん。「ネコ+回文」というド真ん中本!‥‥どっちで紹介しようかな?‥‥と迷っている間に先を越されてしまいました。単純な回文ですが、ストーリ仕立ての絵本になっているところが新機軸。ファム・ファタル(?)な黒猫が妙にエロティックですね。ネコ写真やネコ本、Sweets の紹介など、no-where_now-hereさんの *now here* も可愛いと思います。別記事に、ネコとタイヤキの傑作写真がありました──〈猫にタイヤキ焼いた、2個ね!〉
                              by sknys (2006-01-13 18:36)

  • ♭ blanc27さんへ(休眠中)── V&Aの〈Diane Arbus展〉
  • ポートレートは撮影者と被写体との距離のアートです。モデルがどれだけカメラマンに気を許しているか、心を開いているかが問題になります。すべてを忘れてボクの胸の中に飛び込んで来いと言わんばかりに両手を広げたRauschenbergや、貴方にだけは私の素顔をチョットだけ見せてあげるわよ、という趣きの斜に構えて両腕を組んだCindy Sherman ── Robert Mapplethorpeの撮った肖像写真が素晴しいのは被写体が彼を心の底から信用しているからです。その手段としてのコミュニケーション(時間が掛かる)ですが、間合いを詰めるてっとり早い方法があります。相手(女性)を半強制的にヌードにしてしまうこと。着衣とヌードでは明らかにモデルの表情が違う、だから全裸にして敢えて顔だけを撮るんだ‥‥と、アラーキー氏は言っています。Diane Arbusのポートレートは被写体との間に緊張感がありますよね。それが見えない棘になって鑑賞者と撮影者に刺さるんでしょう。彼女の写真を視て落ち込むのはblanc27さんだけではありません。もっと早くコメントしに来たかったのですが、先週末から『綿の国星』の記事内容をめぐって一騒動(←身から出た錆!)あり、遅れちゃいました。「課題」頑張って下さい。
                              by sknys (2006-01-17 18:11)

  • ♭ miyucoさんへ──THE・少女マンガ「木原敏江の世界」(BS 2)
  • ラテ欄には「摩利と新吾」とありましたが「夢の碑」(「雪紅皇子」)の方がメインでしたね。「しまりんご」のラストに大泣きした純情可憐な読者としては、レレレ(内容変更?)なオープニングでした。「摩利と新吾」も耽美邪悪キャラの滝川篝くんが出て来た辺りで、既にDoziサマの片脚はダークサイドな領域に踏み出していたのではないか? 「夢の碑」の「鵺」や「渕となりぬ」は結構エグイのでmiyucoさんはドン引きかと想いますが(けろろ軍曹は舌舐めずり?)。木原コメントの書き起こし、大変だったでしょう。けろろサンも草葉の陰‥‥じゃなかった、病床で噎び泣いているかと思います。3カ月前に〈ギュスターヴ・モロー展〉で《出現》を観たばかりなので、聖ヨハネ→二の宮の「首」のネタバラシには心底驚きました。
                              by sknys (2006-01-27 13:01)

  • ♭ ぽんたさんへ
  • はじめまして、ぽんたサン。miyucoさんのところから飛んで来ました。やっぱり内容変更されていたんですね。変だと思いました。新吾への摩利の想いは、もっとセクシャル(性愛的)なものでしょう。「摩利と新吾」で描けなかった分だけ、「夢の碑」のダークサイド面(「鵺」や「渕となりぬ」)は暗く深いということでしょうか。こんなところでグレアムに逢えるとは!‥‥《震えるな、ボクの手!》
                              by sknys (2006-01-27 19:56)

  • ♭ mironさんへ──mironさんの iMacが昇天!(合掌)
  • ときどき見に来ても更新されていないので、不審に思っていたのですが、深刻な事情があったんですね。まさに〈臨死のマック抱く妻の心理〉‥‥ラスト・コメントがmironさんの iMacに引導を渡しちゃったみたいで、責任感じちゃいます。MacBook Proでないのは残念ですが、更新されているだけで安堵しました(ウチの iBook G3にはもう少し長生きして欲しいと思います) 。今飛んで来たのは他でもない、数時間前に何気なく「すみれ=pansy」で英和辞書を引いて「同性愛の男」という意味を発見したからです。これは最初にmironさんに報告せねば!‥‥これで「1人2役」説に100%決まりでしょう。でも、こんな単純な「符牒」に何で今まで気づかなかったのか、と反省しきりです。記事を修正しなくちゃ。
                              by sknys (2006-01-29 23:10)

  • ♭ 更紗さんへ──THE・少女マンガ「竹宮惠子の世界」(BS 2)
  • 更紗さん、はじめまして。番組の方は見逃してしまいましたが、原作『風と木の詩』の最後は看取りました。竹宮先生も悪戦苦闘していたらしく、少コミ→PF移動時前後に、同じ場面を執拗に描き直し(再構成)していたような記憶があります。「風と木」は作者、登場キャラ、読者の三者が共に悩み、傷つき、苦しんだ果ての、美しい結晶ではないですか? 竹宮作品では『私を月まで連れてって!』も好きです。
                              by sknys (2006-02-01 20:22)

  • ♭ ぶーけさんへ──フランスの上戸彩が出来ちゃった婚→電撃引退宣言?
  • ぶーけサン、はじめまして。公式サイトが消えていたので不思議に思っていましたが、こんな経緯(出産→結婚→引退?)があったんですね。ファン失格です!‥‥某○○サイトでAlizeeちゃんの動画が視れます(無料DL可能)。かなりショッキングな映像なので、余りお薦め出来ませんが‥‥(ファンの怒りが爆発したのかも?)。近々Mylene Farmerの記事をUPする予定です。実は 〈ルビー・ブルー 05〉の10枚に彼女の最新作が入っていたのですが、直前にKate Bushと差し替えてしまいました(反省!)。
                              by sknys (2006-02-13 18:33)

  • ♭ miyucoさんへ──『スプートニクの恋人』の「1人2役説」をめぐる本気バトル!
  • 恐らくmiyucoさんの方が真っ当な読み方なんでしょう。男女を問わず読者の95%は、このような感想を持つと思います。でも、残りの5%の疑り深い読者は 〈スプーキーな恋人〉のように読み解く。もしボルヘスが生きていて英訳版『スプ恋』を読んだら、「ぼく」の1人2役説を断乎支持するでしょう。miyuco説に疑問が2つ──〔1〕ラストで「すみれ」が「ぼく」の許へ戻って来たとは到底思えないこと。むしろ幻の「すみれ」が「ぼく」の中へ還って来た(人格統合された!)と解釈すべきでは‥‥。〔2〕ギリシャの島からの失踪した「すみれ」の消失事件(トリック)を説明出来ないこと(男装して脱出したのだ!)。謎を解く鍵は「すみれ」が実在したかどうか?‥‥「すみれ」が実在の女性の場合は問題ありませんが、「女装した同性愛の男」だとすると、ミュウも「男性」という超キモい関係(男3人の三角愛?)になってしまいます。「ぼく」が小鳥遊練無クンのように女装してミュウに恋したとすれば、ウィアードな主人公の倒錯した同性 / 異性愛を同時に満たせる訳です。登場キャラの女装 / 男装は少女マンガの十八番ではないですか? 大島弓子作品にも「ジョカへ‥‥」「F式蘭丸」「7月7日に」「リベルテ144時間」「パスカルの群れ」があります。ご意見番けろろ軍曹(現在は「スゥ。」と改名)さんの意見も訊きたいですよね。
                              by sknys (2006-02-17 20:14)

  • ♭ miyucoさんへ──トリノ五輪の女子フィギュア評
  • 同性の視る目はキビシ〜〜〜〜〜ィですね。ミキティの黒シルク衣裳を気に入っていただけにショックです。単にミニスカ+黒タイツが好きなだけですが‥‥(紀比呂子のスチュワーデス姿が刷り込まれているのかも)。トリノに「メダルを取りに来たのではない、4回転を跳びに来たのだ」というコメントが泣かせます。亡き父に捧げる「戦メリ」のテーマも悪くないじゃないの。バルセロナ五輪の教授もカッコ良かったし‥‥って関係ないか。フリーで着るターコイズブルー(衣裳)の評価は?‥‥実は荒川静香を「氷上の片桐はいり」、村主章枝を「マザコン狂言師の嫁」と密かに呼んでいました(←書かなきゃ良かった!)。自信満々の四角い顔、情けない泣き顔‥‥ミキティだって、眞鍋かをりをガラスにベシャッと押し付けたみたいな顔ですが、女子フィギュア・スケートは「顔裳一致」です!
                              by sknys (2006-02-23 21:02)

  • ♭ こにゃさんへ──愛しのこにゃさんが低温火傷?
  • 何か笑っちゃいます。火だこにゃ→火田こにゃ‥‥って「火田七瀬」みたいな、素敵なフルネームだと思いませんか。ミキティは残念でした。mironさんのところで即席に作ったタライ回し回文ですが、4年後に実現して欲しいという願いを込めて‥‥〈4回転来たか?‥‥ミキティ舞い、敵味方「金」諦観よ!〉
                              by sknys (2006-02-26 15:27)

  • ♭ lapisさんへ
  • lapisさん、はじめまして。〈猫ゆり〉のライヴァル記事現わる!‥‥という感じです。〈猫ゆり3〉で紹介する「ネコ本」と被っちゃうかも(苦笑)。『ジェニー』は矢川澄子訳で読んで欲しいと思っていましたが、新潮文庫版の表紙(カヴァ)が白猫と茶猫(?)になりましたね。旧イラストは白猫2匹(本当は白猫と虎猫!)だったのだ。
                              by sknys (2006-02-28 13:00)

    〈s k n y s - s y n k s〉以外の記事に付けたコメント(外コメント)を纏めてみたら面白いかも?‥‥というアイディアから産まれた記事です。自分の書いた外コメントを読み直したいと思っても、一体どこに付けたのか分からず途方に暮れる。記事主が過去記事を非公開にしてしまう場合も考えて、外コメントのコピーを取ることにしています。コメント文は原則としてオリジナルのまま時系列順に転載‥‥事実誤認(誤記)や誤字・脱字、改行の無効化、句読点の有無などを精査、内容の重複する箇所をカットした以外は殆ど修正していません。内容の分かり難いコメントには補足説明を加え、コメントした元記事にリンクしました。今回紹介した外コメントはblog公開日から3ヵ月間(2005/12/01〜2006/02/28)に書いたものの中から、第三者がコメントだけ読んでも面白いものを中心にセレクトしています(各ブログ主の皆さん、勝手に転載してゴメンなさい)。

                        *

    • 毎月26日に〈ネコ・ログ〉〈アーカイヴス〉〈スニ・コメ〉の順でUPして行くオマケ記事‥‥7月は〈ネコ・ログ #2〉を予定しています

                        *



    Noce Blanche

    Noce Blanche

    • Maker:Happinet Pictures
    • Date:2002/12/21
    • Media:DVD


    Elisa

    Elisa

    • Maker:Geneon Entertainment
    • Date:2001/09/21
    • Media: DVD


    L'Ete Meurtrier

    L'Ete Meurtrier

    • Maker:Amuse Soft Entertainment Inc
    • Date:1999/09/24
    • Media:DVD

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    コメント 4

    miyuco

    楽しい企画ですね。
    「最近の龍氏は、教育評論家のカバゴンみたいですが(笑)。」
    村上龍に関するこのコメントが、私とスゥ。 さん(たぶん)にはツボでした。
    (世代がばれちゃう?)
    ウチのプチBBSの毒(?)コメントも大好きなんですけれど
    あれってログが流れちゃうんですよね。残念!
    by miyuco (2006-06-28 18:40) 

    sknys

    miyucoさん、コメントありがとう。
    勝手に転載しちゃって、ブログ主が気を悪くしていないか心配だったのよ。
    琴線に触れた記事には気の利いたコメントを‥‥と思って、
    意識的に長めのコメントを付けるようにして来ましたが、
    こうして並べてみると余り代わり映えしませんね(ワンパターン?)。

    そうそう、カバゴン先生の本名が出て来なかった(流石はスゥ。さん!)。
    BBSの「自コメ」も一応コピーを取ってあるけれど、
    あれを再録するのは問題が‥‥絵文字混じりだから「毒」も美味なんです。
    W杯が一段落したら、「別館」の方へも遊びに行きますね。
    by sknys (2006-06-28 21:13) 

    sknys さん、こんばんは
    ヴァネッサつながりということで、TBさせていただいますので、よろしくお願いいたします。コメント集にTBしても良いのかと一瞬迷いましたが、立派な記事なので、良いだろうと判断しました。この記事も面白いので、nice!を押したかったです。(笑)
    W杯、いよいよ決勝戦ですね。フランス対イタリア、今からワクワクしています。
    by (2006-07-09 22:00) 

    sknys

    lapisさん、VPコメントありがとう。
    ヴァネッサPの記事にTB(サイドバーに表示)した人がいたので、
    気づきました。日付けを見ると2日違い!
    ‥‥「外コメ集」をTBするのもどうかなぁ〜と躊躇っていましたが、
    TBしてもらって助かりました。

    3位決定戦は睡魔に襲われて途中でウトウト
    ‥‥ゴールの一瞬だけ目が冴えるんです。
    決勝戦に備えて、今から仮眠を取ろうかな?
    by sknys (2006-07-10 00:25) 

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