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スウィート・サッカー・ダンス 1 [s o c c e r]

  • ジャックは最初の休み時間に、それから何年もの間情熱の対象となるべきものをもう発見していた。試合は学食での昼食の後の休み時間と、寄宿生と半寄宿生と放課後残って自習する者にとって、4時の最終時間の前の1時間の休みに行われた。この時には、1時間の休み時間を利用して子供たちはおやつを食べることができたし、翌日の予習をする2時間の授業を前にしてくつろぐことができた。ジャックにとっておやつを食べるなどということは問題外であった。サッカーに取りつかれた連中と一緒に、彼はセメント敷の中庭に飛び出したが、その中庭は四方を太い柱に支えられたアーケードに取り巻かれ(その下を、作文の良くできる者や勉強家がお喋りをしながら散歩していた)、4つか5つの緑色のベンチが並び、また鉄柵で保護された大きな無花果の木が植えられていた。2つのチームが中庭をニ分し、ゴールキーパーが両側の奥の柱の間に位置すると、大きな柔らかいゴムのボールが真中に置かれた。審判はおらず、キックオフと同時に叫び声と突進が始まった。すでにクラスのもっとも優れた生徒たちと対等に話をしていたジャックが、優れた頭を持たない代わり、たいていは力強い脚とスタミナに恵まれていた出来の悪い生徒たちからも尊敬され、愛されていたのは、このコートの上であった。
    アルベール・カミュ 『最初の人間』

  • 「貧者のスポーツ」と半ば蔑まされて来たフットボール。悪名高いフーリガンの存在も、労働者階級が熱狂的に支持するスポーツ(テニスやゴルフにフーリガンはいない!)という観点から見なければ何1つ理解出来ない。スペイン国内リーグのTV放映有料化問題が同国会の議題に昇り、内外の注目を浴びたこともあった。貧乏人にはTV観戦(無料)さえ儘ならない時代になって来たのだろうか?‥‥エリザベス女王がベッカムのケガの状態を気遣ってみせるのも笑止千万だし、サッカーほど「天覧試合」の似合わないスポーツもないでしょう。1998年W杯で優勝したフランス代表は移民を中心とした多民族・多人種から成る混合チームだった。フランス語圏(海外県?)と言えば聞こえは良いけれど、その多くは嘗て自分たちが植民地化した国からの移住者たち。今になって移民を排斥しようとする極右政党(FN)の主張は「自己矛盾」も甚だしい。ジネディーヌ・ジダンの軽やかなプレーを観ていると、アルベール・カミュ『最初の人間』(新潮社 1996)の主人公と2重写しになって何故か胸が熱くなってしまいます。

    アルジェリア移民の息子(2世)ジダンとアルジェリア生まれのジャック少年──《休み時間に中庭で行われるサッカーは彼の王国であった。》《遊びについて言えば、問題は何よりもサッカーだった。》──、彼はリセ中庭(コンクリート敷!)でのサッカーを、靴の底が直ぐに磨り減ってしまうという理由で祖母に禁じられただけでなく、厚底靴の寿命を延ばすために靴底に大きな円錐形の鋲を打ち付けられてしまう(まるで「グリム童話」から抜け出て来た吝嗇な鬼ババア?‥‥みたいな逸話ですね)。ジダン≒ジャック少年という等式は現在のアルジェリアや旧宗主国フランスの移民地区、そして世界中の貧しい国々の路上でボールを蹴っている無数の少年たちの「イコン」でもある。1998年W杯フランス大会決勝戦のヘディング2発や、2002年欧州チャンピオンズ・リーグ(CL)決勝戦の芸術的なボレー・シュートを彼らは観ることが出来たでしょうか?

                        *

    W杯ドイツ大会2006の開幕戦はA組ドイツvsコスタリカだった。従来は前回の優勝国が闘いの口火を切る習わしになっていたが、今大会から開催国がオープニング戦を飾ることになった。サッカーという「球技」は何故か地元優位のスポーツで、W杯予選や国内リーグ戦をも含めて圧倒的なホーム有利の原則の許にある。アウェイでは引き分け狙い、ホームでは無敗でも敵地では1勝も出来ないクラブ・チームも珍しくない。W杯でも地元有利の原則は変わらず、ホーム→アウエイの2試合を闘う予選や国内リーグ戦とは異なり、他の31ヵ国はアウェイ状態を余儀なくされる。たとえ隣国で、サポータが大挙押し寄せた実質的なホームと化しても意外と苦戦を強いられたりする。1998年フランス大会は開催国の優勝、2002年日韓共催も日本は予選突破(ベスト16)、知将ヒディングの采配も的中して韓国をベスト4へ導いた。本大会開幕戦(9日ミュンヘン)は前半6分にラームの左サイドからゴール右上隅のシュートでドイツが先制‥‥その後、FWワンチョペとクローゼが共に2発という点の取り合いになったものの、4ー2でドイツの快勝‥‥司令塔バラックの怪我による不在を感じさせない開幕戦だった。

    サッカーは数ある球技の中でも例外的に点の入り難いゲーム。1ー0や0ー0というスコアが一番多い。つまり無失点に抑えることが出来れば悪くても引き分け、逆に1点さえ取れば1ー0で辛勝というケースも少なくない(その虎の仔の1点が入らないのだが!)。B組トリニダード・トバゴvsスウェーデン(10日ドルトムント)は真っ白いポプラの綿毛がグラウンド上を飛び交う幻想的な雰囲気の中で行なわれた。イブラヒモビッチ、ラーッション、ユングベリの3強FWを擁するスウェーデンのスピード感溢れる攻撃。後半1分に2枚目のイエローカードで退場者を出し1人少なくなったトリニダード・トバコがゴールを死守して0ー0のドロー!‥‥試合後、まるで優勝したかのように大喜びするトリニダード・トバゴ選手たちと、気落ちして茫然自失状態のスウェーデン・サポータの姿が対照的だった。

    MFネドヴェドを中心としたFIFAランキング第2位のチェコは素晴しいチーム。ウルチカ・パスと称する3人のトライアングルで綺麗にパス交換しあって、相手ゴールに迫る。ボールを奪われた瞬間、速い攻守の切り換えで前線からFW選手がプレスを賭けてボールを取りに行く。攻撃=パス、守備=プレスという、終始走り続けて体力を消耗〜後半の急所で脚が止まってしまう日本代表選手たちに見習って欲しい戦術だ。E組アメリカvsチェコ(12日ゲルゼンキルヘン)は美しい幾何学的なパスワークと素速いプレスでアメリカを翻弄‥‥前半5分右サイドからDFグリゲラの精確なセンタリングを長身FWコレルが豪快なヘディングを、同36分、後半31分にMFロシツキーがミドルシュート2発を決めて、チェコが3ー0で快勝。アメリカ代表のMFドノヴァンやレイナは何も出来なかった。

    ドイツ大会で採用されている白地に黒金縁のヒョウタン柄(?)の公式ボールは飛び過ぎるような気がする。サイドからのクロスやCKが大きくなり、FKがゴールをオーヴァーする場面を何度も目の当たりにした。シュートが揺れて落ちる、ゴールキーパー泣かせのボールと言われる所以である。ミドルシュートによる得点が多いのも今大会の特徴〜新ボールの影響ではないかという声もある。丸いボールを脚か頭(もしくは手以外の部分)でゴールに入れるだけの単純極まりない球技の難点は、微妙なオフサイド判定と引き分け試合が多いこと。オフサイド自体は攻撃の選手がボールを蹴った瞬間、ボールを受ける選手が相手DFより前に出ているかどうか?‥‥という単純明解なものだが、その判定の正否とは別に、このルールが感覚的に受け入れられるかどうかが、いわゆる素人サッカー・ファンと熱狂サポータとの分かれ目になる。リーグ戦でのドローは予選突破への戦術も含めて価値があるものの、一発勝負のトーナメント戦では両チーム共に出来れば避けたい。引き分け→延長戦→PK戦という体力と精神力の消耗戦になるからだ。点の入り易い(?)W杯仕様のポールは思わぬ大差のゲームや、ロスタイムで同点のドラマを産んでいる。

    B組イングランドvsパラグアイ(10日フランクフルト)は試合開始直後(前半3分)のラッキーな1点(MFベッカムのFK→DFガマラのオウンゴール)を守り切った無味乾燥なゲームだったが──長身FWクラウチにボールを上げるだけの単調なプレイスタイルにも異議あり!──、第2戦の対トリニダード・トバゴ戦(15日ニュルンベルグ)は面白かった。0ー0のまま迎えた後半13分、オーウェンに代えてFWルーニーを投入してからのイングランドは覚悟を決めて点を取りに行く(2バック攻撃型!)意志統一が出来ていた。しかし、シュートを打ってもゴールの枠内へボールが飛ばなければ意味はない。後半38分ベッカムの精確無比な右サイドからのクロスをクラウチがヘディング・シュート‥‥同44分MFジェラードの狙い澄ましたミドルシュートが左隅に決まる。クロスの精度とシュートの精確性‥‥1点を守り切った初戦の老獪さと共に、日本代表に欠けている基本的な技術の1つでしょう。

    死のC組アルゼンチンvsセルビア・モンテネグロ(16日ゲルゼンキルヘン)のアルゼンチンは本当に凄かった。前・後半で3点ずつの計6点!‥‥特に壁パス2つを通したMFカンビアッソの2点目(FWクレスポのヒールパス!)は、華麗なサッカー・ダンスを見るようだった。後半20分FWケジュマンの退場後のセルビアは半ば戦意喪失状態!‥‥同30分すぎからのクレスポ、テヴェス、メッシのFW3人揃い踏みの3連発はアルゼンチンの独壇場だった。合計3人の退場者を出したE組イタリアvsアメリカ(17日カイザースラウテルン)は壮絶を極めた死闘だった。アメリカの攻勢が続く中、前半22分にMFピルロのFK→FWジラルディーノのダイヴィング・ヘッドでイタリアが先制。しかし同27分、DFザッカルドのクリアミス→不運なオウンゴールで同点になった直後、MFデロッシの肘打ち〜FWマクブライドの流血で一発レッド退場!‥‥同45分DFマエストロのピルロへの危険なスライディングタックルで同じく退場、さらに後半開始直後DFポープが2枚目のイエローで3人目の退場者‥‥と、10対9の数的優位のイタリアが攻め立て、アメリカがカウンターを仕掛けるという「泥試合」になってしまったが、そのまま1ー1で引き分けた。

                        *

    もしサッカーと言う世界的なスポーツが、この世に無かったら‥‥と想像すると不思議な気分に襲われる。今、プロで活躍している選手たちの多くは単にボールを足や頭で扱うのが上手い人というレベルに甘んじているのではないか(それ以前に、その特別な才能に本人自身が気づいていない可能性も高い)。いくら足技に優れていようと、現実生活には殆ど何の実益も期待出来ない特殊技能に近い(強靭なキック力の持ち主ならマーシャル・アーツが、巧みな足捌きならタップ・ダンスがあるけれど‥‥)。手先の器用な人なら、例えばピアノ&ギター奏者とか手芸の達人、時計職人、ネイル・アーティスト、刺青師、日曜大工(DIY)、大道芸人(ジャグラー)、手品師、掏摸 etc.‥‥と実生活での芸術&有益性も高く、それなりの充実した人生を送れそうですが、逆に足技に優れている(ボール扱いが堀池巧?)からといっても、その特技を披露出来るのは精々宮廷で執り行われているらしい「蹴鞠」や、サーカス団の玉乗りピエロぐらいのもので、その多くは奇人・変人の類いで一生を終えてしまったでしょう。

    ところが幸運にもフットボールという世界的なスポーツ(球技)が存在している御蔭で一流選手たちはスーパー・スター並みの人気や名声や名誉だけでなく、若くして莫大な収入を得ることも可能なのだ。本当に羨ましい限りですね(今度生れ変わるなら絶対にプロ・サッカー選手?)。それにしても何故、手を使わずにボールをゴールへ入れるだけの単純極まりない「蹴球」が、これ程までに世界中の人々を熱狂・昂奮させてしまうのか?‥‥かつては試合の結果が引き金になって両国間で戦争が勃発したこともあったし、試合中にミスを犯したDF選手が母国で射殺されるというショッキングな事件も記憶に新しい。もしかすると、DNAに組み込まれた原始時代の人類の失われた「本能」の一部なのかもしれません。一体どんな「本能」なのか?‥‥と問われても皆目見当も付かないのですが。

                        *

    • 「仔猫パンチ」の可愛いさに負けて(ピンボケなのに)UPしちゃいました。まだ自分でミルクを飲めません。母ネコ不在の場合はスポイトで数時間おきに与えるそうですが‥‥これが本当の〈Sweet Sucker Dance〉!?

                        *



    最初の人間

    最初の人間

    • 著者:アルベール・カミュ(Albert Camus)/ 大久保 敏彦 (訳)
    • 出版社:新潮社
    • 発売日:1996/08/30
    • メディア:単行本
    • 目次:父親の探索(二輪馬車の上で‥‥ / サン=ブリウー / サン=ブリウーとマラン (J・G) / 子供の遊び / 父親・その死・戦争・テロ / 家族 / エティエンヌ / 乙 小学校 / モンドヴィ──植民地化と父親)/ 息子あるいは最初の人間(リセ / 鶏小屋と鶏の首切り / 木曜日とヴァカンス)/ 自己にたいする不可解さ / 補遺 / 最初の人間(覚書と筋書)/ 二通の手...紙 / 原注 / 補遺の注 / 訳者あとがき


    Mingus

    Mingus

    • Artist:Joni Mitchell
    • Label:Asylum
    • Date:1990/10/25
    • Media:Audio CD
    • Songs:Happy Birthday 1975 / God Must Be A Boogie Man / Funeral / Chair In the Sky / Wolf That Lives In Lindsey / I's A Muggin' / Sweet Sucker Dance / Coin In The Pocket / The Dry Cleaners From Des Moines / Lucky / Goodbye Pork Pie Hat

    タグ:SOCCER world cup
    コメント(11)  トラックバック(2) 

    コメント 11

    こにゃ

    こんにちは^^
    W杯楽しいんですけど、日本がこんな状況だと面白さも半減。←仕方ないですけど・・・。
    トリニダード・トバコの選手達の喜び凄かったですね。
    こんな試合を次の対ブラジル戦、日本もしてくれれば嬉しいのですが。

    にゃこ☆かわい~ん♪
    仔猫の愛らしさには、いつでもめろめろ^^
    by こにゃ (2006-06-21 15:03) 

    モバサム41

    サッカーがらみなんで、TBしときますね。
    うちのオール・フランス・チームは強いよ(笑)
    by モバサム41 (2006-06-21 17:36) 

    sknys

    こにゃさん、コメントありがとう。
    トリニダード・トバゴは惜しくも予選敗退しましたが、
    あの笑顔は忘れられません。

    W杯日本の直前予想は「3戦全敗の可能性もある」でした(笑)。
    ‥‥あのPKさえ入っていたら、クロアチアの楽勝だったのに。
    後はブラジルが侍ブルーに情けを掛けて(負けて?)くれるかどうかです。
    コンフェデ杯のアドリアーノみたいに、「ジーコ催眠」で眠くなぁ〜れ !?

    写真の仔猫はミカン箱の中に入れられて捨てられていた2匹の片割れです。
    この日は、カラスに襲われていた別の仔猫も救出!
    (話が長くなるので)結論だけ書くと‥‥幼い3匹は救われました。
    by sknys (2006-06-22 00:09) 

    sknys

    モバサムさん、コメントありがとう。
    スイスvs韓国が引き分けた場合、対トーゴ戦を2点差で勝たないと、
    レ・ブリュのW杯が終わってしまう(ジダンの勇姿を一生見れない!)。
    暗黒魔王の力で何とかならないでしょうか?
    by sknys (2006-06-22 01:26) 

    ぶぅ坊です。

    ブックマークありがとうございます。
    最近、本を読んでもUPしていないので…つまんないブログになってますが…
    食べ物は満載ですので、また、来てやってください。
    ちなみに今、内田百閒「ノラ」を読んでいます。
    随分前に読み始めて、途中でなげだしていました。
    で、今ごろ読んでます…
    本はぼちぼちUPしますので。

    ちなみに私もサッカーに燃えています!
    イギリスのサッカーはアグレッシブで楽しいですね。
    ドバコもがんばってたんだけど…なかなかいい試合でした!

    最近はポルトガルのC・ロナウドのプレーが楽しいぶぅ坊です。
    by ぶぅ坊です。 (2006-06-22 22:08) 

    ぶぅ坊

    なんどもすみません。
    本のUPしたので、トラックバックさせていただきました。
    これからもよろしくです。
    by ぶぅ坊 (2006-06-22 23:51) 

    sknys

    ぶぅ坊さん、コメントありがとう。
    最近、読書量がガタ落ちで〈猫ゆり3〉のメドも立っていません(汗)。
    「ぶぅ坊と‥‥図書館食堂」(タイトルが変わったんですね!)の
    新メニュー(献立)も美味しそうです‥‥実際に作ったりはしませんが。

    C・ロナルドの他にも、F・トーレスとか、イケメンFWが活躍する中で、
    強面ドログバちゃんやモアイ像顔テベス、ポニー&馬面カモラネージなど、
    インパクト顔の選手にも注目!

    日本vsブラジルでは、華麗&トリッキーなプレイ以前に、精確なトラップ、
    パス、シュートという基礎技術の差を見せつけられました。
    不甲斐ないFW高原と柳沢、不調の俊輔、孤軍奮闘のヒデ
    ‥‥日本は後半に小野を投入すべきでしたね。
    by sknys (2006-06-23 21:53) 

    ao

    こんばんは~
    遅くなりましたが先日はご訪問ありがとうございました。
    sknysさんもネコ好きですか♪救出された3匹の猫ちゃんに
    素敵な里親さんがみつかるといいですね(^^

    サッカー、わたしは全くわからないので・・・(^^;
    by ao (2006-06-25 00:46) 

    sknys

    aoさん、コメントありがとう。
    C公園の宏大な敷地内に数匹の猫たち
    ‥‥どちらかと言うと「カラス天国」でしょうか?
    このまま放置すればカラスどもの餌食になるのは目に見えています。

    毎日公園に来ている(弱肉強食の修羅場を目撃して来た!)
    ネコウォッチャーたちは「ちょうど食べ頃‥‥」などと軽口を叩く。
    ミカン箱の中に仔猫3匹、カリカリと水を入れ、木の板と石でフタをして
    茂みの奥に隠す。

    ‥‥翌朝、写メを撮っていた女性が3匹の里親になってくれたそうです。
    3匹は救われて生きる運命だった‥‥と語るネコウォッチャーの言葉が
    安堵と共に、胸に刺さりました。
    by sknys (2006-06-25 13:55) 

    こにゃ

    よかったです~ホッ
    その場しのぎで差し伸べる手よりも
    ちゃんと飼い主と暮らせるのがいいですよね。
    (それぞれ諸事情があるでしょうが)
    この写真、子供がギュって抱いているのが印象的。
    そうそう、小さい子って接し方にまだ慣れていないから
    逃げないように強く握ってしまうのよね。猫にとっては天敵です(笑)
    3匹の仔猫たくましく成長してもらいたいなぁ♪
    by こにゃ (2006-06-25 20:34) 

    sknys

    以前は、公園のノラ猫の方が過保護な飼い猫より自由闊達で良いなぁと
    想っていましたが、病気や怪我、外敵、気候(寒冷)‥‥を考慮すると、
    家猫として飼われた方が幸せですね。

    こにゃさんの仰るように、仔猫を放す際にも投げ捨てちゃうので、
    周りの大人たちはハラハラしながら見守っていました。
    何度注意してもダメなんだから‥‥捨てた元飼主も含めて、
    人間は猫の「天敵」です。
    by sknys (2006-06-26 20:42) 

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